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バスケットボールは、ダッシュ、ジャンプ、急ストップ、鋭い方向転換を絶え間なく繰り返す、非常に運動量の多いスポーツです。
ルール上は「ノンコンタクト(身体接触のない)スポーツ」とされてきましたが、現代のバスケは違います。リバウンド争いやスクリーンプレー、ゴール下でのポジション争いなど、極めて激しいフィジカルコンタクト(身体のぶつかり合い)が日常的に起こるスポーツへと進化しています。
選手の大型化やスピードの向上により、コートという狭い空間で10人が高速で交錯するため、予期せぬ衝突やバランスを崩した着地が頻発し、これが大ケガの引き金となります。
また、硬い体育館の床での反復的なジャンプは、関節や靭帯に「目に見えない小さなダメージ」を蓄積させ、やがて重篤なオーバーユース(使いすぎ)障害を引き起こします。
この記事では、日本バスケットボール協会(JBA)公認コーチのライセンスを持つ、ARK接骨院代表の古田が、身体の専門家・そしてバスケ指導者の両方の視点から、バスケットボールで起こりやすいケガの原因と、今日からできる予防法について徹底解説します。
東海市・大府市・知多市でバスケを頑張る学生アスリートや親御さんは、ぜひ参考にしてください。
世界的なスポーツデータ調査によると、バスケのケガの大半は「下半身」に集中しています。そして非常に興味深い事実に、「練習中よりも、試合中の方がケガの発生率が2倍以上も跳ね上がる」というデータがあります。
この背景には、以下の理由が考えられます。
バスケのケガで圧倒的に多いのが「足首の捻挫」です。中でも、足首が内側にガクッと折れ曲がってしまう「内反(ないはん)捻挫」が大部分を占めます。
最も危険な瞬間は、リバウンドやジャンプシュートからの着地時に「他選手の足の上に乗ってしまうこと」です。空中にいる時、足首は自然と下を向きます。その無防備な状態で他人の足に乗ると、体重の数倍の衝撃が足首の外側に一極集中し、靭帯が断裂してしまいます。

捻挫が「癖」になる理由:
一度靭帯を痛めると、足首が物理的に緩くなるだけでなく、関節の傾きを感知する「センサー(固有受容器)」の働きが鈍くなります。これにより、次にバランスを崩した時に、筋肉が足首を守るための反応が遅れ、何度も捻挫を繰り返す「慢性足関節不安定症」に陥ってしまいます。捻挫後のリハビリが極めて重要なのはこのためです。
下記リンクより詳細解説
が見れます。
特に女子選手に多く、長期離脱を余儀なくされるのが前十字靭帯(ACL)の断裂です。恐ろしいことに、このケガの多くは誰かとぶつかったわけではない「非接触」で起こります。
速攻からの急ストップや、鋭い切り返し(カッティング)の際、足の裏が床に固定された状態で「膝が内側に入り、つま先が外を向く(Knee-in Toe-out)」という危険な姿勢になることで、靭帯がねじ切れてしまいます。

また、成長期の小・中学生には、ジャンプやダッシュの繰り返しにより、太ももの筋肉が膝下(すねの骨)を引っ張りすぎて炎症や骨折を起こす「オスグッド・シュラッター病」や「ジャンパー膝」といった使いすぎ(オーバーユース)障害も非常に多く見られます。

ユーロステップや激しいクロスオーバーなど、足の外側に急激な体重をかける動作が多いバスケ特有のケガです。
足の小指の付け根付近の骨が、繰り返しの負担によって疲労骨折を起こします。この部分は元々血流が悪いため、一度骨折すると骨がくっつきにくく(難治性)、手術が必要になるケースも多い厄介なケガです。
ケガを防ぎ、パフォーマンスを最大限に発揮するためには、物理的なサポートと「正しい身体の使い方」の両立が必要です。
足首をガチガチにテーピングやサポーター(ブレース)で固めると、パフォーマンスが落ちたり、膝に負担がいくのでは?と心配する方がいますが、近年の研究では「適切なサポーターはパフォーマンスを落とさず、捻挫の再発を劇的に防ぐ」ことが証明されています。
また、ポジションによってシューズに求める機能も変わります。
ガードは「軽量性とグリップ力(滑り止め)」、センターは着地衝撃に耐える「圧倒的なクッション性と足首の保護力」を重視するなど、自分に合った相棒を選ぶことがオーバーユースを防ぎます。
JBA(日本バスケットボール協会)のガイドラインでも強く推奨されているのが、体幹(インナーマッスル)を安定させ、正しい姿勢でプレーすることです。
すべての動きの基本となる「パワーポジション(腰を落とした構え)」では、必ず「膝とつま先の向きをまっすぐ一致させる」ことが鉄則です。膝だけが内側に入ってしまうエラーフォームは、前十字靭帯損傷の最大のリスクとなります。
トップスピードから「最後の1歩」で急激に止まろうとすると、関節が破壊されます。ストップする際は「止まりたい位置の1歩手前の足で重心を落としてスピードを殺す(減速する)」技術を身につけることが、靭帯を守る上で非常に重要です。
バスケットボールは、激しいコンタクトと高度な身体操作が求められる過酷なスポーツです。「痛いけれど試合が近いから休めない」「何度も同じ場所をケガしてしまう」と悩んでいる選手は非常に多くいます。
ARK接骨院では、JBA公認コーチとしての競技理解と、柔道整復師としての医学的知見を掛け合わせ、「ただ休ませるだけでなく、競技復帰を見据えた超実践的なアプローチ」を行っています。

A. 可能な限りコートに立てるよう、最善の処置(特殊テーピングや物理療法)を行います。
ただし、医療従事者として「無理をして出場した場合の悪化リスク(骨化性筋炎など)」は必ず正直にお伝えします。その上で、選手・親御さんと話し合い、試合後の徹底したアフターケアをお約束いただくことを条件に、最良のバランスで治療方針を決定します。
A. もちろんです。むしろ「たかが突き指」と放置するのが一番危険です。
突き指を放置すると、マレットフィンガー(指が曲がったままになる変形)や関節の拘縮が残り、その後のシュートタッチやハンドリングに一生影響する可能性があります。捻挫も同様に「癖」になりやすいため、初期の適切な固定と炎症コントロールが必須です。
A. 大歓迎です。JBA公認コーチの視点から、競技力向上に直結する動作指導を行っています。
靭帯に負担をかけない「正しいパワーポジション」の作り方や、リバウンドで当たり負けしないための「肩甲上腕リズム」の使い方など、ケガの再発予防とパフォーマンスアップを両立させる実践的な身体の使い方をアドバイスします。
▼各症状の詳しい治療法・解説はこちらのリンクからご覧ください
執筆者 柔道整復師(JBA公認コーチ) 古田 幸大
各症状について、専門的な視点で詳しく解説しています。