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東海市で首の痛みならARK接骨院

2018.06.06 | Category: ケガの解説

今回は首の痛みで多く見られる頚椎捻挫について解説します。

頚部(首)を捻るような衝撃、動きによってにより受傷し、頸部が痛むのはもちろん首に掛かった外力によっては頭部、両肩にかけても強い疼痛、頚椎(首)の運動制限が発生する症状です。
まずスポーツによる頸部の外傷で最も多く発生するのが頚椎捻挫です。当障害は筋肉、靭帯、関節などの軟部組織の損傷が原因として挙げられます。頚椎捻挫の代表的な受傷肢位は頚椎の過伸展損傷であり、例えば、交通事故で車に乗車し停車している際に、後方から来た車に、追突されて首が後ろに振られるような受傷肢位を取ることが多いです

どのような痛みが生じるかというと、頚部の安静時痛(じっとしていても首が痛む)、運動時痛(動かす時に痛む)が主な痛みです。また重症になると両肩まで疼痛が放散することもあります。
行っていく治療としては、まず受傷後緊張してしまっている頚部の筋肉(頚部板状筋、胸鎖乳突筋など)の緊張を取り除きます。 症状によってりますが多くの場合は頚椎捻挫は数日から数週間以内に寛解することが多いので、その際はスポーツ選手であれば運動量の制限、テーピング貼付下での運動機能訓練を行っていきます。
頑固な頚部痛数日以上続き、頭痛まで出現してくるような場合には、レントゲンを撮影して骨折がないことを確認する必要があります。骨折が無かったとしても頚椎の構造や形には個人差があり、症状の善悪、改善期間にも個人差があるため、治療が長期化することも考えられます。また、もともと頚椎に脊柱管狭窄がある場合、受傷した頚椎捻挫がトリガーとなり症状が増大することが考えられるため特別注意が必要です。

首の痛みに関してよく「寝違えた」と話される方がいます。この「寝違え」というは首の組織に起こった損傷の総称として使われています。寝違い≒頚椎捻挫と覚えておくと症状に関しての理解が進むと思います。

東海市、知多市、大府市で首に痛みのある方は「ARK接骨院」へお任せください。

東海市で膝に痛みがあった男性の治療事例

2018.06.02 | Category: 当院の治療事例

ゴルフをやった際、膝の屈伸運動を行った直後から膝に引っかかり感と運動痛が出現してしまった男性の治療事例をご紹介します。

この男性は月に3回程度趣味としてゴルフを嗜まれ、友人とともにラウンドを回られるようなプレイスタイルの方でした。いつものように準備運動の一環として膝の屈伸運動を行ったところ「カリッ」とした音が膝から鳴り痛みが発生してしまったそうです。

来院時は階段の上り下りでも疼痛が生じ、膝の屈伸運動が不可能な状態で寝返りを打つ際や歩きだす一歩を出す時にも疼痛がある状態でした。他覚症状としては膝の他動運動を行うとクリック音と小さな引っかかり感を触知することができました。特に膝関節内側に疼痛が強く他動的に捻転させると疼痛が増大しました。

以上のことから内側半月版が関節内に引っかかっている可能性を考えました(半月板のロッキング)改善方法としては、内側半月板は内側側副靱帯という強靭な靭帯と付着しています。その内側側副靱帯は半腱様筋、半膜様筋、縫工筋などの筋肉の牽引力により引っ張られます(直接付着は無いが筋膜で繋がっているため)内側側副靱帯が動くと同時に内側半月板も動くのでまずこれらの筋肉の硬さをディープティシューマッサージによって取り除いていきました。

その後は筋の緊張が取り除かれたことを確認し、関節モビリゼーションを行い半月板のロッキングを少しずつ取っていきます。この方は特に内側半月板の可動性が大きかったためこのような状況になってしまったと考えられます。今後は継続して膝内側部に影響を及ぼす可能性のある筋肉の柔軟性を保持するための機能訓練及び運動指導を行っていきます。

最後に膝内側側副靱帯のサポートテーピングの指導をさせていただきました。

東海市、知多市、大府市で膝の痛みにお悩みの方「ARK接骨院」へお任せください。

東海市で腰椎分離症で来院されたダンサーの治療事例

2018.05.27 | Category: 当院の治療事例

腰椎分離症と診断を受け来院されたダンサーの治療事例をご紹介します。

背骨は椎骨という骨が重なって構成されています。椎骨はそれぞれ「椎体」と後ろ側の「椎弓」とで構成され、この椎体と椎弓が疲労骨折を起こし、分離してしまった状態を「脊椎分離症」と呼びます。その脊柱分離症が腰椎部で発生することを「腰椎分離症」と呼びます。骨の成長が完了していない成長期に多く発生すると言われ、野球のキャッチャー、ダンサー、バレーボール選手、ゴルフ選手など腰を屈めたり、捻ったりする機会が多い方によく発生します。疲労骨折に分類され、原因はオーバーユースだと考えられています。

通常、腰椎分離症は「痛くても動ける」「動き続けていると痛む」程度の疼痛が多く、痛みとしては「重く痛む感じ、鈍痛」と表現されます。休んでいると痛みが無いこともあり見逃されたり、腰椎分離症自体に気が付かない事も多くあります。しかし、いくら痛みが少ない傾向にあるとは言え、動いてる最中に腰に鈍痛があり続けるのは、運動をしたい人にとってはつらい症状なのは間違いありません。

今回来院されたダンサーは腰椎分離症と診断を受けた小学校5年生、11歳の女の子です。

週に7~10回程度のダンスレッスンを受け、ダンス留学を計画するほど意欲的なダンサーです。症状としては「普段から鈍痛を感じる時があり、踊っていると痛みが強くなる」といった訴えでした。まず姿勢をチェックしたところハムストリングスが凝り固まっており、骨盤が後傾し脊柱全体に負担を掛けている事がわかりました。この女の子は身長が平均より小さかったため、より大きな動きでダンスを踊らなければならなかった為起こったことだと考えられます。あと、偏食で少食という特徴を持っていました。そのため、姿勢の矯正と共に食事のメニューを提案し治療と食事指導の二本立てで施術を進めていくことにしました。

最近では身長も少しずつ伸び始め週に一度のメンテナンスに来院されますが、腰に痛みはほとんど出ていません。この夏に渡米されダンスのレッスンを受けるそうなのでそれまで再発をしてしまわないよう、引き続きサポートしていけたらと思います。

この治療事例からも腰椎分離症の痛みは運動をしながら改善をしていける症状だと言えます。競技に全力で打ち込める期間を大切にするために、「競技を継続しながらの治療」を検討されてみてはいかがでしょう。ご相談お待ちしています。

東海市、知多市、大府市で腰椎分離症の施術なら「ARK接骨院」へお任せください。

誰も語らない食品成分のヒミツ

2018.05.21 | Category: 食事、サプリメント情報

今回は食品栄養表示のヒミツについてお知らせしたいと思います。

皆さんは「ゼロカロリー」や「カロリーオフ」というワードを見たことや聞いたことはありますか?

栄養表示では「ゼロカロリー」と表記があるものは100g当たり5kcal未満(飲料の場合は100ml当たり5kcal未満)であることを「カロリーオフ」は100g当たり40kcal以下(飲料の場合は100ml当たり20kcal以下)であることを示しています。なので「カロリーオフ」の食べ物を1食1kg、1日3食べたとしたら1日で1200kcal摂ることになります。これはタンパク質、脂質、炭水化物での合計カロリーなので、栄養組成によっては思わぬ結果を招くかもしれません。このことから「カロリーオフ」の製品には注意する必要があると言えます。

次に糖質についての解説です。「糖類ゼロ」「ノンシュガー」「無糖」などの表示も見かけることもあると思います。

例えば飲料のラベルに「糖類ゼロ」「ノンシュガー」「無糖」なんて表示してあったとしたら、その飲料に含まれる糖質が100g当たり0.5g(100ml当たり0.5g)以下であると言えます。しかし、例え本当に「糖類ゼロ」であったとしても「甘くない」事を証明してくれるかどうかはわかりません。含まれる糖類が0.5g未満でも、糖類に分類されない糖アルコール性の人工甘味料をで甘みを付けている場合はそれを栄養表示に表示する義務が無いからです。なので人工甘味料によるcalを摂取してしまっている可能性はあります。ダイエットコーラなどはこの解説に当てはまります。

よくcalのあるゼリーなどに入っている「難消化性デキストリン」に関しては食物繊維であるため摂取しても糖質として身体に吸収されることはありません。ここでも表示のからくりがあるのですが、炭水化物から食物繊維を除いたものが「糖質」であるので、栄養表示で炭水化物15gと表記されていてもその全てが糖質であるのかどうかはわからないのです。もし糖質を摂りたくない人がその食品を摂取するとして、その15gのうち前述した難消化性デキストリンが大半を占めていた場合は摂取を控える必要はありません。炭水化物=糖質+食物繊維 であると覚えておくと便利でしょう。最近では徐々に食物繊維と糖質を分けてセールスポイントとして表示するメーカーも増えてきました。

栄養成分表示で表示が義務付けられているものは熱量(cal)、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムのみになっています。ぜひともその他の成分も正確に表示するよう食品メーカーには頑張って頂きたいものです。

東海市で肘の痛いソフトボール選手の治療事例

2018.05.19 | Category: 当院の治療事例

今回はソフトボール選手の治療事例をお伝えいたします。

プロフィール

15歳女性、ポジションキャッチャー、ソフトボール歴5年

症状

投球時に肘の内側に鋭い痛みが走る。バッティング時にも同じ様な痛みがある。

この痛みはボールを思いっきり投げたり、肘のオーバユースが原因で発生する野球肘と呼ばれる症状です。野球肘は内側型、外側型、後方型に分かれていて彼女の場合は内側型が当てはまります。「上腕骨内側上顆炎」や「内側側副靭帯損傷」などが起きている可能性があり、反復性としては上腕骨内側上顆炎、突発性として内側側副靭帯損傷が起こりやすいです。

ソフトボールは野球ボールより大きく投げる時も野球ボールを投げる場合より大きな力が必要になります。そして競技特性上、投球数の制限を行わないことも野球肘を誘発する原因になっています。度重なる投球により前腕にある筋肉、手関節屈筋群が硬くなると、肘の内側(内側上顆)を引っ張る力が増し、結果として腱や靭帯、骨の膜である骨膜が炎症に炎症が起こってしまいます。この選手の場合も同様で、初めて来院された時は、度重なる試合や遠征での投球で前腕の筋肉がパンパンに張ってしまっている状態でした。更に手関節の亜脱臼も併発により手関節屈筋群の腱が余分に引っ張られ痛みを助長させていました。

亜脱臼を整復するにはパンパンに張ってしまった前腕の筋肉は邪魔になってしいます。なのでまず温熱を加え加圧ベルトにて患肢の加除圧を行い手技によるマッサージで前腕の筋肉の張りを取り除いていきました。次に手関節亜脱臼の整復に移ります。手関節は手根骨と呼ばれる次の8個の骨で形成されています。手根骨…1,有頭骨(ゆうとうこつ)2,有鉤骨(ゆうこうこつ)3,豆状骨(とうじょうこつ)4,三角骨(さんかくこつ)5,月状骨(げつじょうこつ)6,小菱形(しょうりょうけいこつ)7,大菱形骨(だいりょうけいこつ)8,舟状骨(しゅうじょうこつ)

この8個の骨はとても小さいのでしばしば亜脱臼を起こします。ソフトボールの場合バッティング時にも投球時にも手関節に大きな力が加わるので、内側上顆炎を抜きにしても手関節の亜脱臼のみを起こしている選手も多くいます。今回はこの8個の骨の配列を正しく整復し、一連の処置は終了です。保護者の方にも来て頂き、練習時に巻くテーピングの方法を覚えていただきました。

東海市、知多市、大府市でソフトボールでの肘の痛みなら「ARK接骨院」へお任せください。

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