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愛知県東海市、大府市、知多市周辺で野球に打ち込むプレーヤー、そして保護者・指導者の皆様、こんにちは。ARK接骨院 代表の古田です。
私はこれまで5年間にわたり高校野球チームのトレーナーを務め、現場で1000人以上の野球選手の身体と向き合ってきました。実は、私自身は野球の競技経験者ではありません。しかし、「運動学」と「解剖学」のスペシャリストです。
「運動学的に無理な動きは、野球選手にとっても絶対に無理な動きである」
これが私の信条です。野球肩や野球肘といったケガは、決して「肩や肘だけ」の問題ではなく、解剖学的な限界を超えた間違った身体の使い方(運動連鎖の破綻)から生まれます。
この記事では、スポーツ医学とバイオメカニクスの視点から、野球で起こるケガの根本原因、年代別のリスク、そして当院ならではの「休ませない治療戦略」までを徹底解説する【野球障害の総論】をお届けします。
野球の投球や打撃は、全身を使った爆発的で非対称なねじり運動です。
安全で強いボールを投げるためには、足元から生み出された力が、骨盤→体幹→肩甲骨→腕→指先へと、まるでムチのように順番に伝わっていく必要があります。これを専門用語で「運動連鎖(キネティックチェーン)」と呼びます。

しかし、股関節が硬かったり体幹(コア)が弱かったりすると、下半身からの力がうまく伝わりません。すると選手は無意識のうちに、上半身の筋力だけでボールに威力を出そうとする「手投げ(アームスロー)」になってしまいます。
このフォームの崩れが、肩や肘の特定の場所に限界を超える負担(牽引力や圧迫力)を集中させ、ケガを引き起こす最大の原因となります。つまり、肩や肘の痛みは「全身の連動が崩れているよ!」という身体からの重要なSOSサインなのです。
投球動作によって引き起こされる代表的な障害を部位別に解説します。

※リンク先には各症状の詳しい図説があります。

野球のケガは、選手の年齢によって発生するメカニズムが全く異なります。

成長期は、骨が伸びるスピードに筋肉の成長が追いつかず、身体が硬くなりやすい時期です。
大人が靭帯を切るような強いストレスがかかった時、子供の場合は靭帯が切れる前に、未熟な成長軟骨を剥がしてしまう(裂離骨折やOCD)という非常に厄介な壊れ方をします。ここを放置すると、将来腕が曲がったままになる等の重篤な後遺症が残ります。

還暦野球プレーヤーの約75%が何らかの痛みを抱えています。大半は長年の酷使や加齢による「肩・膝・腰」の痛みですが、特筆すべきは「日常では使わないはずの肘関節痛」を抱えている方がいる点です。年齢を重ねても、投球動作による過剰な負荷(オーバーロード)は確実に蓄積するため、入念なコンディショニングが必須です。
日本臨床スポーツ医学会などは、疲労骨折や靭帯損傷を防ぐために明確な球数制限を設けています。(例:小学生は1日50球、中学生は70球など)。また、ダブルヘッダー(1日2試合登板)は禁止されています。
しかし、球数制限はあらゆるケガを防ぐ魔法の数字ではありません。
疲労が溜まってフォームが崩れれば、たった1球の「手投げ」で限界値を超え、急性のケガを発症することもあります。制限を守ることは大前提ですが、それ以上に「1球の質(正しいフォーム)」を指導することが極めて重要です。
一般的な病院や接骨院で「野球肘・野球肩」と診断されると、必ずと言っていいほど「痛みが引くまで数ヶ月間の完全安静(ノースロー)」を指示されます。しかし、当院の治療方針は根本的に異なります。
▼野球でも起こりやすい各症状の詳しい解説はこちら
A. いいえ、自己判断での放置は絶対に危険です。
成長期の野球肘は単なる筋肉痛ではなく、「離断性骨軟骨炎(OCD)」や「骨端線損傷」の可能性が高いからです。初期は痛みが引くこともありますが、内部で壊死が進行している場合があり、将来の手術リスクにつながります。痛みが引いたからと安心せず、早急にエコー検査等の専門的なチェックを受けてください。
A. いいえ、完全に休む必要がないケースも多々あります。
当院では、選手の限られた「1ヶ月の価値」を非常に重く見ています。運動学的な見地からフォームをチェックし、フォーム矯正のテーピング等で保護することで、可能な範囲での練習参加や投球を再開できる道を探ります。セカンドオピニオンとしてぜひ一度ご相談ください。
A. 球数制限だけではケガを完全には防げません。
球数制限は疲労蓄積を防ぐ最低限のルールですが、下半身が使えない「手投げ」のフォームで投げれば、少ない球数でも肩や肘の限界を簡単に超えてしまうからです。球数管理と併せて、解剖学的に無理のない「正しい投球フォーム(運動連鎖)」を身につけることが必須となります。
A. ご安心ください。私は「運動学」と「解剖学」のプロフェッショナルです。
経験者の感覚的な指導(「もっと肘を上げろ」など)が選手の解剖学的な構造に合っておらず、結果的にケガを誘発しているケースを1000人以上見てきました。「運動学的に無理な動きは絶対にできない」という科学的な根拠に基づき、安全で効率的な動作へと導きます。
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冒頭にも述べましたが野球選手が野球選手でいられる時間は限られています。その限られた時間で精一杯野球を楽しめるようARK接骨院はサポートいたします。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大
各症状について、専門的な視点で詳しく解説しています。