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ケガの解説 | 東海市富木島町 ARK接骨院 - Part 10の記事一覧

東海市でバスケットボールでの怪我ならARK接骨院

2018.04.04 | Category: ケガの解説,バスケットボールでの怪我

バスケットボールで起こりうる怪我について簡単に解説します。

ジョーンズ骨折

ジョーンズ骨折とは第5中足骨基部骨折の別名で足の外側、小指の骨折です。

夏休みや春休みなど短期間で急激に増えた運動量、アスファルト上での走りこみを行ったあと疲労の溜まった状態で受傷した足関節の捻挫に起因して発生することが多いです。

また、金属が繰り返し曲げ伸ばしされ疲労しパッキリ折れるように、骨に疲労が溜まり金属と同じようにパッキリ折れてしまうこともあります。

 

ジョーンズ骨折の症状としては、痛みがまず起こります。ただ、そこまで強い痛みではなく、徐々に痛みが出ていき異常を感じてレントゲン検査をして初めて骨折と分かるような怪我です。骨折にはいろいろな種類がありますが、ジョーンズ骨折は疲労骨折です。歩き過ぎが原因になることもあった為、行軍骨折と呼ばれることあります。

疲労骨折とは、度重なる骨へのストレスで骨が蓄積したダメージに耐え切れず骨折してしまうもので、スポーツ障害の一種です。

疲労骨折の場合は、1回の強い衝撃で起こる骨折に比べて最初の痛みは軽いです。

その為、怪我をした直後は大した怪我ではなさそうですが、実際は骨折しているので大きな怪我ということになります。

ジョーンズ骨折では腫れもそこまで強くはなく、自力で歩行可能な場合が多いです。

ただ、適切な処置、テーピングを行わないと1年の中で2回受傷してしまうということもありえます。

足関節捻挫

足関節の捻挫には内反捻挫と外反捻挫の2種類があります。

中でも多く起きるのは足首が土踏まずの内側が上を向くような形になった時に受傷したもので、それを内反捻挫といいます。

外反捻挫は起こる頻度こそ少ないですが受傷してしまうと剥離骨折などを併発してしまう事も多く治るのに時間が長くかかってしまいます。

捻挫の分類としてはⅠ~Ⅲ度まであり後述する通りです。

Ⅰ度

靭帯組織の微細な損傷で内出血を伴い、疼痛、機能障害、腫脹は軽度です。関節がグラグラするような不安定性はみられません。

Ⅱ度

靭帯組織の部分断裂で、疼痛、腫脹、内出血などは明らかにみられます。機能障害もあり、関節がグラつく不安定性もみられます。

Ⅲ度

靭帯組織の完全断裂であり、疼痛、圧痛、腫脹、内出血の他、不安定性が明らかにみられます。場合によっては手術も必要となる場合もあります。

シェーバー病

コートを走っていたりジャンプしたりした時に踵が激しく痛くなったらシェーバー病の可能性があります。別名踵骨骨端症とも言う。バスケットボールシューズが足に合っていない場合、紐の縛り方が適切でない場合などに発生します。8~15歳頃まで発生し男女比では5、6倍男子に多く発生します。

シンスプリント

走ったりジャンプをしたりした時にスネの内側が痛かったら疑うべきはシンスプリント。別名、脛骨疲労性骨膜炎。練習量が増えるとふくらはぎの筋肉が固くなってしまい筋肉の牽引力によって脛骨内側の骨膜が炎症を起こし痛くなってしまう症状です。

 

東海市 大府市 知多市でバスケットボールでの怪我でお悩みの方「ARK接骨院」へお任せください。

東海市 アキレス腱の痛みならARK接骨院

2018.04.03 | Category: ケガの解説

アキレス腱の痛みについて紹介します。

アキレス腱とは、脹脛(ふくらはぎ)の筋肉と踵骨(かかとの骨)を繋いでいる腱です。

アキレス腱周囲炎

アキレス腱周囲炎とは、滑液包(滑液で満たされた袋で、皮膚、筋肉、腱、靱帯などと骨がこすれる部分でクッションとして衝撃を吸収し摩擦を軽減する物)の痛みを伴う炎症です。

アキレス腱後方での滑液包炎は、スポーツ選手では女性に多く見られます。強度の強い競技をしている男性でも発症します。靴のヒールカウンター(かかとの後ろを支える硬い部分)に、かかとの後ろの軟部組織が繰り返し圧迫される歩き方や走り方をすると、滑液包炎を起こしたり、悪化してしまい炎症がアキレス腱にまで広がり、アキレス腱炎へ移行してしまうこともあります。

 

アキレス腱炎 

アキレス腱実質の炎症でアキレス腱周囲炎より強い痛みがあり、足関節の底背屈に伴い疼痛も発生します。また、足関節を底背屈させる際にアキレス腱がギシギシときしむ感じがすることもあります。

アキレス腱炎を放置してしまったときの続発症としては扁平足、足底筋膜炎などがあります。特に足底筋膜炎になってしまうと歩く度に足底に刺すような痛みが走り大変です。またアキレス腱が部分断裂したり、完全断裂したりしてしまうこともあり、完全断裂してしまうと手術して6~8ヶ月のリハビリが必要になってしまいます。

アキレス腱のトラブルを予防するには運動や長時間立っていたあとに脹脛の柔軟性を確保することが重症です。他には足関節のアライメント不全や亜脱臼などもアキレス腱炎を遷延させる要因になります。

競技を行う際はアキレス腱実質の保護及びサポートと脹脛のサポートテーピングを巻いた上で競技に参加します。

 

症状としては成長期の成長痛は踵及びアキレス腱の付着部が痛む事があります。これは骨端線と呼ばれる成長期特有の柔らかい骨が衝撃やアキレス腱の牽引力によって引っ張られて起こる症状です。アキレス腱炎やアキレス腱炎と症状が似ているため鑑別が必要になります。

 

東海市 知多市 大府市でアキレス腱の痛みにお悩みの方「ARK接骨院」にお任せください。

 

東海市 接骨院 サッカーでの怪我

2018.04.03 | Category: ケガの解説,サッカーでの怪我

サッカーでよく起こる怪我について解説します。

 

まずは大腿部前部の肉離れです。

大腿部には大腿四頭筋という筋肉が付いています。大腿四頭筋は名前の通り、表層部より大腿直筋(だいたいちょっきん)、外側広筋(がいそくこうきん)、内側広筋(ないそくこうきん)、そして深部にある中間広筋(ちゅうかんこうきん)と呼ばれる4つの筋肉で構成されています。サッカーで肉離れが好発するのは大腿直筋になります。

大腿直筋を肉離れするとまず膝を伸ばす度に患部が痛みます。これは大腿直筋が膝蓋靭帯に通じており膝蓋骨を経由して膝を伸ばす(伸展)させるときの主働筋になるからです。なので走り出す際やボールを蹴る動作をする時に痛みがでます。

肉離れは軽い順から1度2度3度に分類されており3度の肉離れは重症で治癒するまでに長い時間が掛かります。

肉離れについて詳しくはこちら

 

次に多いのが大腿部の打撲です。サッカーは競技特性上大腿部に相手の膝が当たってしまい打撲を受ける可能性が非常に高いスポーツです。打撲を受けてしまうと内出血を起こしてしまうため筋肉内部の圧力(内圧)が高まって疼痛が発生します。受傷するとその受傷してしまった筋肉の作用をすると疼痛が発生します。(大腿四頭筋受傷なら膝の伸展、ハムストリングス受傷なら膝の屈曲、股関節の伸展時などに疼痛発生)

治療としてはを腫脹を抑えることを第一に考えます。腫れさえ引いてしまえばテーピングで患部の動揺を抑えて競技に復帰することも可能です。腫脹を抑えるには患部を加圧し、疼痛を抑えながら患部を他動運動にて収縮弛緩させ代謝の促進を促します。

そしてその処置が終わるとテーピングを貼付します。

テーピングを貼る際注意しないといけないのは大腿を周回せずにテーピングを貼ることです。そように巻いてしまうと患部に最低限必要な血流を確保出来なくなってしまいます。下の写真は大腿部打撲の際貼るテーピングの一例です。

写真ではキネシオテープで半周のみX状にテーピングを巻いています。症状によって使うテーピングの固さは異なりますが、どのテーピングで巻くにしても大腿を周回させることはありません。

あとはテーピング超負荷にて運動機能訓練を行い競技の動作の動作確認をして競技復帰になります。

 

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東海市 接骨院 野球肩

2018.04.02 | Category: ケガの解説,野球での怪我

東海市 接骨院 野球

野球でよく起こりうる野球肩、についてに解説します。

野球肩とは下記に記載している野球で起こりうる肩の傷害の総称です。いくつか例を挙げます。

​ベネット病変(変性)

投球数が多かったりや投球歴の長い選手などに発症します。症状は上腕三頭筋の近位付着部や滑液包などが炎症を起こしその部分に骨性の棘が形成されて投球する度に疼痛が発生します。また重症化してくると安静時や就寝時に熱感を持ちジンジン痛む事もあります。

​肩腱板損傷

棘上筋、棘下筋、大円筋、小円筋の4つの筋肉を合わせてローテーター・カフと読んでいます。カフとは袖口という意味で袖口のように骨頭を包み関節に引き付ける役割をしています。投球動作により引き伸ばされたり擦れたりして損傷します。野球で損傷しやすいのは棘上筋です。損傷したまま投球を続けると腱板断裂を起こすことがあります。

肩関節上方関節唇損傷(SLAP損傷)

関節唇とは肩甲骨の受け面(関節)と上腕骨を安定させる為と、骨同士がぶつからないように、摩擦や衝撃を和らげる為クッションになっている円状の軟骨です。
この関節唇は線維性軟骨と言ってさほど固くない軟骨なので野球やテニスのサーブ、やり投げなど腕を肩より高い位置から強く振りおろす動作のスポーツではインナーマッスルが正しく機能しません(ゼロポジション)。肩甲骨との連動がうまくできないと「手投げ」状態になり、上腕骨と肩甲骨が正しくない位置で動き摩擦が起きてしまいます。両手を強く突いたりコンタクトスポーツや格闘技などでの外からの衝撃や、上腕二頭筋の牽引力でも傷めてしまうこと

関節唇自体が完全に剥離してしまうと手術を行わないと元の状態には戻りませんが、症状の度合いにより、正しく治療しリハビリトレーニングをすれば、競技継続も可能な場合も多くあります。

上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋長頭腱炎に関してはこちらへ

 

インピジメント症候群

インピンジメントとは「挟まる」や「衝突」という意味を持ち、インピンジメント症候群では肩峰と上腕骨の間にクッションである滑液の袋、棘上筋やその腱が挟まり腕を横から上げていく際、前述した組織を挟み込むことにより起こる症状です。肩をと耳介を近づける動作を繰り返して行うと炎症が起こり、関節内の上腕骨と関節唇がぶつかり上記の上方関節唇損傷(SLAP傷害)を起こす場合もあります。インピンジメント症候群になってしまうと肩を上げていくとき、ある角度で痛みや引っかかりを感じ、それ以上に挙上できなくなってしまいます。肩を上げるとき、あるいは上げた位置から下ろしてくるときに60-120°の間で特に強い痛みを感じることがあります。これを有痛弧徴候(ペインフルアークサイン)と呼びます。

肩甲上神経麻痺

肩甲上神経とは、首から出て肩甲骨の後ろ側を支配し、上腕骨を上げたり外に回したり肩甲骨に引き寄せる役割をする背中の筋肉などを支配する神経です。
野球やバレーボール、テニスにも多く腕が水平以上は上がらないが痛みが出ない場合もあります。肩関節不安定症(ルーズショルダー)の原因になることもあり、肩腱板損傷を合併することもあります。そうなってくると肩の可動域が下がり、感覚に違和感が出たり、筋肉の委縮がおこり肩甲骨が浮き出して見える(翼状肩甲)場合もあります。

肩峰下滑液包炎

繰り返される投球動作により肩峰の下部、上腕骨の上部に位置する滑液の袋が炎症を起こす症状です。

この部位は血管や痛みを感じる神経がたくさん通っているので激しい痛みを感じることも多いです。また、炎症が長期に渡ると組織が癒着し肩関節の可動域が著しく制限されてしまうこともあるため放棄の対処が重要です。

 

以上簡単に解説をさせて頂きました。肩の損傷は総じて長引くことが多いので早期受診をおすすめします。

東海市 知多市 大府市で野球をやっていて肩の痛みにお悩みの方「ARK接骨院」へおまかせください。

東海市 足関節捻挫 接骨院

2018.04.01 | Category: ケガの解説

東海市 足関節捻挫 接骨院

今回は足首の捻挫に対して解説します。足首の捻挫には内反捻挫と外反捻挫の2種類があります。よく発生するのは内反捻挫で、その理由としては足関節の構図上、内反方向への不安定性の大きいからです。外反捻挫は骨性の支持があるため発生する頻度事態自体は少ないですが発生してしまうと骨折を伴う重症になることが多いです。

 

足首の外側には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯という靭帯がありますこの中で内反捻挫の時に損傷しやすいのは前距腓靭帯と踵腓靭帯の2つです。内反捻挫を起こした場合、損傷する靭帯には順番があります。 まず前距腓靭帯、次に踵腓靭帯、さらに外力が大きく加わると後距腓靭帯が断裂、 そのためにまず前距腓靭帯から守る必要がでてきます。内反捻挫をよく起こす選手にはまず前距非靭帯をサポートするテーピングを貼付する必要があります。

外反捻挫の時は三角靭帯が損傷しますが、この靭帯は強く、付着部も他の靭帯に比べて広いため完全断裂することはまれで、多くは内顆の裂離骨折や脛腓靭帯結合の破壊を伴います。このことからも分かるように外反捻挫は内反捻挫に比べて重症になりやすいです。

足首の捻挫で重要な事は亜脱臼の合併の有無を確認することです。受傷後アイシングをして腫れが引いてきた時に健側足首と比べて著しく可動域が少ない場合は亜脱臼の合併を疑います。その場合は整復をしてから固定することが必要になってきます。整復をせずに固定をしてしまうと治癒が遷延し可動域も小さくなってしいます。腫脹が激しい場合は鑑別をするのが非常に難しいのでまずは腫脹を抑えるためにアイシングとテーピングによる圧迫を行います。

足首の捻挫の続発症としては足根洞症候群や足底筋膜炎があります。

足根洞症候群の原因の約70%は足首の内反捻挫や他の捻挫の受傷後に適切な治療をしないまま経過した場合に起こることがあります。足根洞の近くには足関節の重要な靭帯が多数存在 し、足関節を捻挫し、前距腓靭帯が損傷することにより、同時に周囲のいろいろな靱帯が損傷を 受け、足根洞内に出血し、その出血が瘢痕組織や線維組織に置き変わり滑膜炎や浮腫を起こし、運動時の痛みや神経痛の原因になります。足根洞症候群の詳しい説明については別記事で行いたいと思います。

 

「少し足首を捻っただけ」そんな軽い捻挫でも様々な続発症、後遺症が起こることがあります。

東海市 大府市 知多市で足首の捻挫にお困りの方「ARK接骨院」へお任せください。

 

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