- Blog記事一覧 -東海市 手が痺れる女性の治療事例
今回は、ひどい手のしびれが出てしまい来院された40代女性の治療事例をご紹介します。
40代 女性 デスクワーク中心
15年以上仕事でデスクワークを行い、一日の大半をパソコン、キーボードと向き合っていたそうです。辛い時にはその場しのぎでリラクゼーションのマッサージや温泉などに出かけていたそうですが、最近どうにも首のこり、肩こり、手の痺れが強かったということで来院されました。特に右手の痺れが強く、夕飯時などでは箸を持つことも億劫に感じるほど痺れたり脱力感がでることもあり、なんとかしようと、テレビや雑誌で肩こりに効くというストレッチを見つけては試しているような状態でした。
初回来院されたときは、5ポイントチェックを行います。その結果この女性は左に顎が傾いて、更に頚椎も左に軽度捻転しているような状態でした。右手が痺れるということで、握力の測定も行いましたが右手の握力が左手より弱い結果になりました。
まず最初は首のねじれの原因になっている筋肉の硬さを手技によるマッサージによって取り除いていきます。特に胸鎖乳突筋が硬くなっていてそれが原因で手に痺れが出ていることが推測された為、重点的に施術を行いました。他には鎖骨の可動範囲がせまくなってしまったこともあり、胸鎖関節、肩鎖関節ともに関節モビリゼーションを行いました。これだけでも首のこり、肩こりがずいぶん解消されたようです。初回の施術が終わった状態で手の痺れは残っていたものの脱力感は消失し、握力も左手の数値に近づきました。
次に来院していただいたのは初回から3日後です。首のこりは感じなくなったとのことですが、肩こりと痺れはまだ残っている様子です。脱力感はもう殆ど無く、夕方疲れてきたときの手の痺れ、肩のこり感が若干残っています。2回目以降の施術では加圧下にて関節モビリゼーションを行い、肩関節及び肩鎖関節の可動域回復に努めていきました。結果、その日の帰りには、ほとんどこりや痺れを感じることも無くなり、楽になったとおっしゃっていました。
この女性には5回ほど日にちを詰めて来院いただきました。ご自宅でできる正しいセルフメンテナンスもお教えしたため今では首のこり、肩こり、手の痺れをほとんど感じることなくデスクワークを行うことができているそうです。今では3週間に1度メンテナンスとして来院されています。
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