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東海市 足関節捻挫 接骨院

2018.04.01 | Category: ケガの解説

東海市 足関節捻挫 接骨院

今回は足首の捻挫に対して解説します。足首の捻挫には内反捻挫と外反捻挫の2種類があります。よく発生するのは内反捻挫で、その理由としては足関節の構図上、内反方向への不安定性の大きいからです。外反捻挫は骨性の支持があるため発生する頻度事態自体は少ないですが発生してしまうと骨折を伴う重症になることが多いです。

 

足首の外側には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯という靭帯がありますこの中で内反捻挫の時に損傷しやすいのは前距腓靭帯と踵腓靭帯の2つです。内反捻挫を起こした場合、損傷する靭帯には順番があります。 まず前距腓靭帯、次に踵腓靭帯、さらに外力が大きく加わると後距腓靭帯が断裂、 そのためにまず前距腓靭帯から守る必要がでてきます。内反捻挫をよく起こす選手にはまず前距非靭帯をサポートするテーピングを貼付する必要があります。

外反捻挫の時は三角靭帯が損傷しますが、この靭帯は強く、付着部も他の靭帯に比べて広いため完全断裂することはまれで、多くは内顆の裂離骨折や脛腓靭帯結合の破壊を伴います。このことからも分かるように外反捻挫は内反捻挫に比べて重症になりやすいです。

足首の捻挫で重要な事は亜脱臼の合併の有無を確認することです。受傷後アイシングをして腫れが引いてきた時に健側足首と比べて著しく可動域が少ない場合は亜脱臼の合併を疑います。その場合は整復をしてから固定することが必要になってきます。整復をせずに固定をしてしまうと治癒が遷延し可動域も小さくなってしいます。腫脹が激しい場合は鑑別をするのが非常に難しいのでまずは腫脹を抑えるためにアイシングとテーピングによる圧迫を行います。

足首の捻挫の続発症としては足根洞症候群や足底筋膜炎があります。

足根洞症候群の原因の約70%は足首の内反捻挫や他の捻挫の受傷後に適切な治療をしないまま経過した場合に起こることがあります。足根洞の近くには足関節の重要な靭帯が多数存在 し、足関節を捻挫し、前距腓靭帯が損傷することにより、同時に周囲のいろいろな靱帯が損傷を 受け、足根洞内に出血し、その出血が瘢痕組織や線維組織に置き変わり滑膜炎や浮腫を起こし、運動時の痛みや神経痛の原因になります。足根洞症候群の詳しい説明については別記事で行いたいと思います。

 

「少し足首を捻っただけ」そんな軽い捻挫でも様々な続発症、後遺症が起こることがあります。

東海市 大府市 知多市で足首の捻挫にお困りの方「ARK接骨院」へお任せください。

 


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