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東海市 接骨院 サッカーでの怪我

2018.04.03 | Category: ケガの解説,サッカーでの怪我

サッカーでよく起こる怪我について解説します。

 

まずは大腿部前部の肉離れです。

大腿部には大腿四頭筋という筋肉が付いています。大腿四頭筋は名前の通り、表層部より大腿直筋(だいたいちょっきん)、外側広筋(がいそくこうきん)、内側広筋(ないそくこうきん)、そして深部にある中間広筋(ちゅうかんこうきん)と呼ばれる4つの筋肉で構成されています。サッカーで肉離れが好発するのは大腿直筋になります。

大腿直筋を肉離れするとまず膝を伸ばす度に患部が痛みます。これは大腿直筋が膝蓋靭帯に通じており膝蓋骨を経由して膝を伸ばす(伸展)させるときの主働筋になるからです。なので走り出す際やボールを蹴る動作をする時に痛みがでます。

肉離れは軽い順から1度2度3度に分類されており3度の肉離れは重症で治癒するまでに長い時間が掛かります。

肉離れについて詳しくはこちら

 

次に多いのが大腿部の打撲です。サッカーは競技特性上大腿部に相手の膝が当たってしまい打撲を受ける可能性が非常に高いスポーツです。打撲を受けてしまうと内出血を起こしてしまうため筋肉内部の圧力(内圧)が高まって疼痛が発生します。受傷するとその受傷してしまった筋肉の作用をすると疼痛が発生します。(大腿四頭筋受傷なら膝の伸展、ハムストリングス受傷なら膝の屈曲、股関節の伸展時などに疼痛発生)

治療としてはを腫脹を抑えることを第一に考えます。腫れさえ引いてしまえばテーピングで患部の動揺を抑えて競技に復帰することも可能です。腫脹を抑えるには患部を加圧し、疼痛を抑えながら患部を他動運動にて収縮弛緩させ代謝の促進を促します。

そしてその処置が終わるとテーピングを貼付します。

テーピングを貼る際注意しないといけないのは大腿を周回せずにテーピングを貼ることです。そように巻いてしまうと患部に最低限必要な血流を確保出来なくなってしまいます。下の写真は大腿部打撲の際貼るテーピングの一例です。

写真ではキネシオテープで半周のみX状にテーピングを巻いています。症状によって使うテーピングの固さは異なりますが、どのテーピングで巻くにしても大腿を周回させることはありません。

あとはテーピング超負荷にて運動機能訓練を行い競技の動作の動作確認をして競技復帰になります。

 

東海市 大府市 知多市でサッカーでの怪我にお悩みの方「ARK接骨院」にお任せください。

東海市 接骨院 野球肩

2018.04.02 | Category: ケガの解説,野球での怪我

東海市 接骨院 野球

野球でよく起こりうる野球肩、についてに解説します。

野球肩とは下記に記載している野球で起こりうる肩の傷害の総称です。いくつか例を挙げます。

​ベネット病変(変性)

投球数が多かったりや投球歴の長い選手などに発症します。症状は上腕三頭筋の近位付着部や滑液包などが炎症を起こしその部分に骨性の棘が形成されて投球する度に疼痛が発生します。また重症化してくると安静時や就寝時に熱感を持ちジンジン痛む事もあります。

​肩腱板損傷

棘上筋、棘下筋、大円筋、小円筋の4つの筋肉を合わせてローテーター・カフと読んでいます。カフとは袖口という意味で袖口のように骨頭を包み関節に引き付ける役割をしています。投球動作により引き伸ばされたり擦れたりして損傷します。野球で損傷しやすいのは棘上筋です。損傷したまま投球を続けると腱板断裂を起こすことがあります。

肩関節上方関節唇損傷(SLAP損傷)

関節唇とは肩甲骨の受け面(関節)と上腕骨を安定させる為と、骨同士がぶつからないように、摩擦や衝撃を和らげる為クッションになっている円状の軟骨です。
この関節唇は線維性軟骨と言ってさほど固くない軟骨なので野球やテニスのサーブ、やり投げなど腕を肩より高い位置から強く振りおろす動作のスポーツではインナーマッスルが正しく機能しません(ゼロポジション)。肩甲骨との連動がうまくできないと「手投げ」状態になり、上腕骨と肩甲骨が正しくない位置で動き摩擦が起きてしまいます。両手を強く突いたりコンタクトスポーツや格闘技などでの外からの衝撃や、上腕二頭筋の牽引力でも傷めてしまうこと

関節唇自体が完全に剥離してしまうと手術を行わないと元の状態には戻りませんが、症状の度合いにより、正しく治療しリハビリトレーニングをすれば、競技継続も可能な場合も多くあります。

上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋長頭腱炎に関してはこちらへ

 

インピジメント症候群

インピンジメントとは「挟まる」や「衝突」という意味を持ち、インピンジメント症候群では肩峰と上腕骨の間にクッションである滑液の袋、棘上筋やその腱が挟まり腕を横から上げていく際、前述した組織を挟み込むことにより起こる症状です。肩をと耳介を近づける動作を繰り返して行うと炎症が起こり、関節内の上腕骨と関節唇がぶつかり上記の上方関節唇損傷(SLAP傷害)を起こす場合もあります。インピンジメント症候群になってしまうと肩を上げていくとき、ある角度で痛みや引っかかりを感じ、それ以上に挙上できなくなってしまいます。肩を上げるとき、あるいは上げた位置から下ろしてくるときに60-120°の間で特に強い痛みを感じることがあります。これを有痛弧徴候(ペインフルアークサイン)と呼びます。

肩甲上神経麻痺

肩甲上神経とは、首から出て肩甲骨の後ろ側を支配し、上腕骨を上げたり外に回したり肩甲骨に引き寄せる役割をする背中の筋肉などを支配する神経です。
野球やバレーボール、テニスにも多く腕が水平以上は上がらないが痛みが出ない場合もあります。肩関節不安定症(ルーズショルダー)の原因になることもあり、肩腱板損傷を合併することもあります。そうなってくると肩の可動域が下がり、感覚に違和感が出たり、筋肉の委縮がおこり肩甲骨が浮き出して見える(翼状肩甲)場合もあります。

肩峰下滑液包炎

繰り返される投球動作により肩峰の下部、上腕骨の上部に位置する滑液の袋が炎症を起こす症状です。

この部位は血管や痛みを感じる神経がたくさん通っているので激しい痛みを感じることも多いです。また、炎症が長期に渡ると組織が癒着し肩関節の可動域が著しく制限されてしまうこともあるため放棄の対処が重要です。

 

以上簡単に解説をさせて頂きました。肩の損傷は総じて長引くことが多いので早期受診をおすすめします。

東海市 知多市 大府市で野球をやっていて肩の痛みにお悩みの方「ARK接骨院」へおまかせください。

東海市 足関節捻挫 接骨院

2018.04.01 | Category: ケガの解説

東海市 足関節捻挫 接骨院

今回は足首の捻挫に対して解説します。足首の捻挫には内反捻挫と外反捻挫の2種類があります。よく発生するのは内反捻挫で、その理由としては足関節の構図上、内反方向への不安定性の大きいからです。外反捻挫は骨性の支持があるため発生する頻度事態自体は少ないですが発生してしまうと骨折を伴う重症になることが多いです。

 

足首の外側には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯という靭帯がありますこの中で内反捻挫の時に損傷しやすいのは前距腓靭帯と踵腓靭帯の2つです。内反捻挫を起こした場合、損傷する靭帯には順番があります。 まず前距腓靭帯、次に踵腓靭帯、さらに外力が大きく加わると後距腓靭帯が断裂、 そのためにまず前距腓靭帯から守る必要がでてきます。内反捻挫をよく起こす選手にはまず前距非靭帯をサポートするテーピングを貼付する必要があります。

外反捻挫の時は三角靭帯が損傷しますが、この靭帯は強く、付着部も他の靭帯に比べて広いため完全断裂することはまれで、多くは内顆の裂離骨折や脛腓靭帯結合の破壊を伴います。このことからも分かるように外反捻挫は内反捻挫に比べて重症になりやすいです。

足首の捻挫で重要な事は亜脱臼の合併の有無を確認することです。受傷後アイシングをして腫れが引いてきた時に健側足首と比べて著しく可動域が少ない場合は亜脱臼の合併を疑います。その場合は整復をしてから固定することが必要になってきます。整復をせずに固定をしてしまうと治癒が遷延し可動域も小さくなってしいます。腫脹が激しい場合は鑑別をするのが非常に難しいのでまずは腫脹を抑えるためにアイシングとテーピングによる圧迫を行います。

足首の捻挫の続発症としては足根洞症候群や足底筋膜炎があります。

足根洞症候群の原因の約70%は足首の内反捻挫や他の捻挫の受傷後に適切な治療をしないまま経過した場合に起こることがあります。足根洞の近くには足関節の重要な靭帯が多数存在 し、足関節を捻挫し、前距腓靭帯が損傷することにより、同時に周囲のいろいろな靱帯が損傷を 受け、足根洞内に出血し、その出血が瘢痕組織や線維組織に置き変わり滑膜炎や浮腫を起こし、運動時の痛みや神経痛の原因になります。足根洞症候群の詳しい説明については別記事で行いたいと思います。

 

「少し足首を捻っただけ」そんな軽い捻挫でも様々な続発症、後遺症が起こることがあります。

東海市 大府市 知多市で足首の捻挫にお困りの方「ARK接骨院」へお任せください。

 

東海市 バスケットボール 足首の捻挫

2018.04.01 | Category: バスケットボールでの怪我

東海市 バスケットボール 足首の捻挫

 

バスケットボールは横の動きにも縦の動きに富んだ競技です。

多く起こる怪我としては、指関節捻挫(いわゆる突き指)足関節の捻挫、大腿部(太もも)の打撲などがあります。

肩関節の脱臼や腱板損傷、膝関節の前十字損傷、内側側副靱帯損傷、半月板損傷なども起こることがあり、これらは長い時間、競技を離れて治すことに専念しないといけなくなる事も多いです。

今回はその中でも最も多く起こる怪我のひとつである足関節(足首の)捻挫についてお話します。

足関節の捻挫の最も多い発生機序としてはリバウンド奪取時に相手プレイヤーの足の上に着地してしまった時に起こる足関節の捻挫です。大きく分けて足関節の捻挫には内反捻挫と外反捻挫の2種類あり、足関節の構造上起こりやすいのは内反捻挫になります。

予防として足関節にサポーターを着ける選手が多いのですがこれが実は良くはありません。

なぜなら市販のサポーターはその汎用性を重視されており、個人個人の足に完璧にフィットしてサポートが出来ているわけではないからです。ではどうしたら良いのか、というところで出てくるのがテーピングです。テーピングといえば白くて固い「ホワイトテープ」を思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし、ホワイトテープで足関節を覆ってしまうと関節は動きに大きな制限を受けることになります。それでは良いパフォーマンスを発揮することは出来ません。(ジャンプ力の低下、筋肉の出力の低下が起こる)

伸縮性のある「伸縮テープ」やもっと柔らかい「キネシオロジーテープ」などを使い適切な方向に適切な張力を掛け貼付する必要があるのです。

当院では足関節捻挫の症状に悩んで訪れる選手たちにはサポーターではなくテーピングを勧めています。なかなか難しいことになるのですが、各選手が自分の足の状況に合わせてテーピングを巻くことが出来るようになるまで根気強く指導しています。

東海市 接骨院 ぎっくり腰

2018.04.01 | Category: ケガの解説

東海市 接骨院 ぎっくり腰

腰に痛みが出た時、大多数の人が「ぎっくり腰だ!」と考えると思います。ぎっくり腰とは腰部又は腰部付近の損傷の総称で正しくは腰椎捻挫、または腰部挫傷という傷病名になります。

ドイツ語では「ぎっくり腰」の事を急に激しい痛みに襲われることから「悪魔の一撃」とも言います。

重いものを持ったときや、くしゃみをした時、かがんだ時や立ち上がった時にも起こることがあります。損傷には筋肉の膜(筋膜)のみに傷が入る1度損傷、筋膜が切れ筋肉にも一部傷が入る2度損傷、筋膜も筋肉も完全に切れてしまう3度損傷に分類することが出来ます。一般的に1度だと7日程度、2度だと14週程度、3度だと入院や手術が必要になることがあります(かなり稀ですが…)

対処法としてはなった当日からなるべく冷やさないようにして患部の血流を確保します。何故温めるのかというと炎症物質(プロストグランジン、ヒスチジンなど)を早く代謝させるためです。よく冷やしたらいいか?温めたらいいか?という質問を受けるのですがぎっくり腰に関しては温める方が早く活動できるようになります。

応急処置が終わるとテーピングを状況にはよりますが、エラスチコン+ロイコ→キネシオ+エラスチコン→キネシオの順に日にちが経つにつれ強度と貼り方を変えながら貼っていきます。同時に脊柱起立筋群、腸腰筋の固さを手技によるマッサージで取っていきます。腰を痛めると足を動かす(屈曲)動作が怖くなるので股関節が固まります。なので足を思い切って動かせるよう股関節のストレッチと歩行訓練も行います。

それは一度損傷した組織は完全に元の状態に戻ることがないのでぎっくり腰は再発しやすいと言われています。

一度損傷した組織が修復を終えると修復跡が瘢痕(はんこん・かさぶたの様なもの)に置き換わります。この瘢痕組織はもともとの組織より固いことが多く、正常な組織と瘢痕組織の固さが異なるためその境目は裂けやすく(傷が入りやすく)なってしまうのです。これが原因でぎっくり腰は再発しやすいと言われているのです。

 

東海市 大府市 知多市でぎっくり腰にお悩みの方「ARK接骨院」にお任せください。

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