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東海市 肘に痛みがある時

2018.07.18 | Category: ケガの解説

ものを持ったり掴んだりした時に肘が痛いのはなぜか?

手をよく使う人が悩まされるのが肘や肘付近の痛みです。今回は肘の形態から症状を解説していきます。

「肘関節の形態、構造」

肘関節は、上腕骨、橈骨、尺骨という三本の骨から成り立っています。関節でいうと上腕骨と橈骨の腕橈関節、上腕骨と尺骨の腕尺関節、橈骨と尺骨の上橈尺関節という3つの関節を合わせて肘関節といいます。三本の骨が3つの関節を作っているという複雑な構造なため、様々な靭帯や腱によって支えられ、安定性を保っている関節です。

「肘の痛みと上顆炎」

肘の痛みで多く見られる症状は上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)t上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)です。それぞれ外側上顆炎は肘の外側が、内側上顆炎は肘の内側が痛むのが特徴で、肘や前腕を捻ったり捻じったりしながら力を出す事を繰り返すとことにより起こります。実態は、骨の膜である骨膜と、筋肉の腱、靭帯などが炎症を起こすことによる痛みです。放置していると慢性化してしまい、握力の低下、無負荷の状態で行う前腕回内回外時でも痛みが出てしまったりするなど、長い期間肘付近の痛みに苦しむことになってしまいます。

予防としては肘関節は曲げた状態で手首を返すような動き(前腕の回内回外)は苦手です。肘関節付近の組織は肘関節を曲げた状態で前腕を回内回外してしまうと大きなストレスが掛かってしまいます。なので前腕に力を入れてなにか作業を行う時には肘関節をまっすぐ伸ばした状態で行うのが好ましいとされています。

上顆炎になってしまった場合は前腕の肘に近い位置にバンドやベルト、テーピングにより弱い圧力を掛け、前腕の動きを制限することによって症状を緩和を図っていきます。前にも述べましたが上顆炎の痛みは慢性化しやすいのが特徴です。肘や肘の近くに違和感を感じた際は早めに治療院や接骨院へ相談しましょう。

東海市、知多市、大府市で肘に痛みのある時は「ARK接骨院」へお任せください。

 


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