まず、腱鞘とは、腱の周りの滑液包のことをいい、腱がスムーズに動く様に補助をする役割があります。腱を包み込む様に、パイプ状に存在しています。
そんな腱鞘に炎症が起こるのが腱鞘炎です。症状としては、手首、指のこわばり、痛み、しびれ等があります。初期症状では、一時的に痛みが走りますが、直ぐに痛みが消えたり、痛みは自覚出来ますがモヤッとした感覚で、痛みがどこにあるのかよく分からなかったりします。末期になってくると、神経痛が起こったり、血流の悪化により神経麻痺が起こったりします。
腱鞘炎になりやすい人の特徴は、手、指をよく使う人、更年期以降の女性、妊娠、出産期の女性で、更にパソコン作業、文字の書き過ぎ、スマホをよく触る人にも腱鞘炎は多発します。スポーツでは男女関係なく、野球、テニス、バドミントンなどの選手に好発します。腱鞘炎には幾つかの種類があり
・ドケルバン腱鞘炎 ※1
・マウス腱鞘炎 ※2
など、それぞれ原因によって分類されています。
※1手首親指側の腱鞘炎で親指を動かしたりものを持ち上げた時に多発
※2マウス操作を長時間行うことで起こる。小指側が痛む
ARK接骨院では腱の根本である筋肉にアプローチしています。腱を動かしているのは筋肉です。
なので筋肉にこそ腱鞘炎の原因があると考えています。現にテーピングとマッサージで対照筋肉にアプローチすると腱鞘炎の痛みが軽減することが多いのです。その手の痛みを諦めず、まずはご相談ください。