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「ジャンプの着地で膝のお皿の下がズキッとする」
「ダッシュの踏み込みで膝が痛む」
「練習の始めは痛いけれど、温まってくると動けるから…と我慢している」
メディアス体育館大府でバスケットボールやバレーボールに打ち込んでいる学生さんや、あいち健康の森公園でランニングをしている市民ランナーの方で、このような膝の痛みに悩んでいる方はいませんか?
その症状、もしかするとスポーツ障害の一つ「ジャンパー膝(膝蓋腱炎)」かもしれません。
ただの使いすぎ(オーバーユース)だと思って放置していると、歩くことさえ困難になるケースもあります。今回は、ジャンパー膝の根本原因と、よく似た症状である「オスグッド病」との違いについて解説します。
ジャンパー膝は、医学的には「膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)」や「大腿四頭筋腱付着部炎」と呼ばれます。
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が、膝のお皿(膝蓋骨)を介してすねの骨(脛骨)を引っ張り続けることで、繋ぎ目である靭帯に微小な断裂や炎症が起きている状態です。
【好発年齢・競技】
運動量の多い10代〜18歳くらいの男性に多く発生します。
特に、激しいジャンプやダッシュ、ストップ動作を繰り返す以下のスポーツでよく見られます。

スポーツをしている学生に多い膝の痛みとして、ジャンパー膝とよく比較されるのが「オスグッド・シュラッター病(オスグッド)」です。
どちらも「太ももの筋肉(大腿四頭筋)の硬さ」が引き金になる点では共通していますが、痛む場所や発症する年齢に明確な違いがあります。
| オスグッド病 (左側) |
ジャンパー膝 (右側) |
|---|---|
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▼ 痛む場所 ▼
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▼ 痛む場所 ▼
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【共通点と治療方針】
オスグッドは成長期の骨がまだ柔らかい時期に、強力な太ももの筋肉に引っ張られて骨の一部が剥がれそうになる状態です。
一方、骨が硬くなった後に同じ負荷がかかると、今度は繋ぎ目である腱(ジャンパー膝)が悲鳴を上げます。
どちらも根本原因は「大腿四頭筋の柔軟性不足」と「負担のかかる体の使い方」にあるため、治療のアプローチ(筋肉を緩める、フォームを改善する等)は共通する部分が多くあります。
オスグットについて詳しくは以下のリンクからどうぞ
一般的にジャンパー膝の原因は「使いすぎ(オーバーユース)」と言われます。しかし、同じチームで同じ練習メニューをこなしていても、痛くなる選手と痛くならない選手がいます。
この違いは、個人の「姿勢」や「体の使い方」にあります。
腰や背中が丸くなると、連動して骨盤が後ろに倒れます(後傾)。骨盤が倒れると、構造上「膝が軽く曲がった状態」になりやすくなります。
この姿勢が癖になっていると、立っているだけでも太ももの前(大腿四頭筋)が常に引き伸ばされ、緊張し続けることになります。この状態でジャンプやダッシュを行えば、膝への負担は何倍にも膨れ上がります。
ジャンプの着地やストップ動作の際、本来であれば「股関節」や「太もも裏の筋肉(ハムストリングス)」がクッションのように衝撃を吸収してくれます。
しかし、これらが硬いと衝撃を逃がすことができず、その負担が全て「膝の前の靭帯」に集中してしまいます。また、膝が内側に入る(ニーイン)癖がある場合も、靭帯が捻じれながら引っ張られるため、リスクが高まります。

ジャンパー膝は、痛みの程度によって4つの段階に分類されます。あなたはどの段階ですか?
| 第一段階 | スポーツ活動後に痛みが出るが、休むと消失する。 |
| 第二段階 | プレーの開始時や終了後に痛みがあるが、プレー自体は可能。 (※この段階で受診される方が多いです) |
| 第三段階 | プレー中常に痛みがあり、パフォーマンスが低下する。 日常生活でも階段などで痛みを感じる。 |
| 第四段階 | 靭帯の断裂などにより、歩行すら困難になる。 手術が必要になるケースも。 |
「第二段階」までは騙し騙しプレーできてしまいますが、組織の微細な損傷は進んでいます。パフォーマンスが落ちる前の「早期ケア」が選手寿命を延ばします。
整形外科で湿布をもらったり、ただ安静にしているだけでは、復帰した時にまた同じ痛み(再発)に悩まされることになります。
なぜなら、根本原因である「フォームの悪さ」や「筋肉の硬さ・姿勢」が変わっていないからです。
当院では、患部の炎症を抑える治療はもちろん、以下のアプローチで「痛みの出ない体」を作ります。
A. 痛みのステージによります。第一・第二段階であれば、練習量を調整しつつ、治療とテーピング等でサポートしながらプレーを継続できる場合もあります。しかし、第三段階以上の場合は、無理をすると将来に関わるため、勇気を持って休養を提案することもあります。まずは今の状態を正しく把握するためにご相談ください。
A. ストレッチは有効ですが、タイミングが重要です。炎症が強い時期にグイグイ引っ張るストレッチをすると、逆に筋肉の付着部(痛い場所)を刺激して悪化させることがあります。自己流で行わず、適切な方法と強さを指導を受けてから行うことをお勧めします。
大府市はスポーツが盛んな街です。長く競技を楽しむためにも、膝の違和感を「ただの疲れ」と放置しないでください。
当院には、大府市内だけでなく、東海市や知多市からも多くのスポーツ選手が来院されています。
「もっと高く跳びたい」「痛みを気にせず全力で走りたい」
そんな願いを叶えるために、ARK接骨院が全力でサポートします。
執筆者 柔道整復師 古田 幸大
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