【シーバー病】2週間の安静でも治らない踵の痛み|原因は「猫背」?姿勢改善で即復帰した事例

シーバー病で踵が痛い男の子

「子供がサッカーの練習後に踵(かかと)を痛がって歩けない」
「病院でシーバー病(成長痛)と言われ、2週間休んだのに痛みが引かない」
「サポーターをして騙し騙しプレーしているが、見ていて辛い」

東海市、大府市、知多市でスポーツを頑張るお子様を持つ親御様、このようなお悩みはありませんか?

一般的に「シーバー病(踵骨骨端症)」は、「成長痛だから時期が過ぎるのを待つしかない」「練習を休んで安静に」と言われがちです。
しかし、ただ休んでいるだけでは、復帰した瞬間にまた痛くなります。

なぜなら、踵が痛くなる「本当の原因(姿勢と重心)」が解決していないからです。
この記事では、当院で実際にあった「2週間の安静でも治らなかったサッカー少年が、姿勢矯正で翌日から復帰できた事例」を交え、シーバー病の本当の治し方を解説します。

目次

東海市でも多いシーバー病(踵骨骨端症)とは?

シーバー病とは、10歳前後の成長期の子供(特に男子)に多く見られる、踵の骨の成長痛です。
成長期の踵の骨には「骨端線(こったんせん)」という柔らかい軟骨部分があります。

シーバー病(踵骨骨端症)のメカニズム図解|アキレス腱が成長軟骨を引っ張る様子

ジャンプやダッシュを繰り返すと、ふくらはぎの筋肉が硬くなり、その延長にあるアキレス腱が踵の骨を強く引っ張ります。
この「引っ張る力」に柔らかい軟骨が耐えられなくなり、炎症(剥離)を起こして痛みが発生します。
同じ成長期のスポーツ障害として、膝が痛くなるオスグッド病も併発しやすいので注意が必要です。

アキレス腱炎との違い

似たような症状に「アキレス腱炎」や「アキレス腱周囲炎」があります。
シーバー病は「骨(軟骨)」が痛むのに対し、こちらは「腱そのもの」や「腱を包む組織」が炎症を起こします。

大府市の【治療事例】安静で治らなかった痛み姿勢改善で即解消

「病院で安静と言われたけど治らない」というケースがなぜ起きるのか、当院の実例で解説します。

患者様のデータ

  • 年齢・性別:小学5年生 男子
  • 競技:サッカー(週5〜6回の高頻度)
  • 経緯:踵の激痛で整形外科を受診。「シーバー病」と診断され、2週間完全運動中止の指示を受ける。
  • 悩み:2週間きっちり休んだのに、練習を再開しようとしたら痛みが全く変わっていなかったため来院。

なぜ「安静」で治らなかったのか?

初検時、患部(踵)にはまだ軽い赤み(発赤)がありました。
しかし、私が注目したのは踵ではなく、彼の「立ち姿勢」でした。

当院独自の指標である「5ポイントチェック」を行ったところ、驚くべき事実が判明しました。

ARK接骨院の姿勢分析「5ポイントチェック」|耳・肩・骨盤・膝・足首の重心線を確認

5ポイントチェックとは?
「耳・肩峰(肩の先)・大転子(股関節)・膝の前(お皿の骨の後ろ)・外果(外くるぶし)」の位置関係を見て、重心や姿勢の歪みを判断する方法です。

この患者様は、肩関節が極端に前に入り込み、重度の「猫背」になっていました。
猫背になると、人間は倒れないようにバランスを取るため、無意識に「重心がつま先寄り(前重心)」になります。

「猫背」が踵を壊していたメカニズム

ここが重要なポイントです。

  1. 猫背になり、重心が前にズレる。
  2. 身体が前に倒れないように、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が常にブレーキをかけて踏ん張る状態になる。
  3. 24時間、アキレス腱が踵を強く引っ張り続ける。
  4. 結果、休んでいても踵への負担が消えず、治らなかった。

踵を触らずに痛みが消失

原因は「足」ではなく「背中」にありました。
そこで、踵のマッサージは行わず、肩関節および胸郭(肋骨周り)のモビリゼーションを行い、姿勢を矯正しました。

猫背が解消され、重心が正しい位置(後ろ寄り)に戻った瞬間、ふくらはぎの緊張が抜け、アキレス腱の張力が正常化しました。
その場で「痛くない!」と変化を実感され、翌日からサッカーの練習に完全復帰されました。

シーバー病に関するQ&A

Q. 痛くても練習していいですか?

A. 痛みを庇う動きが出るなら休むべきですが、治療しながら継続可能です。
痛みを我慢してプレーすると、フォームが崩れ、膝や腰など別の場所を痛める「二次災害」が起きます。当院では、今回紹介した事例のように、重心バランスを整えることで、練習を休まずに痛みを改善することを目指しています。

Q. 成長痛だから、背が伸び止まるまで治らないのですか?

A. いいえ、そんなことはありません。
確かに成長期特有の症状ですが、痛みが出る原因は「身体の使い方」や「骨のアライメント不良」による過度な負担です。それらを取り除けば、身長が伸びている最中でも痛みなくスポーツを楽しむことは十分に可能です。

Q. クッション性の高い靴やインソールは効果がありますか?

A. 衝撃吸収には有効ですが、根本解決にはなりません。
インソールで踵を高くする(ヒールアップ)と、一時的にアキレス腱の負担は減ります。しかし、それは対処療法に過ぎません。今回の事例のように「なぜ踵に負担がかかる姿勢なのか」を治さない限り、インソールを外せばまた痛くなります。

Q. シーバー病を放置するとどうなりますか?

A. 疲労骨折や剥離骨折に繋がる恐れがあります。
痛みを我慢して強い負荷をかけ続けると、踵の骨の一部が剥がれてしまう「剥離骨折」を起こすことがあります。こうなると長期の離脱が余儀なくされます。子供の「痛い」サインを見逃さず、早めにご相談ください。

東海市・大府市でお子様の「踵の痛み」にお困りなら

お子様がシーバー病(成長痛)に悩む姿を見るのは辛いものです。
しかし、その痛みには必ず「原因」があります。

ただ湿布を貼って練習を休ませるのではなく、姿勢や重心という根本原因からアプローチすることで、驚くほど早期にスポーツ復帰できる可能性があります。

アクセス

  • 東海市役所から車で5分
  • 知多市役所から車で15分
  • 大府市あいち健康の森公園から車で15分

「もう何週間も治らない」と諦める前に、ぜひ一度ARK接骨院へご相談ください。

執筆者 柔道整復師 古田 幸大

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