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「布団を干すときに腕が痛い」「つり革を掴むと手がしびれる」「重い荷物を持つと腕がだるい」といった症状にお悩みではありませんか?それは胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)かもしれません。
この記事では、解剖学に精通する柔道整復師の視点から、胸郭出口症候群のメカニズム、原因、そして自宅でできるセルフチェック法までを徹底解説します。
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)とは、首から腕に向かう神経である「腕神経叢」(わんしんけいそうと血管(鎖骨下動脈・静脈)が、胸郭出口と呼ばれる狭い隙間で圧迫されたり、牽引(引き伸ばされる)されたりすることで生じる症状の総称です。
神経や血管がどこで圧迫されるかによって、大きく3つのタイプに分けられます。
首の横にある「前斜角筋」と「中斜角筋」の間で圧迫されるタイプで、そもそも解剖学的に2本の筋肉に挟まれているので、絞扼(はさまれ、締め付けられる)を起こすことが多いのです。首の筋肉が緊張しやすいデスクワーカーに多いのが特徴です。
その名前から分かる通り、鎖骨と第1肋骨の間の隙間で圧迫されるタイプ。重い荷物を肩にかけたり、リュックを長時間背負ったりすることで症状が助長します。肩に負荷が乗り続けることによって引き起こされれるタイプです。
胸の筋肉(小胸筋)の下を通る際に圧迫されるタイプ。つり革を掴む動作や、ベンチプレスなどのトレーニングを高強度で行い、胸筋群を酷使する人に多く見られます。
胸郭出口症候群は、「なで肩の女性」「筋肉質の男性」という、対照的な2つのグループに多く見られます。
水泳、スイマーの胸郭出口症候群についてはこちらでも解説しています。
当院でも行うことのある代表的なテストを紹介します。自分で行う場合痺れが強くなる場合はすぐに中止してください。
鎖骨の上にある「斜角筋」の部分を親指で圧迫します。腕に広がる強い痛みが出たり、もやもやとする強い不快感があれば陽性となるテストです。
多くの場合、手術をしない保存療法で改善が期待できます。
まずは「猫背」を正すことが最優先です。肩甲骨を寄せて、胸を張る習慣をつけましょう。
その他にも背中の筋肉をエクササイズすると肩甲骨が寄り猫背が改善していきます。斜め懸垂のような動作を行うとよいです。
胸郭出口症候群は、単なる「肩こり」と勘違いされやすい疾患です。しかし、放置すると筋力の低下や、手の感覚が麻痺するなどの後遺症につながる恐れもあります。筋力が低下するとまた動かしたくなくなる、そうすると痛みとしびれが増える…と負の連鎖に陥ってしまうこともあります。
上記4点を意識し改善を図って行きましょう。
当院では上記4点の指導に加え加圧下での痛みとしびれを抑えた運動を行っております。加圧して神経を上部で抑えてしまうことで指先までしびれることなくスムーズに運動を行うことができます。一度動かし方を覚えてしまうとあとは自分で管理することができるようになります。
胸郭出口症候群は適切に動かすことができれば克服できる症状です。痛みやしびれにお悩みの方は一度ご連絡ください。
東海市、知多市、大府市で胸郭出口症候群にお悩みの方「ARK接骨院」にお任せください。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大 (Plot Gemini3)