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幼少期に見られる脊柱が変形を起こしてしまう側弯症(そくわんしょう)とは?
側弯症とは脊柱側弯症と呼ばれます。脊柱は脊椎という骨が柱のように縦に連なったもので、7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、仙椎(仙骨)、尾椎(尾骨)から成っています。正常な状態だと脊柱は前や後ろから見ると真っ直ぐになっています。その石柱が左右に捻れてしまい、湾曲した状態になってしまうものを脊柱側弯症と言います。通常は幼少期に見られる脊柱の変形のことを言います。
見た目でいうと、左右の肩の高さの違い、肩甲骨が浮き出て見える、腰の高さが左右違う、肋骨の硬さが左右で違う、などの変化があります。これによって肺活量が低下したり、神経痛が出たり、腰痛に悩まされたりすることもあります。
日本において脊柱側弯症の発生率は1~3%体だと言われており、性差は女子に多く見られる特徴があります。側弯症の中でも原因が不明のものが約70%だと言われています。
「脊柱側弯症の種類」
1、機能性側弯症
疼痛や姿勢の変化、脚の長さの左右差などが原因になって発生する一時的な側弯症を機能性側弯症と言います。湾曲の度合いは軽く軽度で脊柱の捻れはともなりませんし、発生した原因を取り除くと側湾は自然に消失します。この側弯症には性差は無いとされています。基本的に脊柱に形態的変化、捻じれなどは生じません。
2、構築性側弯症
一つ一つの脊椎が左右に捻れ、その結果脊柱まで捻れてしまい左右にも脊柱が湾曲します。この側弯症を構築性側弯症と呼びます。この構築性側弯症の約80%は未だに原因が解明されておらず、それを突発性側弯症といいます。発症する原因が解明されていないので側湾が起きてから対処をする、という後追いの状態になっています。
「側弯症への対処」
脊柱側弯症になってしまうと脊柱の筋肉の硬さが左右でバラバラになってしまいます。筋肉の柔軟性の左右差が大きくなればなるほど疼痛や痺れ、腰痛などを多く引き起こしてしまいます。なのでまずはその筋肉の柔軟性の左右差を埋めていくことが大切です。側弯症になってしまった人は日常的にマッサージやストレッチを行う必要があります。身体を温めることも有効で、血流を良くすることで筋肉の硬さが緩み、脊柱に負担をなるべく掛けない状態を作ることができます。
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