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「全力で投げると肩の奥が痛む」
「塁間が届かなくなってきた」
「練習後の夜、肩がズキズキして眠れない」
野球選手にとって、肩の痛みは選手生命を脅かす最大の敵です。
特に、大府市では大府市民球場(旧三菱グランド)がリニューアルされ、素晴らしい環境でプレーできる機会が増えています。そんな中、肩の痛みでベンチを温めるのは辛いですよね。
いわゆる「野球肩」は、単なる投げすぎ(オーバーユース)だけが原因ではありません。フォームの乱れや身体の硬さを放置したままでは、いくら休んでも再発を繰り返します。
この記事では、大府市・のアスリートを支えるARK接骨院が、野球肩の正体と、最短でマウンドに戻るためのロードマップを解説します。
実は「野球肩」という正式な病名はありません。投球動作のように腕を大きく振るスポーツで発生する肩関節障害の総称です。
そのため、野球だけでなく、バレーボールのアタック、テニスのサーブ、水泳のクロール、ハンドボールやり投げなどでも発症します。
共通しているのは、肩の筋肉(腱板)や関節唇(軟骨)、靭帯などが、繰り返しの負荷によって悲鳴を上げているという点です。
下記リンクではスポーツ別の肩の痛みを解説しています。
痛む場所やタイミングによって、疑われる病態が異なります。代表的なものを4つ紹介します。

「インピンジメント」とは「衝突」という意味です。投球動作で腕を上げた時に、肩の骨(肩峰)と腱板がぶつかり、炎症を起こします。
特徴:腕を横からあげていく途中(60°〜120°あたり)で鋭い痛みや引っかかり感がある。

肩のインナーマッスルである棘上筋(きょくじょうきん)などが、繰り返しの投球で擦り切れて傷ついた状態です。
特徴:力が入らない、ボールをリリースした瞬間に痛む、夜寝ている時にズキズキ痛む(夜間痛)。

肩の受け皿の縁にある軟骨(関節唇)が、上腕二頭筋の強い牽引力で剥がれてしまう怪我です。
特徴:振りかぶった時やフォロースルーで、肩の奥で「カクっ」という音がしたり、抜けるような感覚がある。

成長期の小中学生に特有の障害です。骨の端にある柔らかい成長軟骨(骨端線)が、投げすぎによって開いてしまった状態です。
特徴:投球時だけでなく、肩の付け根を押すと痛い。放置すると骨の成長障害につながるため、即座に投球禁止が必要です。
より詳しい解剖学的なメカニズムを知りたい方はこちら
大府市や東海市は野球が盛んで、週末になると多くのチームが練習試合を行っています。しかし、「投げすぎ(オーバーユース)」だけが原因ではありません。
同じ練習をしていても、怪我をする選手としない選手がいます。その差は「身体の使い方」にあります。
当院では、「痛いから休む」という消極的な休養だけでなく、「復帰した時に以前より強い球が投げられる身体を作る」ための積極的なリハビリを提案しています。
痛みが強い時期は、勇気を持って「ノースロー」を選択します。加圧下での自動運動及び他動運動、徹底的に組織の硬さを取り除き負担を書けないようにします。
肩の後ろ(後方関節包)や胸椎(背骨)、股関節の硬さを取り除きます。特に肩甲骨の動きをスムーズにすることが重要です。
インナーマッスル(腱板)を単独で鍛えるだけでなく、下半身から指先までの連動性(キネティックチェーン)を高めるトレーニングを行います。
いきなりマウンドからは投げません。ネットスロー(至近距離)→塁間(山なり)→塁間(ライナー)→遠投→ブルペンと、段階的に強度を上げていきます。
A. 痛みの程度と炎症レベルによります。軽度であれば、球数制限やポジション変更(投手を避けるなど)をしつつ、治療と並行してプレー可能な場合もあります。ただし、夜間痛がある場合やフォームが崩れるほどの痛みの場合は、勇気を持って休むことが最短の近道です。
A. インナーマッスルの強化は非常に有効ですが、それだけでは不十分です。「筋肉があること」と「正しく使えること」は別だからです。筋力強化と同時に、肩甲骨や股関節との連動性を高めるトレーニングが必要です。
A. 湿布は炎症を抑え、一時的に痛みを和らげる効果はありますが、根本的な損傷(腱板の傷など)やフォームの悪さを治すものではありません。あくまで補助的なものと考え、リハビリとセットで行う必要があります。
A. 骨端線離開具合によりますが、一般的には1ヶ月〜3ヶ月程度の投球禁止期間が必要です。「痛くないから」と自己判断で投げ始めると再発しやすく、骨の成長障害を残すリスクがあるため、必ず専門家の許可が出てから再開してください。
大府市には素晴らしい球場があり、野球に打ち込む環境が整っています。その環境で長く、楽しくプレーを続けるためには、肩の違和感を放置しないことが何より大切です。
【アクセス】
「全力で投げられない」というストレスから解放され、マウンドで思い切り腕を振れる喜びを取り戻しましょう。
ARK接骨院が、あなたの復帰を全力でサポートします。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大
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