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「歯列やかみ合わせが悪いと、姿勢も悪くなるんだよね」
先日、歯科衛生士をしている幼馴染と話していた際に、ふとこんな言葉を聞きました。
日々、接骨院で多くの患者様の「姿勢改善」に向き合っている身体の専門家として、この一言は私の頭に強く引っかかりました。
もし、お口の中(歯列の乱れ)が全身の姿勢を崩す原因になるのであれば……。
その逆もまた、確実に成り立つのではないか?
つまり、「姿勢が乱れたままの状態では、せっかくの歯列矯正やかみ合わせ調整もうまくいかない(あるいは後戻りしてしまう)のではないか」という視点です。
今回は、柔道整復師の目線から紐解く「姿勢と歯並びの密接な関係」について解説します。
歯列や噛み合わせ(咬合)の乱れは、決して口の中だけの問題ではありません。頭の位置(頭位)の変化を通じて、全身の姿勢と相互に影響し合っています。そのメカニズムは大きく2つあります。
人間の下顎骨は、頭蓋骨(側頭骨)から筋肉と関節(顎関節)を介して「吊り下げられている」状態にあります。そのため、姿勢が変わって頭の位置がズレると、重力の受け方が変わり、下顎の位置も強制的にズレてしまいます。

ストレートネック・デスクワークの不調に関する記事はこちら
顎を動かす筋肉(咀嚼筋)は、首や肩の筋肉(胸鎖乳突筋や僧帽筋)と筋膜で強力に繋がっています。
姿勢の乱れが下顎にどのような影響を与え、どんな口腔トラブルを引き起こしやすいのかをまとめました。
| 姿勢のタイプ | 下顎への影響 | 起こりやすいお口のトラブル |
|---|---|---|
| 猫背・ストレートネック | 下顎が後退しやすい | 出っ歯(上顎前突)、口呼吸、ドライマウス、食いしばり |
| デスクワーク症候群 | 顎関節への圧迫増加 | 顎関節症、奥歯の異常な摩耗(削れ)、知覚過敏 |
| 身体の側弯(左右非対称) | 下顎が左右どちらかにズレる | 交叉咬合(上下の歯列が横にズレる)、顔の歪み |
歯科での歯列矯正やマウスピース治療は非常に有効ですが、「骨盤や背骨が歪み、頭が前に出た猫背のまま」で歯並びだけを整えても、筋肉の引っ張り合いによって再び歯列が崩れてしまう(後戻りする)リスクがあります。

特に、首の骨の上部(上位頚椎:C1-C2)と顎関節は、神経のネットワーク(三叉神経脊髄路核)を通じて痛みの情報を共有しています。頑固な肩こりや頭痛を抱えている方は、ただ肩を揉むだけでなく、姿勢の矯正と同時にお口の環境(食いしばり等)を見直すことが、根本改善の最短ルートになります。
A. もちろんです。むしろ並行して受けることを強く推奨します。
姿勢の土台(骨盤や背骨、首の位置)が整うことで、顎まわりの異常な筋肉の緊張が解けます。これにより、歯科での矯正治療がよりスムーズに進みやすくなり、矯正後の「後戻り」を防ぐ効果も期待できます。
A. 姿勢の改善が口呼吸の解消に大きく貢献するケースは非常に多いです。
子どもがゲームやスマホで猫背になると、気道が狭くなり、自然と口呼吸になってしまいます。口呼吸が続くと舌の位置が下がり、歯並びを悪化させます。子どもの頃から正しい姿勢(骨盤を立てて座る等)を身につけることは、お口の健康を守るためにも重要です。
A. まずは「画面を見る時の頭の位置」を意識して改善しましょう。
頭が前に出るストレートネックの状態だと、下顎が後ろに引っ張られ、無意識に奥歯が噛み合ってしまいます(TCH:上下歯列接触癖)。モニターを目の高さまで上げる、定期的に肩甲骨を寄せて胸を張るなど、首に負担をかけない環境作りが第一歩です。ご自身で改善が難しい場合は、当院にご相談ください。
「姿勢と歯列の関係」は非常に奥が深く、人間の身体がひとつの繋がったネットワークであることを教えてくれます。
もしあなたが、慢性的な肩こりや頭痛、顎の違和感に悩んでいたり、これから歯列矯正を考えている(または治療中である)なら、まずは身体の土台である「姿勢」を見直してみませんか?
大府市や東海市周辺で、デスクワーク症候群やストレートネックなど、身体の歪み・姿勢改善をご希望の方は、ぜひ一度ARK接骨院にご相談ください。骨格のプロフェッショナルとして、あなたの全身のバランスを総合的に評価し、最適な施術とセルフケアをご提案します。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大
各症状について、専門的な視点で詳しく解説しています。