- Blog記事一覧 -東海市 夏の肉離れと脱水
汗がたくさんでることは身体に良いこと?悪いこと?
最近は気温も上がり暑くなってきていますね。昔から「汗をかくことは身体に良い」とされています。しかし、汗がたくさんでることによって身体の中では様々なことがおこっているのです。今回はそんな事を紹介いたします。
まず汗をかくことによって何が起こるでしょうか?そう、身体から水分が抜けていきます。汗で出ていくよりも多くの水分を摂取しないと身体が脱水状態となり、熱中症や脳梗塞を引き起こるリスクが大幅に上がります。また、水分だけでなく、鉄分、亜鉛などのミネラルも汗とともに身体から流れ出ていくので、合わせて補給できることが好ましいとされています。
脱水状態になる入り口として、身体から水分が抜け始めてまず起こることは、筋肉や筋肉の膜である筋膜から水分が少なくなり、結果として筋痙攣(きんけいれん)や手の震えなどが起こることがあります。そのまま活動を続けると肉離れを起こしてしまったり、筋挫傷を起こしてしまったり、ぎっくり腰を引き起こしてしまったりします。
例を挙げると、サッカーを見ているとしばしば選手がふくらはぎや大腿部を抑え痛そうにうずくまっているところを見ることがあると思います。あの状態の時選手に起こっているのも脱水による筋痙攣です。グラウンドを走り回るうちに発汗し、水分補給を怠ったがゆえに筋肉が痙攣し、あのように走れなくなってしまうのです。筋肉が痙攣するだけならまだ良いのですが、多くの場合、筋肉が痙攣するのと同時に、筋肉に微細な亀裂が入り出血が起き、出血によって炎症も起こします。これを筋挫傷と呼び、筋肉の痙攣が治まった後も痙攣した筋肉を動かすと2週程度痛い状態が続いてしまいます。ちなみにぎっくり腰も同じような機序で発生します。
夏の暑い時期に起こる肉離れやぎっくり腰には発汗による脱水が深く関わっています。あまり認知されていないようなので、知ってる人は周りの人にも伝えてあげましょう。
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