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「ダッシュした瞬間に『ブチッ』という音がした」
「夏場の練習中に足がつって、そのまま激痛に変わった」
東海市・知多市・大府市でスポーツに励む皆様、このような経験はありませんか?
スポーツをする人なら誰しもが恐れる「肉離れ」。一度発生してしまうと長期間の離脱を余儀なくされ、適切な処置を行わないと「クセ」になってしまう厄介な怪我です。
しかし、その原因が「筋力不足」だけでなく「汗のかきすぎによる脱水」にあることは意外と知られていません。
この記事では、東海市のARK接骨院が、肉離れの意外な原因である「発汗リスク」から、受傷直後の正しい「RICE処置」、そして早期復帰に向けたリハビリまでを専門的な知見に基づいて徹底解説します。
昔から「汗をかくことはデトックスになり身体に良い」と言われています。確かに代謝において発汗は重要ですが、スポーツや過酷な環境下で「大量の汗」が出る場合、身体の中ではリスクが高まっています。
汗をかくと、身体から水分が抜けていきます。この時、出ていく量よりも多くの水分を摂取しないと、身体は急速に「脱水状態」へと陥ります。
さらに重要なのは、汗と一緒に「ミネラル(鉄分、亜鉛、マグネシウムなど)」も流れ出てしまうという点です。
身体から水分が抜け始めると、真っ先に水分が失われる場所の一つが「筋肉」や「筋膜」です。筋肉は水分を失うと、ビーフジャーキーのように柔軟性を失い、硬く縮こまってしまいます。
サッカーの試合などで、後半に選手がふくらはぎや太ももを押さえてうずくまっているシーンを見たことはありませんか?あの状態の多くは、激しい運動による発汗で水分とミネラルが枯渇し、筋肉が強制的に痙攣(けいれん)してしまっている状態です。
ここで無理に動くとどうなるでしょう?
硬くなったゴムを無理やり引っ張るように、筋肉に亀裂が入り、出血を起こします。これが「肉離れ(筋挫傷)」の正体です。

筋肉の痙攣が治まった後も、「なんとなく痛い」「つっぱる感じがする」という場合、すでに筋肉の繊維が微細に断裂している可能性が高く、そのまま運動を続けると重度の肉離れに繋がります。
※ちなみに、夏場に多い急な「ぎっくり腰」も、同じように水分不足で硬くなった腰の筋肉に負荷がかかって起こるケースが多いのです。
では、実際に肉離れになってしまった場合、体の中で何が起きているのでしょうか。
医学的には「筋挫傷(きんざしょう)」の一種に分類され、筋肉が耐えられる限界を超えて引き伸ばされた結果、筋繊維やそれを包む筋膜が部分的に、あるいは完全に断裂してしまった状態を指します。
特に発生しやすいのは、下半身の大きな筋肉です。
特にⅢ度の損傷を見逃してしまうと、治癒が長引き後遺症が残るリスクが高まります。自己判断せず、早めの受診が大切です。
肉離れを起こした直後、最初の48~72時間の間にどのような処置を行うかで、その後の治癒期間と再発リスクが決まります。
絶対にやってはいけないのは、「無理にストレッチすること」です。無理やり引き伸ばすと傷口が広がり、出血が増えてしまいます。
行うべきは、スポーツ外傷の基本である「RICE(ライス)処置」です。
RICE処置についてのポイントはこちらの記事でも詳しく説明しています。
痛みが引いたからといって、急に元の運動を再開してはいけません。筋肉の修復過程に合わせて、段階的に進めることが不可欠です。
肉離れは「クセになる」と言われますが、これは適切なリハビリを経ていないことや、脱水などの根本原因が解決されていないことが理由です。
喉が渇く前に飲むことが鉄則です。また、汗で失われたミネラルを補うため、スポーツドリンクや麦茶に塩飴をプラスするなどして対策しましょう。
冷えて硬くなった筋肉は断裂しやすい状態です。運動前には必ず筋温を上げましょう。運動後はクールダウンと静的ストレッチで疲労を溜めないことが重要です。
「太ももの前側ばかり強くて裏側が弱い」といった筋力差は肉離れのリスクを高めます。前と後ろ、右と左などバランスの良いトレーニングを心がけましょう。
A. 「痛みが消える時期」と「復帰できる時期」はズレることがほとんどです。 組織としての修復は軽度で2週間前後ですが、痛みが消えてすぐ全力プレーができるわけではありません。 当院では完全休養ではなく、「アクティブレスト(積極的休養)」を指導します。患部に負担をかけずにできる動きを一つずつ増やしていくことで、体力を落とさずに最短ルートでの完全復帰を目指します。
痛みや腫れがある急性期に温めると、炎症が広がり内出血が悪化してしまいます。最初の3日間は湯船を避け、シャワーのみにしてください。ズキズキする痛みが引いてきたら(4日目以降〜)、逆にお風呂で温めて血流を良くすることで回復が早まります。
傷ついた筋肉を無理に揉むと、傷口を広げてしまい治りが遅くなります。患部以外の周りの筋肉をほぐすことは有効ですが、患部そのものへのアプローチは専門知識が必要です。必ず接骨院などの専門家の指示に従ってください。
その他の質問は【大府市】スポーツの肉離れを早く治す方法で紹介しています。
肉離れは、身体が発した「限界」のサインです。このサインを無視して無理を続ければ、選手生命に関わる大きな怪我につながりかねません。
当院では、最短ルートでの復帰を目指した指導を行っています。
具体的には、受傷直後から「怪我をしていない部位」を積極的に動かし、治癒に必要な成長ホルモンの分泌を促します。同時に、患部にはテーピング貼付下での他動運動を行い、関節が固まるのを防ぎます。

「出来ることを出来るように行う」ことが、早期復帰への近道です。知多市での肉離れ治療事例も読んでみてください。
汗をかいた後に足がつって痛みが引かない方、肉離れでお悩みの方は、ARK接骨院へご相談ください。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大