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東海市 打撲に詳しい接骨院

2018.04.17 | Category: ケガの解説

打撲は「打ち身」とも呼ばれます。
転倒した際や何かにぶつかるなどで身体に強い衝撃が外部から加わることで起こる、皮下組織や筋肉などの軟部組織の損傷のうち皮膚が裂けたり、切れてりする傷口のないものの事を打撲といいます。日常生活で何かにぶつかったり、ぶつけたりした際に起こります。皮下出血、腫れ、発赤、痛みなどの症状が現れますが、通常だと時間経過とともに直っていくことが多いとされています。打撲で血管や神経が損傷した場合は、皮下組織に皮下出血による血腫が形成され、赤から青紫、茶色、黄色、赤黒くなるなど、外見上の変化が現れます。組織の腫れが血管や神経を圧迫すると、安静にしていても痛みや痺れの症状もみられます。

打撲によって損傷した組織は血液に運搬された酸素、アミノ酸等により修復されますが、その過程で血流量の増加するので、その結果として患部の腫れや赤み、発熱というような炎症症状が発現します。

処置を適切に行わなかったり、受傷したまま運動、肉体労働を行った際に、組織内圧の上昇による血行障害で筋腱や神経が壊死するコンパートメント症候群という症状に陥っしまうこともあります。また稀ではあるものの、腕と脚での受傷の場合は、関節が曲がらない、筋肉内に石灰化した骨性の組織が形成され筋肉を動かす度激しい痛みを感じ、関節の可動域が落ちて機能障害を起こす外傷性骨化性筋炎を発症することがあるので注意が必要です。

よく問い合わせを受ける骨折と打撲の鑑別の仕方についてなんですが、打撲の場合、腿や腕などの比較的肉の多い部分は痛みがあっても損傷組織が限られているため、比較的動かすことが可能で、関節の打撲では痛みを感じる組織が少ないため、動かしたことで痛みが増すことはあまりないことが多いです。一方、骨折の場合は何処を折ったとしても痛みが強く、大きく可動域が制限されます。なお「内出血が見られ、動かせるが痛みが酷い」というときは腱の張力によって骨折部位が可動していることもあるため特に注意が必要になります。

打撲の適切な処置としては患部を圧迫し疼痛をコントロールしながら温熱を加え、患部の筋肉が動作に関係する関節の可動域の範囲内で他動運動にて機能訓練を行います。他動運動→自動運動→自動抵抗運動と段階的に機能訓練の強度を強め、関節の可動域低下が最小限に済むようリハビリを行っていきます。その他には伸縮テープ(エラスチコン)、ロイコなどでテーピングを施し、日常動作、スポーツでの動作に備えます。損傷部位、損傷度合いにもよりますが通常10日程度で寛解し、症状が楽になることが多いです。

東海市、大府市、知多市で打撲の痛みにお悩みの方「ARK接骨院」にお任せください。


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