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「以前は10km走れていたのに、最近は5kmを超えると足の裏が痛くなる」
「刈谷市総合運動公園を走っていると、途中から踵(かかと)が気になってくる」
「朝起きた一歩目で踵に痛みが走り、昨日のランニングを後悔する」
刈谷市でランニングを続けていて、このような足の裏や踵の痛みに悩んでいる場合、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)が関係している可能性があります。
刈谷市は、日常的に歩いたり走ったりしやすい環境が整っている地域です。刈谷市は公式に総合運動公園、洲原公園などを含むウォーキングコースを案内しており、刈谷市総合運動公園にもウォーキングコースがあります。
また、洲原公園では池の周囲を歩いたり走ったりすることができ、ウィングアリーナ刈谷には屋内のランニングコースもあります。天候や目的に合わせて身体を動かしやすい環境だからこそ、継続的にランニングへ取り組んでいる方も少なくありません。
このページでは足底筋膜炎そのものを一から解説するのではなく、「今まで走れていた距離を走れなくなってきたランナー」に焦点を当てます。実際にARK接骨院へ来院した刈谷市在住20代男性の症例をもとに、足部・母趾・スネの機能と、ランニング距離を戻していく考え方を解説します。

足底筋膜は、踵の骨から足の指の付け根に向かって広がり、歩行やランニングのたびに繰り返し負荷を受けています。
足の指が反ると足底筋膜が巻き上げられ、足のアーチが高くなります。これをウィンドラス機構と呼び、地面を蹴る際に足部を安定させる仕組みの一つです。
ただし、ランナーの足底筋膜炎を「足底筋膜が炎症を起こしているから痛い」だけで考えるのは十分ではありません。
特に重要なのが、以前は10km走れていたのに、最近は5kmで痛くなるといった変化です。
これは単純に「5km以上走ってはいけない」という意味ではありません。現在の足が耐えられる負荷と、実際に走っている距離・頻度・ペースのバランスが変化している可能性があります。
足底筋膜炎の症状、原因、セルフチェック、ストレッチなどの詳しい解説は【足底筋膜炎の教科書】をご覧ください。
刈谷市には、ランニングやウォーキングを日常生活に取り入れやすい場所が複数あります。
刈谷市総合運動公園は、ウィングアリーナ刈谷やウェーブスタジアム刈谷などを備えたスポーツ・レクリエーションの拠点です。園内にはウォーキングコースがあり、幅広い年代の方が身体を動かす場所として利用しています。
さらにウィングアリーナ刈谷には、メインアリーナ2階観客席まわりに屋内ランニングコースがあります。雨天時などにも走る選択肢を作りやすい環境です。
洲原公園は洲原池を中心とした公園で、池の周囲はウォーキングやジョギングにも利用されています。
こうした環境はランナーにとって大きなメリットですが、走りやすいからこそ週に何度も走ったり、毎日のように距離を積んだりする方もいます。
足底筋膜炎を考えるときは、走る場所そのものを悪者にするのではなく、現在の身体に対して距離・頻度・スピードが適切かを見ることが重要です。
ランニング障害では、痛みがあるかないかだけではなく、どの程度の負荷で症状が出るのかを見ることが大切です。
例えば、以前は10km走っても問題なかった人が、8km、7km、5kmと徐々に短い距離で痛むようになってきた場合、身体が耐えられる負荷の上限が下がっている可能性があります。
こうした項目を確認し、「足底筋膜炎だから足裏を揉む」という一か所だけの対応にしないことが重要です。

ここからは、実際にARK接骨院へ来院した刈谷市在住の20代男性ランナーの事例を紹介します。
以下は一人の患者様の経過であり、同じ足底筋膜炎でも症状や必要な施術、回復までの期間には個人差があります。
痛みがある踵や足底部だけではなく、ランニングで荷重を受け止め、地面を蹴るまでの動きを確認しました。
まず、前脛骨筋や長母趾伸筋などスネの前側に対して手技を行い、筋緊張と足関節周囲の動きを確認しながら調整しました。
続いて母趾MTP関節周囲へ手技を行い、親指を反らす動きと荷重時の感覚を確認しました。
仕上げとして、母趾側への荷重と足部の動きを補助する目的で、強く固定しないテーピングを行いました。
施術から3日後にランニングを再開しました。
本人からは「久しぶりだったので心肺的にはきつかったが、足の裏や踵の痛みはなく8km走れた」と報告をいただきました。
ただし、3日後に8km走れたからといって、そのまま毎日10kmへ戻せばよいとは考えません。再び同じ負荷をかけ続けても症状が出ないかを確認しながら、走行距離を戻していく必要があります。
この事例では、足底部そのものだけではなく、スネの前側、母趾MTP関節、ランニング距離まで確認したことがポイントです。
足底筋膜炎という同じ診断名でも、ふくらはぎの状態が大きく関係する人もいれば、母趾や足関節の動きが強く影響している人もいます。
痛い場所と、負荷が集中する原因となっている場所が必ず同じとは限りません。
足底筋膜炎や扁平足に対して、インソールを提案されることがあります。
ARK接骨院は、インソールそのものを否定しているわけではありません。痛みのある場所への荷重を一時的に逃がしたり、競技復帰まで組織を保護したり、靴底からの突き上げを分散したりする目的では有効な補助具になることがあります。
ただし、「足底筋膜炎だから、とりあえずアーチを持ち上げる」という使い方はしていません。
足のアーチは、立っている間ずっと同じ高さで固定されている構造ではありません。接地時には適度に沈み込み、蹴り出しでは足趾の動きに合わせて剛性を高めます。
そのため、土踏まずを強く押し上げればよいわけではなく、形状が合わなければ突き上げ感や局所的な圧迫が生じることもあります。
また、インソールを追加すれば靴の内部空間も変わります。踵が浮く、甲が圧迫される、小趾がインソールの縁へ乗り上げるなどの変化があれば、インソールそのものだけでなく靴との組み合わせも確認する必要があります。
ARK接骨院が重視しているのは、インソールを作ることを目的にしないことです。
これらを確認したうえで必要なら使用し、症状や身体機能が変化すれば再評価します。
ARK接骨院のインソールに対する考え方、選び方、オーダーメイドと市販品の違い、インソールで痛みが出る理由については「インソールの選び方|足が痛くなる原因と本当に必要な対策」で詳しく解説しています。
テーピングも考え方は同じです。
テーピングは、足を完全に固定するためだけのものではありません。痛みがある時期に荷重の方向や動作を一時的に補助し、日常生活やランニングへ戻るために利用することがあります。
インソールが足裏から一定時間補助を加えるのに対し、テーピングは練習時だけ使用したり、誘導したい方向に合わせて固定力を変えたりできるという違いがあります。
一方で、ずっとテーピングがなければ走れない状態を目標にはしません。症状や機能を再評価しながら、必要性が下がれば使用頻度を減らしていきます。
今回の患者様では、来院前には5kmを超えたあたりから強い痛みが出ていましたが、施術3日後には8kmを痛みなく走ることができました。
ここで大切なのは、「8km走れたから治った」と判断しないことです。
元々毎日10km走っていた方なら、最終的な目標は再びそのランニング習慣へ戻ることです。そのためには、1回走れた距離だけではなく、翌朝や翌々日に症状が増えていないか、同じ距離を繰り返しても問題ないかを見る必要があります。
ARK接骨院では、このようにReturn to Run(ランニング復帰)を「一度走れたか」ではなく、「必要な距離と頻度を継続できるか」まで考えます。
刈谷市には、総合運動公園、洲原公園、市が設定しているウォーキングコース、屋内ランニングコースなど、身体を動かす環境が複数あります。
こうした環境を長く楽しむためにも、足が痛くなったときに「ランニングを全部やめる」か「痛くても走り続ける」かの二択にする必要はありません。
症状に合わせて距離、頻度、ペースを一度調整し、身体が再び負荷へ耐えられるようになれば、ランニングへ戻していくことができます。
A. 症状の程度によります。歩行でも跛行が出る、痛みをかばってフォームが大きく変わる、ランニング後や翌朝に症状が大きく悪化する場合は負荷を下げる必要があります。一方、軽い症状であれば距離やペースを下げながら継続できるケースもあります。バイクや水泳など、足底部への衝撃が少ない運動へ一時的に置き換える方法もあります。
A. シューズやインソールによって痛みや負荷を調整できる場合はあります。ただし、見た目が扁平足だから高いアーチサポートが必要とは限りません。まずシューズのサイズや形状を確認し、そのうえで足関節の可動域、母趾の動き、荷重、筋力、ランニング中の動きを評価します。詳しくはインソールの選び方とARK接骨院の考え方で解説しています。
A. 必ずしもそうではありません。痛み、歩行、ランニング量、靴、身体機能が変われば、必要な補助量も変わります。インソールは入れたまま放置するのではなく、使用後の身体の反応を確認し、必要に応じて調整や使用時間の見直しを行います。
A. 痛みが出る距離は、現在の負荷耐性を考える一つの材料になります。毎回5kmを超えると強く痛むのであれば、いったん症状が大きく出ない距離まで落とし、翌朝の状態を確認しながら少しずつ距離を戻す方法があります。以前走れていた距離へ一気に戻す必要はありません。
A. 足底筋膜炎はランナーだけに起こるものではありません。ジャンプ動作の多いスポーツ、長時間の立ち仕事、歩行量が急に増えた場合などにも起こります。足底筋膜炎の一般的な症状や原因については、「足底筋膜炎の教科書」で詳しく解説しています。
「以前は10km走れたのに5kmで痛くなる」「走れる距離が少しずつ短くなっている」という変化は、ランナーにとって無視したくないサインです。
ただ痛い部分を休ませるだけではなく、足関節、母趾、スネの筋肉、荷重、シューズ、走行距離などを確認することで、現在どこに負荷が集中しているのかを整理できます。
インソールが必要な場合もありますが、最初からインソールありきで考えるのではなく、靴や身体の動きを確認したうえで、必要な補助を必要な期間だけ使うことがARK接骨院の考え方です。
ARK接骨院では、施術直後に痛みが減ったことだけをゴールにせず、再び必要な距離を継続して走れるReturn to Run(ランニング復帰)まで考えて負荷を組み立てています。
当院には刈谷市だけでなく、東海市、大府市、知多市などからも足底筋膜炎やランニング障害について相談される方が来院しています。
【東海市の施術事例はこちら】
【大府市の剣道選手の事例はこちら】
【知多市のランナーの事例はこちら】
【アクセス】
刈谷市で「走ると足の裏が痛い」「以前より走れる距離が短くなった」「踵の痛みを気にせずランニングへ戻りたい」とお悩みの方は、ARK接骨院へご相談ください。
また、サッカーで起こる足部や下肢のケガについては、刈谷市のサッカーで起こるケガの解説をご覧ください。
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執筆者 柔道整復師 古田 幸大
