- Blog記事一覧 -肩の痛みと種類 東海市

肩の痛みと種類 東海市

2018.07.30 | Category: ケガの解説

肩の痛みにはいろいろな種類がある。

筋肉の損傷

腱板筋損傷(けんばんきんそんしょう)

腱板筋とはローテーターカフとも呼ばれ、その名前の通り肩関節を袖口状に覆っていて肩関節を挙上(腕を上に挙げる動き)をする際や、腕を回すような動きをする際に働いています。腱板筋は棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、大円筋(だいえんきん)、小円筋(しょうえんきん)の4つでその中でも損傷しやすいのは棘上筋だと言われています。そのため腱板損傷といったらまず棘上筋損傷を刺すこともあるくらいです。野球やバレーボールなど肩を多く使うスポーツを行うと起こることが多い症状で、一度受傷すると慢性化しやすいことも知られています。他には腱板筋の腱は加齢とともに水分が抜けていき固くなっていきます。そのため固くなった腱を動かすこといよって腱板筋の腱が傷つき、腱板筋損傷となることがあります。

関節の損傷

肩関節唇損傷(かたかんせつしんそんしょう)

肩関節の関節面には関節唇という丸い軟骨があります。これがあることによって関節が安定し、様々な方向への運動を可能にしています。また、衝撃を吸収してくれる役割も担っているため損傷してしまうと一気に肩関節が不安定になってしまいます。関節唇損傷は野球の繰り返される投球動作やテニスやゴルフのスイングの衝撃に伴って発生することが多く、受傷すると肩関節を動かすたびに関節内に痛みを感じます。また、症状が悪化してくると関節の引っかかり感や関節から「ガリガリ」という音が聞こえたりします。

肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)

肩関節周囲炎は40代以降の方に多く発生する症状です。そのため「四十肩」や「五十肩」とも呼ばれています。海外では「フローズンショルダー」(凍結肩)とも呼ばれ、その名前の通り痛みによって肩関節の可動域が著しく低下する症状が見られます。肩を動かすたびに痛みがあり肩関節の挙上と外転の可動域が痛みによって著しく低下します。症状が進行していくと夜間に痛みを感じて起きてしまったり、明け方に強烈な痛みに襲われるなどの症状が発生します。通常肩関節周囲炎は寛解期があることが多く周期的に痛い時期があったり痛みのない時期があったりするのも症状の特徴の一つです。

肩関節はその形状から多方向に動かすことができる関節です。しかし、多方向に動かせるからこそ痛みに原因を突き止めることは大悦なことだと言えます。東海市、大府市、知多市で肩の痛みなら「ARK接骨院」へお任せください。


当院のスケジュール

アクセス情報

所在地

〒476-0012
愛知県東海市富木島町伏見2-2-4 第2神野ビル202

駐車場

6台あり

休診日

不定休
※随時HPにてご確認ください

ご予約について

当院は予約優先制となっております