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サッカーの特異性と怪我

2023.05.07 | Category: サッカーでの怪我

サッカーは、その他のスポーツと比較して独自の特異性を持っています。以下は、その特異性のいくつかの例です。

  1. 連続性と流動性:サッカーは流動的で連続的なスポーツであり、試合の流れが途切れることが少なく、常に選手が動き続けています。
  2. 足技の重要性:サッカーは、足技が非常に重要なスポーツです。選手は、正確で速いパスを送ったり、シュートを決めたりするために、足技を磨く必要があります。
  3. チームプレーの重要性:サッカーは、個人の技量だけでなく、チームプレーの能力も重要なスポーツです。選手は、チームメイトとの連携や相手チームの動きの読みを正確に把握し、戦略的に動くことが求められます。
  4. ピッチの広さ:サッカーのピッチは、他のスポーツと比較してかなり広いため、選手は広範囲に渡るプレーを行う必要があります。
  5. プレッシャーの高さ:サッカーは、相手チームのプレッシャーが非常に高いスポーツです。選手は、限られた時間内に正確で迅速な判断を行い、相手チームのディフェンスを突破しなければなりません。

これらの特異性により、サッカーは独自の魅力を持ち、多くの人々に愛されています。

サッカー選手が怪我をする原因はさまざまであり、衝突、転倒、過剰な負荷、反復的な動作などが挙げられます。主な怪我のタイプには、以下のようなものがあります。

  1. スプレインや捻挫:足首や膝などの関節を痛めることが多く、軽度の場合は安静にして経過を見ることで治療できますが、重度の場合は手術が必要になることもあります。
  2. 骨折:骨が折れてしまうことがあり、治療には骨を固定するためにギプスを装着したり、手術をすることがあります。
  3. 筋肉の損傷:筋肉が損傷することがあり、軽度の場合は安静にして休息をとることで治療できますが、重度の場合は手術が必要になることもあります。
  4. 腰痛:長時間の運動や過剰な負荷によって、腰部に痛みが生じることがあります。
  5. 頭部外傷:ボールや相手選手との衝突によって、頭部に損傷が生じることがあります。軽度の場合は安静にして休息をとることで治療できますが、重度の場合は手術が必要になることもあります。

怪我をしてしまったときは適切な処置をすることが大切で、選手生命を伸ばすために必要不可欠だと言えます。

足関節捻挫の解説@足首の捻挫

2023.05.07 | Category: ケガの解説

足関節捻挫は、足首の内側や外側にある靭帯が伸びたり断裂したりすることで発生します。靭帯は骨と骨を結びつけ、関節を安定させる役割を持っています。足関節捻挫は、運動中や日常生活での転倒や不注意な着地などで発生することが多く、痛みや腫れ、内出血などの症状を引き起こします。

足関節捻挫は、軽度から重度まで様々な程度があります。軽度の捻挫では、靭帯が僅かに伸びたり、わずかに断裂することがありますが、重度の捻挫では、靭帯が完全に断裂することがあります。軽度の場合は、自然治癒によって回復することができますが、重度の場合は手術が必要な場合もあります。

足関節捻挫の程度によって、以下のように分類されます。

  1. 軽度(Grade 1):靭帯が伸びたり、微小な断裂がある程度で、歩行可能である場合が多い。
  2. 中等度(Grade 2):靭帯が部分的に断裂しており、歩行が困難な場合がある。
  3. 重度(Grade 3):靭帯が完全に断裂しており、足首が不安定になっている。歩行が困難であることが多い。

足関節捻挫の治療は、程度に応じて異なりますが、以下のような方法が一般的に用いられます。

  1. レスト:靭帯を休め、負荷を控えることで、回復を促します。
  2. アイシング:氷や冷却パッドで足首を冷やすことで、痛みや腫れを抑えます。
  3. 圧迫:包帯やテーピングで足首を圧迫することで、内出血を抑えます。
  4. 高さをつける:足首を心臓より高くすることで、腫れを抑えます。
  5. 痛み止めの薬の処方:痛みや腫れを抑えるために、痛み止めの薬が処方されることがあります。
  6. フィジカルセラピー:医師や理学療法士による、運動やマッサージ、ストレッチなどの施術によって、関節の可動性を回復させます。

一般的に、軽度の足関節捻挫の場合、自己治癒することができますが、中等度や重度の場合は、適切な治療を受けることが重要です。

ぎっくり背中って知っていますか?

2023.03.16 | Category: ケガの解説

みなさんはぎっくり背中という言葉を聞いたことはありますか?ぎっくり腰は聞いたことはあるけど…という方が多いかもしれません。そうです。ぎっくり腰の背中版、それがぎっくり背中です。

普段行わない動作や、慣れていないことを行った際に急に背中が痛くなることを、ぎっくり背中と呼びます。ぎっくり腰と同じで、ある特定の筋肉や神経の損傷を指す言葉ではなく、背中の組織の損傷の総称として呼ばれています。ぎっくり腰は腰回りの組織の損傷の総称、ぎっくり背中は背中の組織の損傷の総称、そういうことです。

ぎっくり背中の原因ですが先に述べた通り普段行わない動作をした時に発生します。普段しない動作ということは普段あまり使わない筋肉を使っているということです。使うことの少ない筋肉は筋肉の膜である筋膜、筋肉実質が固くなってしまいます。その固くなってしまった筋肉を動かすことによって生じる損傷がぎっくり背中です。

背中の筋肉が固くなってしまうことにより猫背になってしまったり、筋肉の血流が悪くなることにより疲れが取れにくくなったりもします。さらに猫背になってりまうと筋肉が余計に引き伸ばされてしまいぎっくり背中のリスクが上がってしまう悪循環になってしまいます。

「運動習慣をつけたほうがいい」巷では漠然と言われていたりします。適度な運動習慣をつけることによって筋肉が固まってしまうのを防ぎぎっくり背中を予防することができます。これは寝違えやぎっくり腰の予防にもなります。

ぎっくり背中を繰り返し起こしてしまうと猫背など悪い姿勢も発生にもつながります。正しい姿勢をとるためにも運動習慣をつけぎっくり背中を予防していきましょう。

東海市、知多市、大府市でぎっくり背中なら「ARK接骨院」へお任せください。

筋肉痛の予防するには?

2023.03.16 | Category: ARKが得意なこと

筋肉痛の予防と対策

筋肉痛にの原因についてはこちらで解説しています。

辛く痛い筋肉痛に積極的になりたい人はなかなかいません。できたら筋肉痛にはなりたくないものです。痛い思いをしなくて済むならその方が良いです。今回はそんな筋肉痛の予防方法と対策について触れてみたいと思います。

1、アイシング
アイシングは筋肉痛を早く収める効果もあります。そして、アイシングが優れているのは筋肉痛を予防する効果もあることです。運動直後にすぐアイシングを行うことによって筋肉の温度が必要以上に上がらないようにしてくれます。そうすると、炎症自体が起こるのを抑えることができます。炎症が起きなければ筋肉痛は起こりません。なので運動強度にはよりますが筋肉痛対策としてアイシングはとても有効です。「筋肉痛に困ったらアイシング」「筋肉痛に困る前にもアイシング」と覚えておきましょう。

2、ストレッチをして筋肉を伸縮させる

アイシングと同じように運動が終わってすぐのストレッチも筋肉痛の対策として有効だと言われています。しかし、アイシングとと違い思いっきり伸ばしたり強引に伸ばしたりすると逆に筋肉を傷つける結果になってしまうことがあります。ストレッチを行う際は、伸ばして痛いか痛くないかのギリギリの部分までで抑えるようにしましょう。

3、準備体操を行う

これは皆さんやっているかもしれませんね。準備体操を行うことによりその動作で機能する筋肉の筋線維をたくさん動員してその運動に取り込むことができます。逆に準備体操を怠ってしまうと使える、動員される筋肉の筋線維が少なくなるので、その分筋線維単位で見た時に動員される各筋線維に大きな負荷が掛かってくるので筋肉痛が起こりやすい状態になってしまいます。

4、運動中の水分補給を心掛ける

運動中に水分補給を怠ってしまうと筋肉の膜である筋膜が固くなってしまいます。それにより少しの動作で筋肉に摩擦が起こる状態になります。その摩擦によっても筋肉痛は起こってくるので、筋肉痛予防として運動中の水分補給は必須だと言えます。脱水状態やそれに近い状態が運動中続くことは筋肉痛の一因になりえます。こまめに水分補給しましょう。

以上簡単に筋肉痛の予防法と対策について触れてみました。筋肉痛に負けない習慣をつけていきましょう。

東海市、知多市、大府市で筋肉痛の予防なら「ARK接骨院」へお任せください。

筋肉痛のメカニズムと回復

2023.03.15 | Category: ARKが得意なこと

意外と知らない筋肉痛のメカニズム

動いた後や慣れない動きをした時に起こる筋肉痛がどうして起こるのか知っていますか?実は医学的にははっきりとは解明されていないんです。筋肉痛は広い意味で肉離れや筋挫傷を含みますが、一般的には運動終了後、数時間から数日の間に起こる遅発性筋肉痛の事を指します。骨や関節を動かし様々な動きを担っている筋肉は、筋線維と呼ばれる線維の束で作られています。その周りを包んで筋肉同士を連結させているものを筋膜と言います。痛みや刺激を伝達している神経の殆どが筋膜に存在しており直接筋線維には繋がっていないとされています。なので筋肉痛の原因は筋肉自体が傷ついたことにより引き起こされたものではないというのが定説でした。

「筋肉痛の原因」いくつかの説

1、乳酸などの疲労物質の蓄積

筋肉が活動をすると乳酸などの疲労物質が溜まっていきます。普段は速やかに代謝されるため問題は無いのですが、慣れてない動きをしたときや、強度の強い運動をしたときなどは乳酸の発生が活発になります。そうすると代謝が追いつかなくなり乳酸が筋肉に蓄積していくことになります。この乳酸溜まると筋肉は凝り固まり神経を刺激して炎症を起こしたり炎症による痛みが発現するとされています。

2、筋肉が損傷を受ける

最近新しい説として出てきたもので、筋肉は損傷を受けたことによって炎症を起こし痛みを伴い筋肉痛(軽度肉離れ)として発現するというものです。この説では1で説明した乳酸は実は筋肉に溜まることなく速攻で代謝されて無くなるとされています。

今の所こちらの2つの説が有力だとされています。

「筋肉痛からの回復」原因やメカニズムは置いておいて、筋肉痛を早く治したいのは皆さん共通だと思います。そこでいくつか回復方法を紹介します。

1、痛い場所を冷やす
運動直後のだるいような筋肉痛や痛みが特に激しい場合などに有効です。アイシングと呼び氷などで冷やす方法や流水を当て続けるものまで様々な方法があります。患部を冷やすことにより血管が収縮し血流と神経の促通速度が制限され遅くなります。アイシングを行う目安としては1回20~30分、痛い時間に一日数回行うと良いとされています。

2、痛い場所を温める
ズーンと重いような痛みには温めるのも有効です。温めることは筋肉痛を早く治すために即効性のある方法だとされています。温めて血流を良くすることにより乳酸や疲労物質、炎症物質(プロスタグランジンやブラジキニン)の早期代謝に期待できます。それだけでなく傷ついた部分、損傷した部分の修復に必要な栄養素や物質も運ばれやすくなります。

3、軽い運動を行う

筋肉痛の状態で激しい運動を行うことは辛いですし、中々やる気も起こりません。そんな時は軽く身体を動かすだけでも筋肉痛の回復には役に立ちます。温めたときと同じ理由で運動をすると体温が上がり体中の血流が良くなります。そうすることによって筋肉痛のある場所の代謝も上がるので筋肉痛からの回復には軽い運動も有効です。これを積極的休養と呼んでいます。

4、栄養補給をしっかりする
筋肉はアミノ酸から作られています。アミノ酸というのはタンパク質を分解したもので食品で言うと肉、魚、牛乳などに豊富に含まれています。大豆やえんどう豆にもタンパク質が含まれていますが、筋肉痛の緩和が目的であれば動物性タンパク質を摂った方が良いでしょう。これは植物性タンパク質は動物性タンパク質より吸収率が低いためです。この他にアミノ酸スコアを参考にすると良いとも言われています。アミノ酸スコアのMAXは100です。肉、魚、牛乳、大豆、そばなどのアミノ酸スコアは100と高いです。比べて米や麦のアミノ酸スコアは40~65程度なので、アミノ酸スコア的にも筋肉の回復に寄与しにくいと言えます。優先順位として肉、魚、牛乳>大豆>その他の植物性タンパク質と覚えておくと良いでしょう。他にはビタミンB郡などを摂る事も有効だとされています。これも肉や魚に含まれています。

5、睡眠時間の確保
睡眠している最中には身体の修復は盛んに行われます。睡眠時間が少ないと睡眠を十分取った時に比べ身体の回復が8割程度になってしまうとの研究もあります。筋肉痛が酷い時は早めに就寝することに心がけ、睡眠時間を十分に確保しましょう。

以上いくつか例を挙げてみました。他にもいろいろな方法があるので気になる方はお問い合わせください。

東海市、知多市、大府市で筋肉痛を早く治したい方「ARK接骨院」へお任せ下さい。

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