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スポーツ選手にとって腰痛は「選手生命」に関わるサインです。練習中に腰が痛む」「プレー後に腰が重くなる」 スポーツに打ち込む中で、このような症状を感じたことはありませんか?
多くのアスリートが経験する腰痛ですが、「ただの疲れだろう」「数日休めば治る」と安易に放置するのは非常に危険です。スポーツにおける腰痛は、単なる筋肉痛から、腰椎分離症や椎間板ヘルニアといった重篤な障害の前兆である可能性が高いからです。
無理をしてプレーを続ければ、パフォーマンスが低下するだけでなく、最悪の場合、長期離脱や選手生命を縮める結果になりかねません。
この記事では、スポーツ選手特有の腰痛の原因、疾患別の特徴、そして今日からできる予防法とストレッチについて徹底解説します。正しい知識を身につけ、長く競技を楽しめる身体を作っていきましょう。

日常生活で起こる腰痛と、スポーツによる腰痛には決定的な違いがあります。それは、腰にかかる「負荷の強度」と「動作の繰り返し」です。
スポーツ動作は、ジャンプ、ダッシュ、急停止、接触など、体重の数倍の負荷が腰にかかります。十分な休養を取らずに練習を続けると、筋肉や関節の回復が追いつかず、疲労が蓄積して痛みが発生します。
つまり、「腰が悪い」のではなく、「体の他の部分の機能不全を腰が代償している」ケースが圧倒的に多いのです。
「スポーツ腰痛」と一口に言っても、原因となる疾患は様々です。痛みの出方や年齢によって疑われる病名が異なります。
【好発年齢】10代(成長期の小中高生)
【特徴】 成長期のスポーツ選手に最も多い障害の一つです。ジャンプや腰を反らす動作、回旋動作を繰り返すことで、腰椎の後方部分に亀裂が入る「疲労骨折」です。
【好発年齢】 20代〜40代(全世代のアスリート)
【特徴】 背骨のクッションである椎間板に強い圧力がかかり、髄核(椎間板の中身)が飛び出して神経を圧迫する状態です。前屈動作や中腰姿勢が多いスポーツで発症しやすい傾向があります。
【特徴】レントゲンやMRIで骨や神経に異常が見当たらない場合、多くはこれに分類されます。激しい運動により、腰背部の筋肉や筋膜が損傷・炎症を起こしている状態です。いわゆる「ひどい筋肉痛」や「肉離れ」に近い状態です。ギックリ腰とも呼ぶことがありますが、スポーツ現場においてギックリ腰と言われることは何故か少ないです。
【特徴】 背骨の後ろ側にある関節(椎間関節)が、腰を反ったり捻ったりする動作で衝突し、炎症を起こすものです。バレーボール、バドミントン、野球のピッチャーなどに多く見られます。椎間関節捻挫と呼ばれることもあります。
【特徴】 骨盤にある「仙腸関節」の噛み合わせが悪くなり、痛みが出る状態です。片足に強い衝撃がかかるサッカーや、コンタクトスポーツでバランスを崩した際などに起こります。
その他「坐骨神経痛」についてはこちらで詳しく説明しています。
痛みの出る動作によって、原因をある程度推測し、対策を変える必要があります。
※1インナーマッスルとは四肢(両腕、両足)以外の筋肉のことである。よく言われる4スタンス理論における軸(コア)の考え方ではなく解剖学的に見たインナーマッスルのこと。
痛めた直後と、復帰に向けての時期ではやるべきことが全く異なります。
激しい痛みがある時は、炎症を抑えることが最優先です。
安静にしすぎると筋肉が衰え、復帰後に再発するリスクが高まります。例えば腰を痛めている場合でも腕の筋肉、足の筋肉は動かすことができますし、関節の角度を変えない等尺性運動(アイソメトリックトレーニング)であれば行うことができます。
腰痛予防の鍵は「腰そのもの」ではなく、「股関節の柔軟性」と「体幹の安定性」にあります。
もも裏が硬いと、前屈動作で骨盤がうまく回転せず、腰だけが曲がってしまいヘルニアのリスクが高まります。
ここが硬いと「反り腰」になりやすく、分離症のリスクが高まります。
体幹が回旋する動作のあるスポーツ(野球、テニス、ゴルフなど)に必須です。
腰を守る天然のコルセットである「腹横筋」を活性化させます。
スポーツにおける腰痛は、単なるアクシデントではなく、「体の使い方が間違っている」「ケアが足りていない」という体からの重要なメッセージです。
この3つを徹底することで、腰痛のリスクは大幅に減らすことができます。 もし現在、腰に違和感があるのなら、勇気を持って「休む」「相談する」選択をしてください。その判断が、あなたの将来のパフォーマンスを飛躍させる土台となるはずです。
当院では腰痛の原因となる動きを特定し個人に合わせた指導を行っています。例えばダンサーに対する施術内容はこちらです。回復に合わせた食事の提案、補う為のサプリメントのアドバイス、スタジオの指導者、コーチに対する連絡事項を作成したりなど指導は多岐にわたります。
その中でも一貫していることが「休む時間を最小限に」という考え方です。競技者でいられる時間には限りがあります。その限りある貴重な時間を療養に費やすのはとてももったいないです。なので復帰まで最短ルートを選択できるよう心がけ指導しています。詳しい指導内容は個別にお答えしますので一度ご相談下さい。
東海市、大府市、知多市でスポーツでの腰痛にお悩みの方「ARK接骨院」へお任せください。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大 (Plot Gemini 3)