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東海市 シンスプリントの痛みの原因とは?

2018.07.05 | Category: ケガの解説,当院の治療事例

スネの内側の痛みの原因はの使いすぎ

今回はシンスプリントの形態について実際に来院された患者さんの事例を挙げて解説いたします。

19歳 女性 ラクロス選手 練習時間、約週20時間

両側のスネが痛いと訴えられ来院されました。痛い場所は脛骨(スネ)の下から1/3付近の縦5cm×横3cmほどの範囲で、主に走ったときや立っているときでもつま先を上げる(足関節背屈)ような動作をするとスネのあたりに刺すような鋭い痛みがあります。運動後には症状は増大するとの事でした。自分でふくらはぎのストレッチやマッサージをしても中々痛みが改善することが無かったため来院されました。この方はの特徴としては、今年の4月から新しくラクロスを始められ、急激に運動量が増加したこと、それまで運動経験が殆どなかったことなどが挙げられます。

シンスプリントは、脛骨疲労性骨膜炎、過労性脛部痛、脛骨内側症候群などとも呼ばれます。「脛骨疲労性骨膜炎」とあるようにシンスプリントはオーバーユースにより筋肉が硬くなってしまい、その結果、骨膜と呼ばれる骨の膜を刺激し痛みを発してしまう症状です。オーバーユースによる発生が多いシンスプリントですが、競技を行うサーフィス(床材)の変化により発生してしまうことがあります。これは例えば体育館でバレーボールをやっていた選手がマラソンに転向しそれに伴いプレーする場所も体育館(木材)から路上(アスファルト)に移ります。そのような時は床材に脚や身体が慣れていないためシンスプリントが発生していしまうことがあります。

この選手に行った施術は、まず原因となっている筋肉、後脛骨筋や長趾屈筋の硬さを手技によるマッサージで取っていきました。そうすると立位でつま先を上げたときの痛みは解消しました。それだけでは足を踏み込んだ際に痛みが残ってしまったため、前述した筋肉の他に筋膜という筋肉の膜で繋がっている下腿三頭筋(ヒラメ筋、腓腹筋)のダイレクトストレッチも行いました。結果、院内で少し動いて頂いたのですが、その状態で痛みはありませんでした。この選手にはその後、直接テーピングによって骨膜、筋膜を抑える方法をお教えしました。今ではシンスプリントの痛みに悩まされることは無くラクロスを楽しんでみえるそうです。

このようにシンスプリントの痛みは筋肉疲労から引き起こされることも多く適切に対処を行えばその場で痛みから開放されることが可能です。

東海市、大府市、知多市でスネの痛みに悩んでいる方、その症状はシンスプリントかもしれません。「ARK接骨院」へお任せください。


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