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東海市 中学生のオスグットの原因

2018.07.08 | Category: ケガの解説

中学生のオスグッドの原因とは?

一般的に大腿部(太もも)前側にある筋肉が硬くなってしまうことで、膝のお皿の下にある脛骨(けいこつ)の脛骨粗面という部分に負担がかかり、出っ張ったり腫れたり、痛みが出たりするのがオスグッドの原因だとされています。そして、オスグッドがどんな状態であったとしても、原因さえはっきりと解決させてしまえば痛みが出ることなく改善していきます。しかし、実際では病院で「オスグッドだね」と診断をされ、ストレッチを行ったり電気治療などをしているだけで一向に良くならないことも少なくありません。それは、膝の痛みを引き起こしている本当の原因が、大腿部前面の筋肉だけではないからだと考えられます。また場合によっては、「成長期に多い成長痛だから上手く付き合っていってください」と言われてしまうこともあります。ただ本当に成長期だけが原因であったとしたら同じ生活をしているクラスメートやチームメイトの全員がオスグッドに悩まされることになりますが、実際はそうではありません。

発症する子供がやっているスポーツの種目はそれぞれ違います。それぞれのスポーツ動作で負担が掛かりやすい部位にも違いがあります。また、その子の特有の動きの癖や、身体や関節、筋肉の柔軟性などの違いによっても変わってくるのです。オスグッドと診断されたとしても、その症状を引き起こしてしまう原因は個人個人によって違いますし、複数の原因が折り重なってオスグッドの原因となっている場合も見られるため注意が必要です。なので一括りにして考えることはできないのです。股関節が硬くなって、動きが悪くなり、その動きの悪さが原因になっている子、大腿部後面の筋肉の硬さが原因の子、足首の関節の硬さが原因になっている子など原因は様々です。何度も述べている通り、何よりも原因を把握することが大事になるのです。

もう一つ知っておく必要があることとして、原因がわかったとしても適切な治療を受けないと治らないということです。オスグッドの治療方法としては、サポーター、低周波、高周波、マッサージ、湿布や痛み止めを飲む、などがあります。また、アイシング、ストレッチ、大腿部を鍛える筋トレなどが行われて、これにより治るのであれば治療方法が原因に合っていると言えます。しかし、個別に考えずにどの子に対しても統一して同じ流れで治療をしていると治らないです。逆に悪化させてしまう場合もあると考えられています。

このようにオスグッドは多角的な視点から見て治療方法を考えていかなければいけません。一つの原因だけではなく複合的な理由を見つけて適切な処置を受けられることをおすすめします。
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