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膝が痛くなり来院された女性の治療事例 東海市

2018.08.23 | Category: 当院の治療事例

膝の痛みを放置していると大変なことになるかも?

今回はバドミントンをやって足を踏み込みラケットを振ったときに左膝が痛くなってしまい、そのまま痛みで膝が動かせなくなってしまった女性の治療事例をご紹介します。

30代女性、運動頻度月に1度程度

[初検時の様子]

強い痛みのため膝を屈曲(曲げる)することも伸展(伸ばす)することもできず、荷重をするにも強い痛みが発生してしまい、来院される際は、友人の肩を借りて歩行し来院。初検時、膝関節側方(横)方向への不安定感と疼痛が著名に見られ、特に他動的に膝を屈曲させようとすると疼痛は増大する。皮膚の状態、浮腫などは特に発生しておらず(初検と来院日が同一のため)膝蓋骨が軽度外側へ移動し下腿が少し外旋しているように見える。受傷日が日曜日だったため朝受傷し夕方まで安静にしていたが疼痛が増大していくため来院された。

[行った施術]

まず行なったのは健側と患側、怪我をしている方と怪我をしていない健康な方の膝の周径、可動域の確認です。関節の可動域や身体の周径は人それぞれ異なります。なので患側の観察をするだけではなく健側との比較が重症になってきます。この患者さんの場合膝を曲げ伸ばしする際に膝が抜けてしまうような恐怖感とそれに伴う疼痛が発生しています。バドミントンで多い膝の損傷といえば前十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷、内側半月板損傷などがあり、治りが悪く後遺症も起こりやすいためおの3症状を合わせて「不幸の三徴候」と呼んでいます。幸い前十字靭帯損傷の検査をしてみたとこと兆候は見られなかったので、その他の組織の損傷と考えられます。膝の損傷の場合、関節の内部にたくさんの組織があるため、受傷直後では内出血、関節内の液体の過剰分泌によって検査が難しい場合もあり注意が必要です。膝関節内側にストレスを掛けたときが一番不安感、疼痛などの症状が強く出現したため本症を内側側副靭帯損傷を疑い施術を開始します。まず行ったのは加圧ベルトを使った大腿部の加除圧です。加除圧を行うことによって痛みによって動きが鈍ってしまった筋肉に血液を送ることができます。これにより荷重して歩けるようになるまでの期間が大幅に短縮されます。後はテーピングを貼付して初回の施術は終了です。

「経過」

最初の一週間は毎日来院していただきテーピングを張替え、加除圧を行いながら関節可動域改善のための機能訓練を集中的に行いました。結果受傷4日目から自重を支えた歩行が可能になりました。この頃になってくると下肢、特に下腿に見て取れるほどの浮腫が溜まり始めます。今後はこの浮腫を除去する主義によるマッサージ、オイルマッサージ、テーピングを施術していきます。

この後の経過については日々のブログで公開していきたいと思います。

東海市、知多市、大府市で膝が痛い方は「ARK接骨院」へお任せください。


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