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当院の治療事例 | 東海市富木島町 ARK接骨院 - Part 2の記事一覧

東海市 フィギュアスケート選手の治療事例

2018.08.13 | Category: 当院の治療事例

フィギュアスケート選手のコンディションを整えるには特別な考え方が必要?

今回はフィギュアスケート選手の治療事例を紹介します。

中学校2年生 女子 フィギュアスケート歴7年

[来院時の症状]

ジャンプをして着地をするたびに踵が痛み、我慢して競技を続けていたが、膝まで痛みの範囲が広がってしまったため来院。来院時階段昇降時にも踵が痛く、フィギュアスケートの練習後にはその痛みが増大するとの訴えあり。

[施術について]

フィギュアスケートの選手は早朝から夜遅い時間までとにかくたくさんの練習を行うことが多いです。この選手も朝は5時頃から練習を開始しているとのことでした。身体に触ってみるとまず気がついたのは筋肉の異常な緊張です。特にふくらはぎの筋肉が両足ともパンパンに張ってしまっていて、この状態だと良いパフォーマンスは発揮できないことが容易に考えられます。踵の痛みについては脹脛の過度な疲労、緊張によって引き起こされたものだと考え、オイルマッサージによる施術を行いました。膝の痛みですが、痛みのある部位は膝の内側、ハムストリングスの腱だったのでオイルマッサージを行ったふくらはぎの筋肉とは筋肉の膜である筋膜で連結しています。ふくらはぎの疲労を除去することによって筋膜の牽引が弱まり膝の痛みは消失すると考え、大腿部には加圧ベルトによる加除圧を行いました。

一週間後来院された頃には右足の踵の痛みと膝の痛みは無くなったそうです。ただ、練習量がとても多いこともあり左足のかかとの痛みはまだ残っているようです。この選手には踵の痛みを抑えるのはもちろんのこと、疲労でパフォーマンスが低下してしまわないように、定期的にメンテナンスを受けられることをご案内させていただきました。

愛知県は全国的に見てもフィギュアスケートが盛んでクラブやスケートリンクも数多くあります。どのクラブも選手の数が多く、また、練習は過酷です。パフォーマンスを維持し技術を伸ばしていくにはそういった事情を理解している施術者のもとで施術を受けられることをおすすめします。

東海市、大府市、知多市でフィギュアスケート選手への施術なら「ARK接骨院」へお任せください。

東海市 クロールの泳ぎ方と肩の可動域

2018.07.17 | Category: 当院の治療事例,水泳での怪我

今回は肩関節の可動域と泳ぎの関係性を治療事例に基づいて解説します。

中学3年生 女子 練習は週に6日 一日の練習時間2~3時間

ベストタイムが半年間出なくなり、飛び込んでからコースを斜めに進んでしまうということで来院されました。この半年間でフォームの改善に取り組み様々なトレーニング方法を試し、遠泳や、フィンなどを行っても斜め泳ぎは治らなかったということです。泳ぎの映像を見てみると右肩の可動域が極端に落ち、推進力が小さくなってっしまっているのがわかります。「肩甲骨の動きが固い」とコーチに言われたということで、各可動域を見ていきました。

肩関節の可動域は屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋、水平屈曲、水平伸展に分類されています。肩関節だけではなく肩甲骨(肩甲帯)にも可動域の分類があり、屈曲、伸展、挙上、引下げに分かれています。クロールのではこの肩関節と肩甲帯の動きによって腕を動かしています(厳密には肘関節と手関節も連動してる)

肩関節と肩甲帯の可動域を見ていくと、この選手は肩甲骨の挙上(通常20°程度)が上手くいかず、肩関節だけを回して推進力を得ようとしてることがありました。そうなるにもきっかけがあると思い聞いてみた所、半年ほど前に背中の右側を肉離れしていたと言うのです。きっとその時にリハビリが十分ではなかったのでしょう。背中の筋膜が右側だけ固くなっていて引っ張られるように肩甲帯の可動域を制限していました。

こうなってしまうと少し痛みが伴いますが、その筋膜の硬さ(癒着)を取ってあげないとストレッチなどでは可動域を戻せません。加圧をし疼痛をコントロールしながら筋膜リリースを行い、癒着した筋膜を戻していきました。3回の施術が終わった頃、泳ぐ時にタイムはそれほど変わらないが、斜め泳ぎは治ったと言われました。

肩甲帯の筋膜が固い状態でフォームだけ変えたとしても、肩甲帯は動いてないのですから斜め泳ぎが改善するわけがありません。本来であればこの状態になってからフォームの見直しを行うべきだったのです。

このように痛みが出た後に放置をしてしまうと、後々に響いてきてしまいます。この選手の場合、5回ほど施術を行ったときには左右の肩甲骨の可動域も同じくらいになり、徐々にタイムが出るようになってきたとのことです。

東海市、知多市、大府市でクロールの肩関節の可動域のことなら「ARK接骨院」へお任せください。

スネの痛みに悩んでいた中学生の症例 東海市

2018.07.09 | Category: バスケットボールでの怪我,当院の治療事例

スネの内側の痛みに悩んでいた中学生の症例

中学校1年生 競技、バスケットボール 競技歴4年
中学生になりバスケットボールの練習量が1周間で10時間程度長くなり、それに伴い左足のスネがかなり痛く、歩くときでもズキズキとした痛みがある。右足も左足ほどではないが走ったり跳んだりする際に痛みが走る。階段の上り下りが困難になってきたため来院される。

初検時スネの中下1/3あたりを押すととても痛いと言われました。続けて後脛骨筋、長指屈筋、ヒラメ筋などを触ったところ、筋肉の過度な拘縮が見られました。これは典型的なシンスプリントの症状です。こちらでも詳しく解説しています。

この選手は今までこのような症状になってしまったことは無かったそうで、不思議に思っていたところ来院されます。シンスプリントは筋肉が固まってしまい、骨の膜である骨膜を刺激し、骨実質から骨膜を引っ張り、引き離すようなストレスが掛かってしまっている状態です。バスケットボール歴は4年と長いこの選手ですが、中学生になって、練習量自体が大幅に増えたことによって足の許容運動量を超えてシンスプリントの症状が出てきてしまっています。こういった場合にはなるべく痛みが少ないようにケアをしながら練習に慣れていくことが必要になってきます。

まず最初に行ったのが後脛骨筋の手技によるマッサージです。触察した結果、この選手は後脛骨筋の筋腹が太く筋力が強いことがわかりました。しっかり症状を治してしまえば高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。あまりにも筋肉の硬さがひどかったため途中でオイルを使ったオイルマッサージを行い筋肉の拘縮除去に努めました。そのあとテーピングを貼付し施術は終了です。シンスプリントのテーピングはキネシオロジーテープのような伸縮性のある柔軟なテーピングでなく、ロイコやホワイトテープの硬いテープを使い、骨膜を抑えるように格子状に貼っていきます。これにより骨膜への刺激を抑え、痛みも抑えることができます。

東海市、大府市、知多市で中学生のスネの痛みなら「ARK接骨院」へお任せください。

東海市 シンスプリントの痛みの原因とは?

2018.07.05 | Category: ケガの解説,当院の治療事例

スネの内側の痛みの原因はの使いすぎ

今回はシンスプリントの形態について実際に来院された患者さんの事例を挙げて解説いたします。

19歳 女性 ラクロス選手 練習時間、約週20時間

両側のスネが痛いと訴えられ来院されました。痛い場所は脛骨(スネ)の下から1/3付近の縦5cm×横3cmほどの範囲で、主に走ったときや立っているときでもつま先を上げる(足関節背屈)ような動作をするとスネのあたりに刺すような鋭い痛みがあります。運動後には症状は増大するとの事でした。自分でふくらはぎのストレッチやマッサージをしても中々痛みが改善することが無かったため来院されました。この方はの特徴としては、今年の4月から新しくラクロスを始められ、急激に運動量が増加したこと、それまで運動経験が殆どなかったことなどが挙げられます。

シンスプリントは、脛骨疲労性骨膜炎、過労性脛部痛、脛骨内側症候群などとも呼ばれます。「脛骨疲労性骨膜炎」とあるようにシンスプリントはオーバーユースにより筋肉が硬くなってしまい、その結果、骨膜と呼ばれる骨の膜を刺激し痛みを発してしまう症状です。オーバーユースによる発生が多いシンスプリントですが、競技を行うサーフィス(床材)の変化により発生してしまうことがあります。これは例えば体育館でバレーボールをやっていた選手がマラソンに転向しそれに伴いプレーする場所も体育館(木材)から路上(アスファルト)に移ります。そのような時は床材に脚や身体が慣れていないためシンスプリントが発生していしまうことがあります。

この選手に行った施術は、まず原因となっている筋肉、後脛骨筋や長趾屈筋の硬さを手技によるマッサージで取っていきました。そうすると立位でつま先を上げたときの痛みは解消しました。それだけでは足を踏み込んだ際に痛みが残ってしまったため、前述した筋肉の他に筋膜という筋肉の膜で繋がっている下腿三頭筋(ヒラメ筋、腓腹筋)のダイレクトストレッチも行いました。結果、院内で少し動いて頂いたのですが、その状態で痛みはありませんでした。この選手にはその後、直接テーピングによって骨膜、筋膜を抑える方法をお教えしました。今ではシンスプリントの痛みに悩まされることは無くラクロスを楽しんでみえるそうです。

このようにシンスプリントの痛みは筋肉疲労から引き起こされることも多く適切に対処を行えばその場で痛みから開放されることが可能です。

東海市、大府市、知多市でスネの痛みに悩んでいる方、その症状はシンスプリントかもしれません。「ARK接骨院」へお任せください。

東海市 ぎっくり腰で来院された女性の治療事例

2018.07.03 | Category: 当院の治療事例

今回はぎっくり腰で急患として来院された女性の治療事例をご紹介します。

50代 女性 主婦

一日を通して部屋の大掃除を行って、夕方には掃除も終了。その後数時間掛けて徐々に腰が痛くなり約2時間後には立てなくなるほどの激痛に。既往歴は無く、このような痛みが出たのは初めてだということで慌ててご連絡をいただきました。話を聞いたところエアコンの室外機を移動する時に腰を斜めに屈めていたことがわかりました。

来院いただいた時には腰が前かがみになり、左側に傾いた状態でなんとか歩けるような状態でした。頸を逆に傾け体のバランスを取っていたので頸にまで痛みが出現していました。まず行ったのは5ポイントチェックです。私の施術の最初は決まってこの5ポイントチェックを行い身体の傾きと左右差を見ていきます。

自宅で痛みに耐える際、腹臥位(うつ伏せ)になっていたと話されたのですが、ぎっくり腰になってしまった時はうつ伏せになってはいけません。その時は楽に感じるかもしれませんが、腹圧が低下し、筋肉が脱力してしまい症状を悪化させる原因になってしまうこともあるのです。その旨を詳しく説明させていただき疼痛緩和肢位である側臥位(横向き)での寝方、仰臥位(仰向け)で寝る際に使用する膝下クッションについての方法も指導させていただきました。

次に腰の施術ですが、腰に疼痛がひどく左股関節、左膝関節がカチカチに強張ってしまっています。まず仰向けその強張りを少しずつ取っていきました。その際注意することですが、急性期のぎっくり腰で同じ肢位、特にうつ伏せと仰向けを続け、更に圧力を掛け施術をしてしまうと、前述したうつ伏せで寝続けたような症状を起こしてしまうことがあります。なので施術は手早く行い、仰向け、横向けと介助しながら体位を変えながら施術をしました。初回の施術はここまでで、当日退院時には若干痛いながらもまっすぐ歩ける状態になられていました。

それからその1周間の間に3度来院いただき身体の各所に出現する強張りを一つずつ取り除いていきます。この際手技による筋膜リリースをメインに行ないました。最終的に10日間で5回ほど来院いただき処置をさせていただきました。

施術5回、10日経った頃には痛みも強張りもほとんどない状態を作ることができました。今回良かったのが、受傷後真っ先に連絡いただき、来院いただいたことです。痛みが出て数日経ってから受ける施術と、痛みが出た当日に受ける施術とでは予後(治療経過)が大きく違います。腰は身体の中心です。今回の事例のように痛みが出たら早期に適切な処置を受けることで痛みが出る期間を短期間にすることができます。

東海市、大府市、知多市でぎっくり腰になってしまった方「ARK接骨院」へお任せください。

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