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スポーツや日常生活で、体の一部を強くぶつけてしまう「打撲(だぼく)」。
誰もが一度は経験したことがある怪我だけに、「ただの打ち身だから」「青あざができているだけ」と軽く考えて放置してしまう方が非常に多いです。
しかし、たかが打撲と侮っていると、筋肉の中に骨ができてしまう重篤な後遺症や、実は骨折が隠れているケースを見逃してしまうことがあります。
今回は、大府市周辺のアスリートや学生さんからも多くのご相談をいただく「打撲」について、特にバスケットボールなどで多い「太ももの打撲」を例に、接骨院の視点から解説します。
打撲とは、外部からの強い打撃や衝撃によって、皮膚そのものよりも、その下にある「皮下組織」や「筋肉」「血管」が損傷してしまった状態を指します。
いわゆる「打ち身」と呼ばれるものです。
主な症状としては、ぶつけた部分が赤く腫れ上がったり、血管が切れることで内出血(青あざ)ができたりします。
打撲は体のどこでも起こり得ますし、関節部分を強打すれば「関節の打撲」となります。頭部を打撲した場合は、脳へのダメージによる吐き気や意識障害のリスクもあるため、特に注意が必要です。
また、打撲だと思っていたら実は骨がズレていた(亜脱臼)というケースも、スポーツ現場では珍しくありません。
【大府市】バレーボールでの膝打撲…実は亜脱臼かも?11歳女子の回復実例はこちらで解説しています。
似たような症状の怪我に肉離れというものもあります。【大府市】肉離れの解説と復帰までの流れを読んでみてください。
打撲の中でも、特にスポーツ現場で多く、かつ重症化しやすいのが「大腿部(太もも)の打撲」です。
地方によっては「モモカン」「チャランポ」「チャボ」など独特な呼び名で呼ばれることもあります。
例えばバスケットボールの試合中。
ボールを持っているオフェンスプレーヤーに対し、ディフェンスに入った選手の膝が、太ももに激しく衝突するケースが最も多い発生パターンです。
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が、自分の骨と相手の膝の間に挟まれて潰される形になるため、ダメージは深刻です。
受傷直後から膝を曲げた状態で維持することが難しくなり、重度のものでは激痛で屈伸運動が全くできなくなることもあります。

打撲の基本処置は、出血と腫れを抑えるための「圧迫」と「アイシング(冷却)」です。
しかし、これが「負けられない試合の最中」であり、かつ「その選手がチームの主軸で、どうしても抜けられない」場合、現場の処置は変わります。
運動を継続して行わなければいけない場合、直後のアイシングは行いません。
なぜなら、筋肉は冷えると収縮して固まる性質を持っているためです。受傷直後に氷で冷やしてしまうと、患部付近の筋肉が固まり、走ったり跳んだりというバスケットボールに必要な動作が全くできなくなってしまうのです。
もちろん、無理をすれば後遺症のリスクも高まります。そのため、監督、コーチ、チームトレーナー等と慎重に相談してから決めることですが、私がトレーナーとして帯同しているチームでは、勝負がかかっている試合であった場合、「選手の意思」を最優先します。
本人が「出る」と決めたなら、あえて冷やさず、テーピングで筋肉の動きをサポートし、痛みをコントロールしながら走れるような処置を施してコートへ送り出します。
こうした判断ができるのも、現場経験豊富な柔道整復師がいる接骨院ならではの強みです。
「試合中に相手とぶつかって太ももを痛めた。でも明日の試合には絶対に出たい」
そんな強い意志を持って来院された、バスケットボール部の学生さんの事例です。
| 年齢・性別 | 13歳(男性・中学生) |
| 競技 | バスケットボール |
| 来院時の状態 | 試合中の接触による大腿部打撲。 痛みレベル:7/10 (歩行や屈伸で顔をしかめる強さ) |
| ご要望 | 「明日の試合に出場したい」 |
通常、痛みレベル7の打撲であれば完全安静を選択するケースも多いです。
しかし、今回は「翌日の試合出場」が絶対条件。休ませて固まってしまっては試合になりません。
そこで、患部の状態を見極めながら、あえて「動かして治す」アプローチを選択しました。
施術直後、痛みレベルは「7」から「4」まで軽減。
翌日の試合は「痛みはあるものの、プレー可能な状態」で出場し、無事に活躍することができたとの報告をいただきました。
試合後は、無理をした分のダメージを抜くため、10日間ほど運動量を制限して治療に専念し、現在は完全に痛みが取れ(寛解)、元通りプレーできています。
今回のケースは、専門家がつきっきりで管理したからこそ実現できた「特例」です。
打撲をして内出血がある状態で、自己判断で無理に動いたりマッサージをしたりすると、「骨化性筋炎(こっかせいきんえん)」という恐ろしい後遺症を招くリスクが非常に高くなります。
太もものような筋肉が分厚い場所の打撲で、一番気を付けなければならないのが「骨化性筋炎」です。
骨化性筋炎とは、打撲による内出血(血腫)が筋肉内に残っている状態で、無理にマッサージをしたり激しい運動を続けたりした時に起こります。
行き場を失った血液がカルシウム沈着を起こし、筋肉の中に「骨のような硬い組織(石灰化)」が形成されてしまう病気です。
こうなると筋肉が伸び縮みできなくなり、膝が曲がらなくなります。最悪の場合、手術でその骨状の物質を摘出しなければならなくなることさえあります。

筋肉の中に骨ができてしまうこの病気については、以下の記事で詳しく解説しています。
「打撲だから大丈夫!」「ただぶつけただけ!」
そう自己判断せず、痛みが強い場合や関節の曲げ伸ばしが辛い場合は、すぐにプロへ相談してください。
大府市周辺でスポーツによる打撲、日常生活での打ち身にお悩みの方は、ARK接骨院へお任せください。
【アクセス】
怪我の程度はもちろん、これから試合があるのか、休めるのかといった選手の背景まで考慮し、最適な治療とリハビリプランをご提案します。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大