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その肩こり、ただの疲れだと思っていませんか?
「夕方になると肩が鉛のように重い」「首筋が張って頭痛がしてくる」 現代社会において、このような悩みを抱えていない人を探す方が難しいかもしれません。しかし、多くの人が「肩こりは国民病だから仕方がない」「寝れば治るだろう」と軽く考えて放置しています。
柔道整復師として断言します。その肩こりを放置することは、身体からの重要なSOS信号を無視することと同義です。
肩こりは単なる筋肉の疲労ではありません。長時間の同一姿勢や運動不足によって身体のバランスが崩れ、本来動くべき関節がロックされてしまった状態と言えます。特にデスクワークが中心の現代人にとって、肩こりは生活の質(QOL)を著しく低下させる最大の敵です。
この記事では、表面的なマッサージだけでは届かない「痛みの本質」について、解剖学的な視点と臨床現場での経験を交えて解説します。そして、私たちが施術現場で実践している「関節を動かす技術」の理論と、あなたが自宅で実践できる具体的な運動指導までを網羅しました。

肩こりの正体を正しく理解するために、まずは身体の中で何が起きているのかを見ていきましょう。
肩こりの主な原因の一つは、筋肉の血行不良です。 人間の頭の重さは成人で約5kgから6kgあると言われています。これはボウリングの球と同じくらいの重さです。この重たい頭を支えているのが、首から肩にかけて広がる「僧帽筋(そうぼうきん)」や「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」、「菱形筋(りょうけいきん)」といった筋肉たちです。
正しい姿勢であれば、骨格がうまく重さを分散してくれます。しかし、デスクワークで猫背になったり、スマホを見て下を向いたりする姿勢が続くと、頭の重心が前にずれます。すると、筋肉は頭が落ちないように常に引っ張り続けなければなりません。 筋肉が緊張し続けると、その中を通る血管が圧迫されます。血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなります。その結果、筋肉の中で「発痛物質(ブラジキニンやプロスタグランジンなど)」が生成され、これが脳に「痛み」や「コリ」として伝わるのです。
ここが非常に重要なポイントです。多くの人が「筋肉」ばかりに目を向けがちですが、実は「関節」の状態が肩こりに大きく関与しています。
人間の関節は、動かすことによって滑液(かつえき)という潤滑油が循環し、スムーズな動きを保っています。しかし、長時間動かさない状態が続くと、この潤滑油の循環が滞り、関節包(かんせつほう)という袋が硬くなってしまいます。 これを「拘縮(こうしゅく)」と呼びます。
特に肩甲骨周りや背骨(胸椎)の関節が硬くなると、腕を上げたり首を回したりする動作がスムーズに行えなくなります。その結果、無理に筋肉だけで動かそうとして余計な負荷がかかり、肩こりがさらに悪化するという悪循環に陥るのです。痛いと動かせない。動かせないから動かさないという悪循環に陥ってしまいます。

皆さんは、マッサージに行ってその時は気持ちよかったけれど、翌日にはまた肩が重くなった経験はありませんか? これは、硬くなった筋肉を一時的にほぐしただけで、根本的な原因である「関節の動き」や「姿勢」が改善されていないためです。
当院を含め、専門的な施術を行う現場では「関節モビリゼーション」という手技を重要視しています。 これは、施術者が徒手的に関節に対して細やかな反復運動を与え、関節の遊び(joint play)を回復させる技術です。
バキバキと音を鳴らすような矯正とは異なり、関節本来の生理的な動きを引き出すように優しく、かつ的確に動かしていきます。 関節の動きが良くなると、以下のようなメリットがあります。
「痛みのある場所」だけを見るのではなく、その痛みを引き起こしている「動かない関節」を見つけ出し、そこにアプローチすることで根本解決を目指しています。例えば大げさなケースだと股関節が固まってしまっているせいで肩こりが助長されているといったケースも見られます。
Check! 当院での具体的な施術の流れや、デスクワーク症候群へのアプローチについては、以下の記事でも詳しく解説しています。ご自身の症状と照らし合わせてみてください。増えているデスクワーク症候群の症状 | ARK接骨院
施術で関節の動きを良くしても、日々の生活で動かさなければ、身体はまたすぐに固まってしまいます。 そこで、私が患者様に必ず指導している「絶対にやってほしいエクササイズ」を3つ厳選しました。 ポイントは「筋肉を伸ばす」ことよりも「関節を動かす」ことを意識することです。
デスクワークで前に出た肩(巻き肩)をリセットする運動です。

ポイント:肩がすくまないように注意し、肩甲骨の内側にレモンを挟んで搾るような感覚で行ってください。
猫背で固まった背骨の動きを出します。
ポイント: 腰だけを反らすのではなく、肩甲骨の間にある「胸椎」を意識して動かすことが重要です。

縮こまった胸の筋肉を開き、呼吸を深くします。
ポイント: 痛み気持ちいい程度の強さで行いましょう。ここがほぐれると、肩が自然と後ろに下がりやすくなります。
運動指導と合わせて大切なのが、日常生活での意識です。 以下の3点を今日から意識してください。
肩こりは「体質」ではなく、長年の「生活習慣の結果」です。つまり、習慣を変えれば必ず改善への道は開けます。 私たち柔道整復師は、施術(パッシブケア)と運動指導(アクティブケア)の両輪で、あなたの身体作りをサポートします。
「たかが肩こり」と放置せず、関節がスムーズに動く、本来の軽い身体を取り戻しましょう。もし、セルフケアだけでは改善しない場合や、しびれを伴う場合は、早めに専門家にご相談ください。
肩こりの多くは「今までの生活で今の身体」が出来上がっていると考えています。なので根本的な解決には何かの習慣をプラスしたり、逆にマイナスしたりすることが不可欠になってくることが多いです。そんなとき何を足したり引いたりすればいいかわからなくなることがあると思います。そんな時は当院がお手伝いをします。肩こり改善のきっかけを関節モビリゼーションで作り出し一人ひとりに合った運動プログラムを制作させていただきます。肩こりは改善できる症状です。肩こりのない快適な生活を手に入れましょう。
東海市、知多市、大府市で肩こりにお悩みの方「ARK接骨院」へお任せください。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大
参考リンク 健康づくりのための身体活動・運動については、厚生労働省の情報も非常に参考になります。正しい知識を持って取り組みましょう。 身体活動・運動 – 厚生労働省