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当院の治療事例 | 東海市富木島町 ARK接骨院の記事一覧
今回はダンスを踊っていて股関節が痛くなってしまった女性の治療事例をご紹介いたします。
30代女性、ダンスを踊っていて右の股関節に痛みを感じそのままダンスを継続、しばらくすれば治ると思い2ヶ月間静養されたがダンスを再開すると痛みが再発したため来院される。コンテストが近いためなるべく早くダンスへ復帰したいとのご要望でした。
来院時の様子
右の股関節が足を上げるたびに鋭い痛みが走る。特に夜間の痛みが強く階段の登り降りをすると強烈な痛みがある。
当院の施術内容
まず5ポイントチェックを行い全身の状態を調べます。その結果この女性は骨盤が右下に傾き、それに伴って左肩が上がってしまっていました。よく姿勢と痛みには関係がありますか?と質問があるのですが、体のどこかに以上があるとその異常は体の傾きや姿勢の悪さに現れてくることが非常に多いです。
姿勢の評価が終わったあとは施術に入ります。今回のケースでは右股関節が大幅に短縮して(俗に言う関節が詰まってしまっている状態)しまっていたのでそれを取り除いて行きました。関節を動かす際に一番の障害、妨げになるのは筋肉の張りや拘縮です。なので最初に内転筋郡、臀筋郡、大腿四頭筋などの大きな筋肉の硬さを取っていきました。次に行ったのは関節実質のズレの整復です。ズレを取ってしまったら再び5ポイントチェックを行い、一連の施術は終了です。
コンテストが近いこともあり急を要する施術となりましたが施術後の痛みは来院時の2割程度、施術4日後には痛みがほとんどなくなったそうです。今ではメンテナンスのために定期的に来院されています。
東海市、知多市、大府市で股関節の痛みにお悩みの方「ARK接骨院」にご連絡ください。
野球をやっていて肘が痛くなってしまった方の治療事例をご紹介します。
大学3年生、男性
この方は野球をやっていてボールを投げる度にズキズキとした痛みに悩まされていました。肘の痛みで来院されたのですが徒手検査を行った結果、上腕骨外側上顆炎の疑いがあることがわかりました。
上腕骨外側上顆炎は別名「テニス肘」とも呼ばれます。しかし、この方がプレーしているのは野球でありテニスではありません。やっているスポーツが野球であったら「野球肘」じゃないの?と思われるかもしれないですが間違えなく「テニス肘」です。よくある誤解なのですがテニス選手がテニス肘になり、野球選手が野球肘になると思われていますが、そうではありません。
テニス肘は正式名称は上腕骨外側上顆炎です。症状は肘の外側に痛みが発症し、肘を動かす度に痛みがある障害です。スポーツの場面では、テニスをしている時に痛みが出やすい障害のため、「テニス肘」と呼ばれています。テニス選手に多いので「テニス肘と呼ばれますが」他のスポーツや日常の動作でも起こる事があります。発症原因としては物を持ち上げる動作や、肘から前(前腕や手首)捻る動作を繰り返して行うと発症しやすいです。
この方に対しては加圧下にて痛みのコントロールを行いながら肘周りの筋肉、前腕の筋肉を緩めていきました。そして、手関節の可動域がかなり落ち込んでいたので関節モビリゼーションを積極的に行い、靭帯、腱の硬さを徹底的に取っていきました。
その結果痛みは軽減し、練習を続けながら、週に1回、5回目の施術を行ったときにはほとんど症状は見られなくなりました。
今では投球時にストレスを感じることもなくなったそうです。
東海市、知多市、大府市で野球肘にお悩みの方「ARK接骨院」へお任せください。
成長期に多い背中の痛みの原因は姿勢の悪さかも?
今回は背中の痛みを訴えて来院された方の治療事例をご紹介します。
男子中学生 バスケットボール部 身長約180cm
【初検時の様子】
初検時強い痛みがあり、疼痛のため授業中座って居続ける事が困難等、長時間座位を保持し続ける事が難しく、我慢して座っていると立ち上がった際背中を伸ばすと更に強い痛みが出現し、バスケットボールでシュートを構えた際などにも症状が出現するようになったため来院された。5ポイントチェックを行ったところ左肩が前下方に傾き脊柱も軽度左回旋を伴い、バランスを取るため首を右側に傾けていた。
【行った施術】
大胸筋及び小胸筋の拘縮を除去するため手技によるマッサージを行い拘縮を除去していきます。胸筋群が固くなると胸筋群の作用により初検時に見られたよな肩が内側に入るような症状が発生します。これにより肩の前下方への変位はとれました。問題の背中の痛みですが、この選手は年齢の割に身長が高く、身長が高い割に痩せ型でした。この背中の痛みはこのような背の高い痩せ型の選手に多く見られます。筋力の発達より骨の発達の方が速いスピードで行われるため、骨に引っ張られた筋肉が拘縮し、背中と胸の筋力では胸の筋力が優位であることが多いため胸の筋肉に肩が引っ張られそれによって引き伸ばされた背中の組織に痛みとして症状が現れてくるのです。この選手の場合加えて脊柱の軽い捻転変位も見られたため矯正も行いました。その結果、長時間座位保持で疼痛は発生するまでの時間が大幅に伸び、今後の施術で症状の出ないようにしていくことを計画しています。
リハビリとして指導を行ったのが背中のエクササイズです。なぜ痛いはずの背中を刺激するかというと、上述したとおりこの症状は筋肉の拘縮が主な原因となっています。なので筋肉を動かし筋肉が拘縮するのを防ぐことによって症状を最小限に抑えることができるからです。
東海市、大府市、知多市で背中の痛みにお悩みの方「ARK接骨院」へお任せください。
膝の痛みを放置していると大変なことになるかも?
今回はバドミントンをやって足を踏み込みラケットを振ったときに左膝が痛くなってしまい、そのまま痛みで膝が動かせなくなってしまった女性の治療事例をご紹介します。
30代女性、運動頻度月に1度程度
[初検時の様子]
強い痛みのため膝を屈曲(曲げる)することも伸展(伸ばす)することもできず、荷重をするにも強い痛みが発生してしまい、来院される際は、友人の肩を借りて歩行し来院。初検時、膝関節側方(横)方向への不安定感と疼痛が著名に見られ、特に他動的に膝を屈曲させようとすると疼痛は増大する。皮膚の状態、浮腫などは特に発生しておらず(初検と来院日が同一のため)膝蓋骨が軽度外側へ移動し下腿が少し外旋しているように見える。受傷日が日曜日だったため朝受傷し夕方まで安静にしていたが疼痛が増大していくため来院された。
[行った施術]
まず行なったのは健側と患側、怪我をしている方と怪我をしていない健康な方の膝の周径、可動域の確認です。関節の可動域や身体の周径は人それぞれ異なります。なので患側の観察をするだけではなく健側との比較が重症になってきます。この患者さんの場合膝を曲げ伸ばしする際に膝が抜けてしまうような恐怖感とそれに伴う疼痛が発生しています。バドミントンで多い膝の損傷といえば前十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷、内側半月板損傷などがあり、治りが悪く後遺症も起こりやすいためおの3症状を合わせて「不幸の三徴候」と呼んでいます。幸い前十字靭帯損傷の検査をしてみたとこと兆候は見られなかったので、その他の組織の損傷と考えられます。膝の損傷の場合、関節の内部にたくさんの組織があるため、受傷直後では内出血、関節内の液体の過剰分泌によって検査が難しい場合もあり注意が必要です。膝関節内側にストレスを掛けたときが一番不安感、疼痛などの症状が強く出現したため本症を内側側副靭帯損傷を疑い施術を開始します。まず行ったのは加圧ベルトを使った大腿部の加除圧です。加除圧を行うことによって痛みによって動きが鈍ってしまった筋肉に血液を送ることができます。これにより荷重して歩けるようになるまでの期間が大幅に短縮されます。後はテーピングを貼付して初回の施術は終了です。
「経過」
最初の一週間は毎日来院していただきテーピングを張替え、加除圧を行いながら関節可動域改善のための機能訓練を集中的に行いました。結果受傷4日目から自重を支えた歩行が可能になりました。この頃になってくると下肢、特に下腿に見て取れるほどの浮腫が溜まり始めます。今後はこの浮腫を除去する主義によるマッサージ、オイルマッサージ、テーピングを施術していきます。
この後の経過については日々のブログで公開していきたいと思います。
東海市、知多市、大府市で膝が痛い方は「ARK接骨院」へお任せください。
肩の痛みの原因はルーズショルダーによる関節内組織の引っ掛かり?
今回は週末に草野球をやっている男性の治療事例を紹介します。
40代男性 ポジション、ピッチャー
春から秋にかけて週末に野球の試合や練習を行っている。5年くらい前から投球時に方の上側に痛みがあるとのことで、いろいろな整形外科、治療院を回ったが方の状況が良くないので来院された。
来院時ボールを軽く投げるだけでも肩の上のあたりが痛くなり、特に30球を投球終了したあたりから痛みが強くなるとの事でした。まず行ったのは左右の方の高さを比較することです。一般的に野球の投手の場合肩を繰り返し動かすことによって肩周囲の組織が緩み、関節の遊びが大きくなることが多いです。これをルーズショルダーと言います。この方もルーズショルダーであり、利き腕の肩は逆の肩と比べ大きく下がっていました。この肩が大きく下がってしまう兆候はルーズショルダーの代表的なものです。この男性の場合、この5年間で100試合を超える試合数を投げてきたそうです。そうなってくるとこのルーズショルダーも納得がいきます。ルーズショルダーに陥ってしまう過程で多く発生する外傷が腱板損傷です。腱板とは肩を構成している上腕骨と肩甲骨を互いに引きつけ、動きをスムーズにさせる働きをしている筋肉です。その中でも覆う発生するのが腱板筋の一つである棘上筋損傷で、その発生頻度は腱板損傷のうち75%を超えるとのデータもあります。動作のテルトを行いったところ幸いにもこの男性には腱板損所(棘上筋損傷)の兆候は見られませんでした。ならなぜ痛いのか?各可動域で肩を動かしていた所、肩関節外転130度あたりで関節に僅かな引っかかり感があるのが見つかりました。この引っ掛かり感と共に疼痛も発生します。引っ掛かり感は普段生活をしている分には肩関節が外転130度を超えることなど滅多にないため気がつくことが難しいです。投球フォームを見せてもらった所投球時にも肩外転130度あたりで痛みが出ているのがわかりました。先に述べたとおりルーズショルダーであるこの男性の肩は緩いです。そのゆるさも相まって関節内の組織が関節面に干渉し痛みを発していると考えられます。
[行った施術]
関節モビリゼーションを中心に行い、肩関節内転位にて重力方向へ垂直に力を掛ける事によって関節内の引っ掛かりを除去することによって肩関節外転130度で発生していた痛みと引っ掛かり感を除去することに成功しました。その後は組織を定着させるためテーピングを貼付し、投球を続けていただきました。それから何度か試合でも投球されたということですが、今の所症状はぶり返していないようです。痛みが再発した場合は同じように引っ掛かり感を除去していく流れになります。
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