【施術実例】打撲で歩けない状態から3日で試合復帰!スポーツ外傷のプロが教える回復術

知多市で打撲を負ってしまい座り込むサッカー少年

「転んで足を強くぶつけてしまった」
「サッカーの試合中に相手選手の膝が太ももに入った」

日常生活やスポーツの現場で頻繁に起こる「打撲(打ち身)」。
誰もが一度は経験したことがある怪我だけに、「ただの青あざだから、放っておけばそのうち治るだろう」と軽く考えてしまいがちです。

しかし、その自己判断が思わぬ落とし穴になることがあります。
たかが打撲と放置した結果、筋肉の中に骨ができてしまう後遺症が残ったり、実は骨折が隠れていたりするケースも少なくありません。

この記事では、知多市・東海市エリアで数多くのアスリートを治療してきたARK接骨院が、打撲のメカニズムから「骨折との見分け方」、そして「全治までの期間を劇的に短縮させたサッカー少年の施術実例」までを徹底解説します。

目次

打撲(打ち身)とは?体の中で何が起きているのか

打撲は一般的に「打ち身」とも呼ばれます。
転倒したり、ものに強くぶつかったりした際に、身体の外部から強い衝撃が加わることで発生します。

皮膚が裂けたり切れたりといった表面上の傷口(創傷)はありませんが、皮膚の下にある「皮下組織」や「筋肉」などの軟部組織が押し潰されて損傷している状態を指します。

症状とあざの色の変化

打撲をすると、損傷した組織を修復するために、酸素やアミノ酸などの栄養素を含んだ血液が患部に集まります。その過程で血流量が急激に増加するため、以下のような炎症症状が現れます。

  • 皮下出血(内出血): 血管が損傷し、皮膚の下に血が溜まること血腫(けっしゅ)が形成されます。
  • 腫脹(腫れ): 炎症により患部が腫れ上がります。
  • 疼痛(痛み): 組織の腫れが周囲の血管や神経を圧迫すると、動かさなくてもズキズキとした痛みや痺れを感じることがあります。
  • 変色: 時間の経過とともに、赤 → 青紫 → 茶色 → 黄色 と変化し、最終的に肌の色に戻っていきます。

「たかが打撲」と放置してはいけない理由

通常、打撲は適切な安静と処置を行えば、10日〜2週間程度で症状が改善に向かいます。
しかし、初期対応を誤ったり、痛みを我慢して運動や肉体労働を続けたりすると、取り返しのつかない重篤な症状を引き起こすリスクがあります。

コンパートメント症候群(区画症候群)

強い打撲により筋肉の内部で出血が続くと、筋肉を包んでいる膜(筋膜)の内圧が異常に高まります。
圧力の逃げ場がなくなると、血管や神経が圧迫されて血行障害を起こし、最悪の場合は筋肉や神経が壊死してしまうことがあります。これを「コンパートメント症候群」と呼び、緊急の処置が必要になります。

知多市で打撲の後遺症コンパートメント症候群を説明する図

外傷性骨化性筋炎(こつかせいきんえん)

太ももや二の腕への強い打撲で特に注意が必要なのがこの症状です。
損傷した筋肉の中に溜まった血液(血腫)が、吸収されずにカルシウム沈着を起こし、「石灰化した骨のような組織」に変化してしまう病態です。
筋肉の中に硬い異物ができるため、筋肉を動かすたびに激しい痛みを感じ、関節が曲がらなくなるなどの機能障害が残ります。

骨化性筋炎の詳しいメカニズムとリスクについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

これって骨折?打撲?自分で見分けるポイント

接骨院で最も多く受ける質問の一つが「これは折れていますか?それともただの打撲ですか?」というものです。
完全に判断するにはレントゲン検査が必要ですが、ある程度の目安となる鑑別方法はあります。

痛みの範囲と動き

  • 打撲の場合:
    太ももや腕など筋肉が厚い部分の打撲は、痛みがあっても損傷箇所が限定的です。そのため、痛みをこらえればある程度関節を動かすことが可能です。
    また、関節自体の打撲であれば、損傷する組織自体が少ないため、動かしたことによって痛みが激増することは比較的少ない傾向にあります。
  • 骨折の場合:
    骨折部位を中心として広範囲に激痛が走ります。関節を少し動かそうとするだけでも耐え難い痛みが生じ、可動域が著しく制限されます。

特定の動きでの痛み(要注意サイン)

「内出血は見られるが、動かせるし、我慢できないほどの痛みではない」

このような場合でも油断はできません。実は骨折が隠れていても、周囲の腱や筋肉の張力によって骨折部位が支えられ、一見動かせてしまうことがあるからです。
特に、特定の方向に力を入れた時だけ鋭い痛みが走る場合は、微細な骨折や剥離骨折の可能性があります。自己判断せず、専門家のチェックを受けることを強くお勧めします。

【大府市】周辺でバレーボールやバドミントンなど、屋内スポーツでの怪我にお悩みの方へ。 床への強打による「治らない膝の痛み」の正体と、早期復帰のコツについてはこちらの記事(バレーボール少女の施術実例)をご覧ください。

ARK接骨院での専門的な治療アプローチ

知多市・東海市の方々に選ばれている当院の打撲治療は、「ただ休ませる」だけではありません。
早期復帰と機能回復を目指し、段階的なアプローチを行います。

  1. 疼痛コントロールと圧迫:
    受傷直後は患部を適切に圧迫(コンプレッション)し、腫れと痛みを最小限に抑えます。必要に応じて温熱療法を組み合わせ、血行を管理します。
  2. 段階的な機能訓練:
    患部を固定したままにすると関節が固まってしまいます。痛みのない範囲で、以下の順序でリハビリを行います。
    他動運動: 施術者が患者様の関節を動かす
    自動運動: 患者様自身の力で動かす
    自動抵抗運動: 負荷をかけて動かす
  3. 専門的なテーピング:
    伸縮テープ(エラスチコン)や固定力の強いテープ(ロイコ)などを使い分け、日常生活やスポーツ復帰時の負荷に耐えられる補強を行います。

【施術実例】3日後の試合に出たい!サッカー少年の早期復帰

実際に当院で施術を行い、劇的な回復を見せた症例をご紹介します。
「打撲でも専門的な処置を行えば、ここまで早く動けるようになる」という一例です。

患者様のデータ

年齢・性別 14歳(男性)
競技歴 サッカー(9年)
症状 身体数か所の打撲。
運動時および患部の筋肉を動かした際に強い痛み(疼痛)あり。
ご要望 「3日後に大事な試合がある。どうしても出場したい」

施術前の状態分析

触診を進めていくと、この選手は下腿(ふくらはぎ周辺)の筋肉が非常によく発達していました。プレースタイルを伺うと、前線へ積極的に走り込み点を狙うストライカータイプ。
しかし、現状では片足に体重を乗せることすら難しく、このままではキックを放つどころか、ピッチに立つことさえ困難な状況でした。

ARK接骨院での処置と経過

時間が限られている切迫した状況だったため、即効性と固定力を重視した施術プランを組みました。

  1. 加圧下での運動療法:
    血流をコントロールしながら足関節の他動運動・自動運動を行い、組織の柔軟性を確保。
  2. 手技によるリリース:
    マッサージおよびオイルマッサージを入念に行い、打撲周辺の下腿の筋肉の過度な緊張(スパズム)を取り除きました。
  3. 強固なテーピング固定:
    試合に耐えうる強度を確保するため、ナイロン製の硬いテーピングにて固定。「10〜12時間程度はこの状態を維持してください」と指導しました。

結果:施術後、試合を終えた選手から連絡をいただきました。なんと「2日間で4試合に出場することができた」とのことです。

打撲によって片足荷重が困難になるほどの重篤な症状でしたが、競技の負荷に耐えられる状態まで短期間で導くことができました。
今回のケースは、受傷日が来院のわずか1日前だったことが功を奏しました。受傷から時間が経っていない「急性期」であればあるほど、整復も固定も効果的に行えます。

知多市で打撲の処置にテーピングを貼付する様子

こちらでは【名古屋市南区】バスケットボールに多いモモカン(打撲)について解説しています。

知多市・東海市で打撲の痛みにお悩みの方へ

「打撲くらいで接骨院に行ってもいいのかな?」と遠慮する必要はありません。
特にスポーツをしている方や、仕事で体を動かす方にとって、たった一つの打撲がパフォーマンスを大きく下げる原因になります。
【東海市】打撲の痛みを早く治したい方へ|「RICE処置」と注意点こちらの記事では自宅で出来る応急処置を紹介しています。

怪我の程度や患者様の生活背景(試合がある、仕事を休めない等)に合わせた最適な治療計画を提案します。
アクセス

  • 知多市役所から車で15分
  • イトーヨーカドー知多店から車で15分
  • 東海市役所から車で5分


早期回復を目指すなら、ぜひ受傷後すぐにARK接骨院へご相談ください。

執筆者 柔道整復師 古田 幸大

参考サイト・外部リンク

本記事の執筆にあたり、以下のスポーツ医学情報を参照しています。

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