スノーボードでの怪我について考えてみます。
雪山で板を足に固定して行う…雪山に行かない私はそれだけで何か起こりそうだと思ってしまいます。
まず怪我をする場合でも自分が怪我をしてしまうことと、一緒に雪山へ行った人が怪我をしてしまうことが考えられます。
いくつか挙げてみたいと思います。
程度はありますが、意識がない場合頭蓋骨内での内出血の可能性も考えられるので速やかに脳神経外科の設置された病院へ運ぶ必要があります。軽度の場合は脳震盪(のうしんとう)で済むかもしれないですが、そういった場合も時間が経ってから急に意識がなくなることもあるので本人を一人にしないほうが良いでしょう。ヘルメットをかぶったほうが良いと思います。
首の損傷
後ろ向きに倒れた場合、頭部打撲と併発することが考えられます。交通事故でのムチウチのように後日上肢の痺れや痛みが出ることもあるので注意が必要です。
重症だと下半身に麻痺が残ったり、全身に何らかの障害が残ったりします。私は遭遇したことはありませんが、高くジャンプして着地に失敗し転倒すると発生しそうです。
上肢の損傷
肩関節、肘関節には脱臼が多く見られます。これはバランスを崩した時に手を地面に突いた際に発生するものです。手関節については脱臼より骨折の方が多く発生し、そこまでに至らなくとも手関節の軟骨の損傷であるTFCC(三角線維軟骨複合体)損傷という怪我が起こることが多いようです。
下肢の損傷
股関節、膝関節の靭帯損傷が多く、いずれも着地の失敗によって引き起こされます。
足首を固定することにより足のヒラメ筋、後脛骨筋という筋肉の動きが悪くなり、腓骨の骨膜を刺激し、スネの内側が痛くなります。これをシンスプリント(脛骨疲労性骨膜炎、脛骨過労性骨膜炎、過労性脛部痛)といいます。スノーボートブーツが患部に当たることにより痛みを助長させることがあるようです。
考えていくと数多くの怪我が起こりうることが考えられます。放置することによって悪化することも考えられますのでお早めにご相談ください。
スノーボードでの怪我も「ARK接骨院」にお任せください。