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東海市で腰椎分離症で来院されたダンサーの治療事例

2018.05.27 | Category: 当院の治療事例

腰椎分離症と診断を受け来院されたダンサーの治療事例をご紹介します。

背骨は椎骨という骨が重なって構成されています。椎骨はそれぞれ「椎体」と後ろ側の「椎弓」とで構成され、この椎体と椎弓が疲労骨折を起こし、分離してしまった状態を「脊椎分離症」と呼びます。その脊柱分離症が腰椎部で発生することを「腰椎分離症」と呼びます。骨の成長が完了していない成長期に多く発生すると言われ、野球のキャッチャー、ダンサー、バレーボール選手、ゴルフ選手など腰を屈めたり、捻ったりする機会が多い方によく発生します。疲労骨折に分類され、原因はオーバーユースだと考えられています。

通常、腰椎分離症は「痛くても動ける」「動き続けていると痛む」程度の疼痛が多く、痛みとしては「重く痛む感じ、鈍痛」と表現されます。休んでいると痛みが無いこともあり見逃されたり、腰椎分離症自体に気が付かない事も多くあります。しかし、いくら痛みが少ない傾向にあるとは言え、動いてる最中に腰に鈍痛があり続けるのは、運動をしたい人にとってはつらい症状なのは間違いありません。

今回来院されたダンサーは腰椎分離症と診断を受けた小学校5年生、11歳の女の子です。

週に7~10回程度のダンスレッスンを受け、ダンス留学を計画するほど意欲的なダンサーです。症状としては「普段から鈍痛を感じる時があり、踊っていると痛みが強くなる」といった訴えでした。まず姿勢をチェックしたところハムストリングスが凝り固まっており、骨盤が後傾し脊柱全体に負担を掛けている事がわかりました。この女の子は身長が平均より小さかったため、より大きな動きでダンスを踊らなければならなかった為起こったことだと考えられます。あと、偏食で少食という特徴を持っていました。そのため、姿勢の矯正と共に食事のメニューを提案し治療と食事指導の二本立てで施術を進めていくことにしました。

最近では身長も少しずつ伸び始め週に一度のメンテナンスに来院されますが、腰に痛みはほとんど出ていません。この夏に渡米されダンスのレッスンを受けるそうなのでそれまで再発をしてしまわないよう、引き続きサポートしていけたらと思います。

この治療事例からも腰椎分離症の痛みは運動をしながら改善をしていける症状だと言えます。競技に全力で打ち込める期間を大切にするために、「競技を継続しながらの治療」を検討されてみてはいかがでしょう。ご相談お待ちしています。

東海市、知多市、大府市で腰椎分離症の施術なら「ARK接骨院」へお任せください。


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