捻挫、打撲、挫傷それぞれの症状と状態は?

「捻挫(ねんざ)」「打撲(だぼく)」「挫傷(ざしょう)」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?どれも日常やスポーツを行ってるときによく起こる怪我です。名前が違うだけあって損傷の状態はそれぞれ異なっています。今回はこれら「捻挫」「打撲」「挫傷」についてそのメカニズムを詳しく説明していいきます。

目次

捻挫

捻挫とは関節に可動域を超えて不自然な力が加わることによって靭帯(骨と骨とを繋ぐ組織)や関節包(関節を包んでいる袋)が伸びたり切れたりといった損傷を起こした状態をいいます。

関節は人体に定義にもよりますが約260個ほど存在しています。そのほとんどの関節で捻挫は起こる可能性があります。逆に言うと関節以外で起こった損傷を捻挫と呼ぶことはありません。「捻挫は関節でのみ発生する」と覚えておきましょう。

主な症状として関節周りの腫脹(はれ)、内出血、捻挫をした関節を動かしたときの運動時痛などがあります。

受傷後に適切な処置をせずに放置をしてしまうと靭帯が関節包と癒着を起こし固まり、関節自体が動揺性(どうようせい)を持ってしまうことがあります。

足関節の捻挫については足首の捻挫を早く治す![足関節捻挫の教科書]ですぐわかります。

打撲

打撲とは筋肉や皮膚、皮下組織にいわゆる「打ち身」を受けた状態を言います。外部からの打撃、衝撃によって皮膚や皮膚の下にある筋肉が損傷したり、血管が切れた状態です。

地方によっては太ももに受ける打撲を「ももかん」「ちゃらんぽ」「ちゃぼ」と呼ぶことがあります。

先に捻挫の項で「捻挫は関節でのみ発生する」と述べましたが、打撲は関節に打撃を受けることによって関節でも発生することがあります。

症状としてはぶつけた部分が腫れ、赤くなり、場合によっては青あざになり内出血を起こします。内出血と言うのは血管が損傷し皮膚の下で出血を起こしているものを言います。

組織の分厚い場所(脹脛や太もも)だと、血の塊が血腫として筋肉内に残り骨化性筋炎という病気を引き起こしてしまうこともあるので注意が必要です。他にも頭部に打撲を受けた場合は脳にダメージがある可能性があるため、吐き気や意識障害が起こらないか注意することが必要です。

打撲について詳しい解説は[打撲・打ち身の教科書]ぶつけた痛みの処置|東海市のARK接骨院で解説しています。

挫傷

挫傷とは筋挫傷とも呼び、筋肉や軟部組織が引き伸ばされて損傷、断裂を起こすことを言います。軟部組織とは腱、筋膜、神経などのことを指します。一般的には「肉離れ」として知られています。

主な原因としては強い力が加わって筋肉が引き伸ばされたり、急にジャンプやダッシュなどで筋肉が急に引き伸ばされることによって発生します。

症状としてはストレッチをして幹部を引き伸ばすと痛みが出たり、患部を押すと痛みが出たり、重症になってくると患部が凹んで見えたり触った際くぼんでいることもあります。筋肉や腱が完全に断裂している場合は再建手術が必要になることもあります。

肉離れについてはその瞬間、激痛が走ったら![肉離れの教科書]を読んでみてください。

共通の応急処置として「RICE処置」というものがあります。

「RICE処置」についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

各症状に対する対処は別の記事で解説したいと思います。

東海市、大府市、知多市で捻挫、打撲、挫傷にお悩みの方「ARK接骨院」へお任せください。

執筆者 柔道整復師 古田 幸大

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