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ゴルフ肘とテニス肘の痛み

2023.03.08 | Category: ケガの解説,テニスでの怪我

ゴルフ肘の治療は積極的に行うのがおすすめです。ゴルフ肘になってしまうと日常動作「ものを持ち上げる」「ドアノブを回す」などでも痛みが出てしまい、慢性化してしまうことがあるからです。

ゴルフ肘とテニス肘は似たような症状でどちらのゴルフ、テニス共にどちらも長い時間の練習が行われることが多いスポーツでもあります。特にゴルフは中高年に人気のスポーツで年齢的にも時間に余裕ができてくる頃でもあり、練習に熱が入り、練習量が増え肘の痛みへ繋がってしまうことが多くあります。

中高年に多いと書きましたが、中高年に多い理由としては加齢により肘の組織(腱や関節包)の水分量が少なくなり、肘の組織自体が動きに弱くなってしまい痛みが出やすいということがあります。

他にも10~15歳ごろのゴルフ選手、テニス選手にもよく起こります。肘の組織が発達しきる前で脆弱な期間であるということ、技術的に未熟であることなどが理由として挙げられます。

一般的にゴルフ肘、テニス肘と呼ばれるこれらの肘の痛みですが正式には上腕骨外側上顆炎・上腕骨内側上顆炎と呼びます。

上腕骨外側上顆炎は手のひらを上に向けて伸ばした時に外側が痛くなる症状で、テニスではバックハンドでラケットを振る時に、ゴルフでは利き手と反対の側の手の甲側から力を受ける時に痛みを生じます。
一方の上腕骨内側上顆炎は、それに対して逆の力が内側に加わり、痛みが起こるもので、ゴルフでは利き手にテニスではフォアハンドで痛みを生じるのです。似たような腕の動きをして似たような痛みが出るため、それぞれゴルフ肘、テニス肘と肘の痛みの総称として呼ばれることもありますが、正しくは先に述べたとおりです。

肘の痛みが起こったときにゴルフ肘、テニス肘であるかどうか判断するには、まず腱を押して痛みがあるのかどうかを確認します。特に痛みが強い場合は肘に出っ張っている骨を押したときに痛みがあるかどうかで確認できます。

一般的にはクラブ、ラケットにボールがヒットした瞬間に強い痛みがあるというのが症状として見られます。

肘関節は腱が集まっている部位です。先に述べた動作によって腱がストレスを受け、腱の付着している部位が刺激され痛みを生じます。単純に肘の曲げ伸ばしだけではなく肘を捻ったり、手首を動かしたりすることによっても腱が動き、痛みを生じることもあります。

慢性化すると日常動作にも影響が出てしまうこともあり、更に悪化すると夜間に肘が痛み、寝返りを打つたびに起きるということも考えられます。肘に違和感を感じた段階で早期に対処していくことが大切です。

ゴルフ肘とテニス肘を改善するにはこういった発生機序と身体の構造をしっかり理解している施術者を選ぶと良いでしょう。

ゴルフ肘、テニス肘でお悩みの方、「ARK接骨院」へご相談ください。


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