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ヨガをやった時に腰が痛くなった女性の事例 東海市

2018.04.24 | Category: 当院の治療事例

先日ヨガ教室でヨガをやっている時、仰向けになり腹筋に力を入れた際腰が「ピキッ」となり、徐々に痛みが増していき、次の日の朝には歩くのも痛いほどの腰の痛みが出てしまったという女性が来院されました。来院された時は腰が前かがみになり、一歩一歩踏みしめるようにして歩行をされていました。

まず最初に行ったのはファイブポイントチェックという立ち姿勢の評価です。その方は左脚に重心が傾き、左腰をかばった様な疼痛緩和立位姿勢をとられていました。そのことから「左腰に原因があるのでは?」と考え施術に移ります。何故そういう予測が立てられたかというと通常左足に重心を置くと右腰に、右脚に重心を置くと左腰に力が入ります。なので左足に重心を置いていたこの方は右に負荷を逃している可能性が高いと考えたのです。施術を進めていくと、その方の左腰に圧痛点を発見しました。

しかし、この方は週にエアロビ、ヨガ、ゴルフなどを4~5回ほど行う運動の上級者だったのです。そんな方が何故動きの小さなヨガで腰に損傷を患ってしまったのでしょうか?カウンセリングを勧めていくと、運動中の水分摂取量が極端に少なかったことがわかりました。運動中水分を摂らないと身体の水分が抜けていくのは想像出来ると思います。具体的に何処から水分が失われていくかというと、筋肉と、筋肉の膜、筋膜から失われていくのです。そして、筋膜から水分が少なくなるとその筋膜は裂けやすい(損傷しやすい)状態になってしまうんです。そうした結果、この方は軽い脱水状態にあった為、ヨガの小さな動きでも腰に怪我を負ってしまったんです。今後は水分摂取量に気をつけていただくよう、お話をさせて頂きました。

施術は、まずは股関節が固まってしまっていたので加圧下にて他動運動による機能訓練を行い、脊柱起立筋群の硬縮を丁寧に取っていきました。そして、テーピングで患部付近の筋肉の動きを制限した結果、一回の施術で患部自体に痛みは多少残るものの、姿勢を崩さずに歩行が出来る状態になりました。

この方の施術のポイントとしては、原因を見極めることによる再発の予防にあります。何故なら治癒した後に同じ脱水状態で運動をしたらまた同じように怪我をしてしまう可能性が高いからです。

運動習慣があるのは素晴らしいことだと思います。しかし今回のように思わぬところで怪我をしてしまう場合もあります。「ARK接骨院」では患者様1人1人の状況と原因に真摯に向き合い、その場の痛みだけではなく将来に渡ってのリスクを回避していただける様な総合的な施術を行っております。

身体に痛みがある、そんな時は東海市の「ARK接骨院」にお任せください。


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