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ケガの解説 | 東海市富木島町 ARK接骨院 - Part 11の記事一覧

東海市 接骨院 ぎっくり腰

2018.04.01 | Category: ケガの解説

東海市 接骨院 ぎっくり腰

腰に痛みが出た時、大多数の人が「ぎっくり腰だ!」と考えると思います。ぎっくり腰とは腰部又は腰部付近の損傷の総称で正しくは腰椎捻挫、または腰部挫傷という傷病名になります。

ドイツ語では「ぎっくり腰」の事を急に激しい痛みに襲われることから「悪魔の一撃」とも言います。

重いものを持ったときや、くしゃみをした時、かがんだ時や立ち上がった時にも起こることがあります。損傷には筋肉の膜(筋膜)のみに傷が入る1度損傷、筋膜が切れ筋肉にも一部傷が入る2度損傷、筋膜も筋肉も完全に切れてしまう3度損傷に分類することが出来ます。一般的に1度だと7日程度、2度だと14週程度、3度だと入院や手術が必要になることがあります(かなり稀ですが…)

対処法としてはなった当日からなるべく冷やさないようにして患部の血流を確保します。何故温めるのかというと炎症物質(プロストグランジン、ヒスチジンなど)を早く代謝させるためです。よく冷やしたらいいか?温めたらいいか?という質問を受けるのですがぎっくり腰に関しては温める方が早く活動できるようになります。

応急処置が終わるとテーピングを状況にはよりますが、エラスチコン+ロイコ→キネシオ+エラスチコン→キネシオの順に日にちが経つにつれ強度と貼り方を変えながら貼っていきます。同時に脊柱起立筋群、腸腰筋の固さを手技によるマッサージで取っていきます。腰を痛めると足を動かす(屈曲)動作が怖くなるので股関節が固まります。なので足を思い切って動かせるよう股関節のストレッチと歩行訓練も行います。

それは一度損傷した組織は完全に元の状態に戻ることがないのでぎっくり腰は再発しやすいと言われています。

一度損傷した組織が修復を終えると修復跡が瘢痕(はんこん・かさぶたの様なもの)に置き換わります。この瘢痕組織はもともとの組織より固いことが多く、正常な組織と瘢痕組織の固さが異なるためその境目は裂けやすく(傷が入りやすく)なってしまうのです。これが原因でぎっくり腰は再発しやすいと言われているのです。

 

東海市 大府市 知多市でぎっくり腰にお悩みの方「ARK接骨院」にお任せください。

東海市 肩の痛み 接骨院

2018.03.31 | Category: ケガの解説

東海市 肩の痛み 接骨院

今回は当院でもよく見かける肩の痛みに2つの症状を簡単に解説します。

 

肩関節亜脱臼

腕を後ろにもって行かれるような強い力が加わると、肩の関節が外れてしまうことがあります。これが肩の脱臼です。関節が少しずれ自分の筋力で関節が動かせる程度「亜脱臼」、関節が完全に外れてしまっているものをに「脱臼」といって区別しますが、外傷で外れる事もありますが自家筋力で発生する場合もあります。

亜脱臼はレントゲンで発見できる場合と発見することが出来ない場合があります。肩関節が亜脱臼していると関節を動かしにくく感じたり首や肩周囲の筋肉が緊張して痛みが出ることがあります。肩を動かした時に「コリコリ」としたクリック音を触知出来ます。「肩から音がする!」と自覚されて来院される方も多くいます。

肩関節亜脱臼は習慣化しやすく外れる方は2度、3度と同じように外れてしまいます。そうするとその都度整復しなければなりません。肩関節亜脱臼を起こしやすいスポーツは、大きく肩を動かす水泳、テニス、野球、直接力が加わるラグビーなどです。当院では整復後テーピングを施し再発防止に努めています。

 

上腕二頭筋腱炎

上腕二頭筋長頭腱炎は、肩関節を使いすぎ、使う動作がいつも同じ事、肩関節の可動域低下、瞬間的に強い力が掛かるなどの要因により引き起こされます。

上腕二頭筋腱炎になってしまうと、手首を捻る様な動きをした時に肩の全部に刺す様な鋭い痛みが走ります。上腕二頭筋の長頭腱が引き伸ばされる事により、炎症している腱が引き伸ばされ刺激されるからです。同じ理由で肘を曲げる動作をするときにも症状が出ることがあります。

これを放置していると炎症した腱の傷が徐々にヒドくなっていき最悪の場合は腱が断裂してしまう事もあります。

治療としては上腕二頭筋の固さを徹底的に取り、腱に掛かる負担を減らします。※1相反性抑制を利用し拮抗筋である上腕三頭筋の固さも手技によるマッサージで取っていきます。この時筋肉の拘縮が強かった場合はオイルやボディーバターを利用しオイルマッサージを行うこともあります。

それが終わると上腕二頭筋を補助してくれるテーピングをキネシオテープで行います。

通常だと1~2週間テーピングをしていると症状が軽くなっていきます。前述した肩関節亜脱臼が原因となり続発することがあるので注意が必要です。

 

※1
相反性抑制(そうはんせいよくせい)とは、主働筋が収縮するときに拮抗筋を収縮させない(弛緩させる)命令が出されるというような、お互いに拮抗しあう筋の活動を抑制するメカニズムのこと。

東海市 接骨院 肉離れ

2018.03.29 | Category: ケガの解説

東海市 接骨院 肉離れ

肉離れとは筋肉や筋膜の連続性が完全に、または部分的に絶たれた状態のことを言います。よく放っておく方が居ますが放っておいても治るものではありません。

受傷してからすぐに適切な処置を行われないと、いつまでも痛みが残ったり、受傷部位を動かす度に恐怖感や、違和感が消えないといった症状に悩まされます。肉離れは受傷直後の処置がとても大切です。なるべく早く適切な処置を行う必要があります。

発生する部位で頻度が高い部位は大腿部(大腿四頭筋、ハムストリングス)、下腿(腓腹筋、ヒラメ筋)などです。

 

大腿部前面ではサッカーや格闘技などでキックをした際に膝を伸展(伸ばす)為の筋肉である大腿四頭筋が収縮した際に肉離れが発生することがあります。大腿四頭筋は大腿部の前面に広く付いている筋肉です。大腿部前面で肉離れが起こるとキックや階段を降りる際に痛みが走ります。膝を曲げ続ける事(野球の盗塁の構え、バスケットボールのパワーポジションなど)が困難になります。

 

大腿部後面ではジャンプ動作やダッシュ動作、階段を駆け上がった際などに大腿部後面に位置するハムストリングスが過収縮し肉離れが発生します。ハムストリングスで肉離れが起こると度合いによりますが、走る度にチクチクと刺すような痛みが走ります。

 

下腿ではふくらはぎを作っている腓腹筋、ヒラメ筋という筋肉が走ったりジャンプしたりした過収縮した際などに肉離れが発生します。下腿の筋肉は歩行をする度に動くので他の肉離れに対して完治までに時間が掛かかることが多いです。

 

肉離れ全般に言えることですが、適切に処置しないと治癒した時に筋肉と筋膜(筋肉の膜)が固くなってしまい再受傷のリスクが上がってしまいます。

肉離れが発生してしまったらまずは圧迫してアイシングをしましょう。

そしてその後は受傷部位以外の筋肉の固さを施術者に取ってもらいましょう。

 

当院では肉離れに対しては早期復帰、早期競技復帰を推奨しております。

何故なら前述したとおり筋肉は時間が経てば経つほど固くなっていきます(再受傷のリスクが上がる)

なのでなるべく休養期間を短くし、患部の安静を図りながら動き始めることが大切なのです。

 

その方法はテーピングを巻くことです。症状に合わせてテーピングを巻くことで患部を安静に保ちながら競技を続ける事が可能なのです。

 

ARK接骨院では地域随一のテーピング保有数を誇っています。種類も豊富なので一人ひとりに合わせてベストな巻き方を提案しています。

 

東海市、大府市、知多市で肉離れにお困りの際は「ARK接骨院」にご相談ください。

東海市 接骨院 オスグッド

2018.03.29 | Category: ケガの解説

オスグッド、シュラッター病

オスグッド、シュラッター病とは、脛骨結節が突出して痛みが生じる疾患です。

鑑別が必要な症状としては膝蓋骨周囲炎、ジャンパーズニー、膝蓋靭帯炎などがあります。

 

脛骨結節を圧迫すると痛むのが特徴で、時には腫脹、熱感等を認めます。スポーツ時には痛みますが、休むと楽になります。これは成長痛ではありません。
発育期(10~15歳)に起こりやすいため勘違いする人が多くみられるようです。

なぜ発症するかのかは正確にはまだ解明されていません。先天性、外傷性、オーバーユースなど色々な理由が考えられています。また、何かの強い外力(ぶつけた、捻ったなど)の要因がトリガーとなり引き起こされる事もあるようです。

オスグッドの主な原因としては大腿四頭筋の緊張です。
大腿四頭筋の停止部は脛骨粗面なので、大腿四頭筋の緊張により、脛骨に機械的牽引力が加わります。
脛骨結節の成長線にジャンプ動作やキック動作などを繰り返し行うことより過剰な負荷がかります。それにより成長軟骨部が剥離し、激しい痛みが出現します。

バスケットボール、バレーボール、サッカーなどの選手に多くみられます。
画像所見では脛骨の変形(粗面部の隆起等)が認められます。 成長軟骨が閉鎖すれば症状は消失します。しかし、突出した骨の形状は、そのまま残ります。

また、遊離した骨片が残ると成人以降にも症状が再発する場合があるため、早期にしっかりとした治療を受けることが大切です。

 

症状が発症すると長期間(約3~12ヶ月)膝に痛みが出てしまう事もあります。

予防には大腿四頭筋のストレッチが有効です。

それでもオスグッドになってしまった人は、ストレッチを適切に行い、テーピングを貼付すると競技を中止することなく治療が可能です。特にオスグッドのテーピングは簡単で誰でもすぐに巻けるようになるので是非覚えておきましょう。

 

東海市 大府市 知多市でオスグッドにお悩みの方「ARK接骨院」にお任せください。

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