- Blog記事一覧 -東海市 フィギュアスケート選手の治療事例
フィギュアスケート選手のコンディションを整えるには特別な考え方が必要?
今回はフィギュアスケート選手の治療事例を紹介します。
中学校2年生 女子 フィギュアスケート歴7年
[来院時の症状]
ジャンプをして着地をするたびに踵が痛み、我慢して競技を続けていたが、膝まで痛みの範囲が広がってしまったため来院。来院時階段昇降時にも踵が痛く、フィギュアスケートの練習後にはその痛みが増大するとの訴えあり。
[施術について]
フィギュアスケートの選手は早朝から夜遅い時間までとにかくたくさんの練習を行うことが多いです。この選手も朝は5時頃から練習を開始しているとのことでした。身体に触ってみるとまず気がついたのは筋肉の異常な緊張です。特にふくらはぎの筋肉が両足ともパンパンに張ってしまっていて、この状態だと良いパフォーマンスは発揮できないことが容易に考えられます。踵の痛みについては脹脛の過度な疲労、緊張によって引き起こされたものだと考え、オイルマッサージによる施術を行いました。膝の痛みですが、痛みのある部位は膝の内側、ハムストリングスの腱だったのでオイルマッサージを行ったふくらはぎの筋肉とは筋肉の膜である筋膜で連結しています。ふくらはぎの疲労を除去することによって筋膜の牽引が弱まり膝の痛みは消失すると考え、大腿部には加圧ベルトによる加除圧を行いました。
一週間後来院された頃には右足の踵の痛みと膝の痛みは無くなったそうです。ただ、練習量がとても多いこともあり左足のかかとの痛みはまだ残っているようです。この選手には踵の痛みを抑えるのはもちろんのこと、疲労でパフォーマンスが低下してしまわないように、定期的にメンテナンスを受けられることをご案内させていただきました。
愛知県は全国的に見てもフィギュアスケートが盛んでクラブやスケートリンクも数多くあります。どのクラブも選手の数が多く、また、練習は過酷です。パフォーマンスを維持し技術を伸ばしていくにはそういった事情を理解している施術者のもとで施術を受けられることをおすすめします。
東海市、大府市、知多市でフィギュアスケート選手への施術なら「ARK接骨院」へお任せください。