筋緊張性頭痛と片頭痛の違いとは?

「頭が痛い…」と感じたとき、それが温めるべき頭痛なのか、冷やすべき頭痛なのか迷ったことはありませんか? 実は、頭痛の種類によって対処法は真逆になります。間違った対処をすると、かえって痛みを悪化させてしまうこともあるため注意が必要です。

今回は、日本人に最も多い「筋緊張性頭痛」と、脳血管の反応による「片頭痛」について、現役の柔道整復師がその特徴と正しい対処法を解説します。

東海市の接骨院が解説するデスクワークによる肩こりからくる頭痛
目次

日本人に一番多い「筋緊張性頭痛」

知多市の接骨院が教える肩こりと頭痛の症状

筋緊張性頭痛は「筋緊張型頭痛(きんきんちょうがたずつう)」とも呼ばれ、頭痛の中で最も頻度が高く、特に私たち日本人に多く発生すると言われています。 その名の通り、筋肉の「過緊張」が主な原因であり、一般的に「肩こり頭痛」と呼ばれることもあります。

肩こりについてはデスクワークの天敵「肩こり」を根本解決!でも詳しく解説しています。

筋緊張性頭痛のメカニズム

首や肩周りの筋肉が過度に緊張することで、ブラジキニンやプロスタグランジンといった「疲労物質」の代謝が妨げられ、痛みが引き起こされます。

主な症状と特徴

  • 痛みの種類: 頭を縄で縛られているような、あるいはヘルメットを被って叩かれているような、内側からくる鈍い痛み。
  • 痛む場所: 後頭部を中心に、側頭部や首の後ろ側にかけて。
  • 拍動の有無: 片頭痛のような「ズキズキ」とした拍動痛(脈打つ痛み)はないことが多いです。

原因:現代病とも言える背景

最大の原因は筋肉の過緊張です。特に現代生活では以下の要因が筋肉の緊張を助長しています。

  • 長時間のデスクワーク
  • 長時間のスマートフォンの操作
  • 冬場の寒さによる身体の縮こまり

正しい対処法:温めて動かす

筋緊張性頭痛は、身体を積極的に動かして血行を良くすると楽になることが多いのが特徴です。血行が改善されることで、緊張した筋肉がほぐれ、溜まっていた疲労物質が流れるためです。

  • 肩や首周りをしっかり動かす
  • 週2〜3日程度の運動習慣をつける
  • 入浴などで身体を温める

脳の神経疾患に近い「片頭痛(へんずつう)」

大府市からも通いやすい接骨院での頭痛解説

続いて解説するのは片頭痛です。「偏頭痛」と表記されることもありますが、正しくは「片頭痛」と書きます。 これは単なる頭痛ではなく、脳の神経や血管が過剰反応して引き起こされる「脳の疾患」や「神経疾患」に近いものとされています。

主な症状と特徴

  • 痛みの種類: ズキズキとした拍動痛(はくどうつう)が特徴です。
  • 痛む場所: 頭の片側に起こることが多いです。
  • バイオウェザーの影響: 天気の悪化や低気圧の接近(バイオウェザー)によって、体内の圧力が変化し神経が刺激され、発症・悪化するケースが多く見られます。「雨の日は古傷が痛む」という現象と同じ原理です。

リンク先ではバイオウェザーについて詳しい解説をしています。

注意!やってはいけない対処法

筋緊張性頭痛とは異なり、片頭痛の場合は運動や入浴によって悪化する場合が多いため注意が必要です。 血管が拡張し血行が良くなると、ズキズキとした痛みが強まってしまいます。

正しい対処法:冷やして安静に

  • 痛みがある部位を冷やして血管を収縮させる。
  • 光や音の刺激を避け、静かな場所で安静にする。
  • 無理に動かない。

外部からの物理的なアプローチが難しいため、痛みがひどい場合は我慢せず専門の「頭痛外来」や「脳神経外科」を受診し、薬の処方などの判断を仰ぐことをお勧めします。

参考情報: 頭痛の詳しい情報やガイドラインについては、日本頭痛学会の一般の方向けページもご参照ください。日本頭痛学会「頭痛について知る」

【比較表】あなたの頭痛はどっち?見分け方まとめ

自分の頭痛タイプを知ることが、改善への第一歩です。特徴を簡単にまとめました。

特徴筋緊張性頭痛(緊張型)片頭痛
痛みの感じ締め付けられるような鈍い痛みズキズキと脈打つ痛み
主な原因筋肉の緊張、肩こり、ストレス脳血管の拡張、自律神経、気圧
お風呂・運動楽になる(温めるのが良い)悪化する(冷やすのが良い)
対処の基本ストレッチ、運動、温める安静、冷却、薬物療法

当院での頭痛へのアプローチ

多くの日本人が悩まされている「筋緊張性頭痛」に対しては、適切なケアで改善が期待できます。 ARK接骨院では、ご自身では動かしにくい深層の筋肉にアプローチする「ディープティシュー」という技術を用いて、凝り固まった筋肉をしっかりと動かし、ほぐしていきます。

また、施術だけでなく、再発を防ぐために日常的に行うべき運動指導も行っており、患者様ご自身で頭痛をコントロールできるようサポートしています。

東海市、知多市、大府市にお住いの方で「私の頭痛は肩こりから来ているかもしれない」と感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。

執筆者 柔道整復師 古田 幸大

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次